都会の喧騒とは違うゆったりとした時間が流れる島の暮らしに、誰もが一度は憧れるのではないでしょうか。 島国である日本には6,852もの島があり、その中で有人島は300ほど。海に囲まれた島、本州から遠く離れた離島には、独自の豊かな文化や食、風土があります。ここには、そんな個性豊かな島の暮らしを身近に感じられるプロジェクトがたくさん。きっとあなたにぴったりな島を見つけられるはずです。 暖かい海でダイビングしたり、涙が出るほど綺麗な夕日を見たり。 あなたはどんな島が好きですか。
美しい自然に囲まれた島での生活は、賑やかな都会とは一転、穏やかでスローなものです。のんびりと自然のペースに合わせて生活することで、ストレスが減り、心の安定が得られるかもしれません。漁業や農業が盛んな島では、新鮮で美味しい食べ物が身近にあり、自然豊かな島では、シュノーケリング、サーフィン、ハイキングなど、多彩なアウトドア活動を楽しめます。伝統行事や地元のお祭りを通して、島独自の歴史や文化を味わうこともできます。 一方で、海を隔てた島での暮らしには、想像もしなかった大変なことや不便さがあるのでは…と不安に思う人もいるかもしれません。島への移住を考える時によくある疑問をまとめてみました。
家や仕事は見つかる? 離島などでは、すぐに住める空き家が少ない、空き家はあっても不動産屋がない等の理由から、本州などに比べて住居を探すのが難しいことがあります。お試し住宅や空き家探しのサポートをしてくれる自治体も多くあるので、気になる島の移住担当者に相談してみましょう。 また、漁業や農業、観光などの季節労働が多い島で、一年を通して仕事があるかどうか不安に思う方もいるかもしれません。例えば「特定地域づくり事業協同組合」がある地域では、季節に応じて島内の複数の仕事をすることができます。SMOUTにも多くのプロジェクトが掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
移動や公共サービスへのアクセスは? 公共交通機関が発達していない多くの島では、運転免許証と自動車があるに越したことはないでしょう。でも諦めることはありません。例えば小規模な島では、日常生活は徒歩で十分な場合や、駐車スペースが少ないため車より自転車やスクーターの方が便利、ということもあります。SMOUTで、各島の先輩移住者が発信している情報をチェックしてみましょう。 また本州などから島への移動手段は、船や飛行機がほとんど。島内に十分な医療施設がなく、緊急の医療ケアや専門的な治療を受けることが難しい場合もあります。産科医のいない島では、検診のたびに船や飛行機に乗ったり、出産前には里帰りすることなども必要です。移動にかかる費用の補助等を行っている島もあるので、移住担当者に聞いてみてください。
物資の調達は難しい? 離島などの場合、一般的には本州などより物資の調達が難しく、多くの費用がかかります。漁業は盛んでも農地が少ない島では、野菜類は本土から船で運ばれるため、新鮮な野菜が手に入りにくく、都市部並みに高価なことも。海が荒れて貨物線が何日も港に着けないと、スーパーの棚が空っぽになることもあります。 たいていのものはネット通販で手に入れることができますが、本州に比べプラス1日以上の配達日数と、離島配達料が追加されることを頭に入れておきましょう。また、大型の家具や家電、建築資材、引っ越しなどは、専用コンテナをチャーターするなど手間と費用がかかることもあります。
インターネット回線の状況は? 離島を含む多くの島には海底ケーブルによる光回線が通っていて、都会と変わらない快適な速度でインターネットを利用できます。しかし冬場や台風の時期などには、海が荒れて海底ケーブルが切れ、何日も、何週間も回線が使えなくなることも。リモートワークなどでインターネットを必ず利用する必要がある方は、対策をイメージしておくとよいでしょう。
自然豊かな奄美大島や、一年を通して穏やかな気候の瀬戸内の島は、移住先として人気の地域。隠岐群島(海士町)では、島留学など若い人を受け入れる土壌が豊かです。鹿児島県の徳之島は、手厚い支援を通して積極的に移住者を受け入れています。沖永良部島や与論島では、前述の「特定地域づくり事業協同組合」制度により、仕事を確保してから移住する体制が整っています。「東京の島」伊豆諸島各島も見逃せません。このページの中にもたくさんの魅力的なプロジェクトが掲載されています。気になったプロジェクトをぜひチェックしてみてください。
移住したい島が見つかったら、できれば時期を変えて何度か足を運んでみましょう。夏は暖かく快適な気候でも、冬は冷たい強風が吹き荒れ、ものすごく寒い日々が続く島もあります。また、島の豊かでダイナミックな自然環境と、台風、噴火、地震などの自然災害は表裏一体。地域の暮らし体験企画や移住交流施設などを活用し、四季を通してのリアルな生活を体験しておくとよいでしょう。
小さくて結束の強いコミュニティの中で、お互いに助け合って生活する島の暮らしでは、人とのつながりがとても大切です。せっかく移住したのにこんなはずじゃなかった…ということにならないように、ぜひ移住前に地域の人と話してみてください。 SMOUTで公開されている、先輩移住者が自身の体験をシェアするイベントなどに参加してみてもいいですし、希望する移住先の地域の人にメッセージで気軽に相談することもできます。移住前から現地の知り合いができるので、とても心強いですよ。 まずは気になるプロジェクトに気軽に「興味ある」ボタンを押して、憧れの島暮らしの一歩を踏み出しましょう!
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