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農作物を通じて人と人をつなぎ、町の魅力に光を当てる。三重県多気町の地域おこし協力隊を募集!
山深く緑が豊かで、四季の移ろいや時間の流れを全身で感じることができる三重県多気町。
豊かな自然だけでなく、名古屋や大阪への交通アクセスの良さをはじめとした生活の利便性も併せ持つのが、この街の魅力です。
「ごかつら池ふるさと村」(以下、ふるさと村)は、そんな多気町を楽しむ起点となる施設。地元で採れた新鮮な野菜や果物を販売するショップである「マルシェグランマ」を中心に、レストラン、ごかつら池動物パーク、バーベキュー場やバンガロー・ロッジなどの宿泊施設が一体となっています。施設の隣にある池・五桂池の、夕暮れ時の眺めがとても美しいのが自慢です。
観光で来た方、地元の方、生産者さんらが集い、地域の交流の場にもなっている「ふるさと村」。
今回は地域おこし協力隊として、私たちと一緒に「ふるさと村」と多気町を盛り上げてくれる仲間を募集します。
地域の魅力を理解し、地元の方と「ふるさと村」との橋渡しを
私は統括マネージャーとして、ふるさと村全体のマネジメントを担当しています。
多気町に住み始めて、現在13年目。2011年、「のどかな町の一軒家に住んでみたい!」と思い立ち、兵庫県の明石市から縁もゆかりもないこの町に移住してきました。
元々1、2年ほど暮らす予定でしたが、思っていた以上に居心地がよく、気づけばこんなに長い間住んでいます(笑)。周りには高齢の方が多いのですが、皆さんよその土地から来た私を娘のように可愛がってくれて、毎日のようにたくさんの野菜をくださいます。
さて、ふるさと村の「マルシェグランマ」では、次郎柿やみかんなど、主に地元農家さんの育てた野菜・果物や加工品、工芸品などを販売しています。
やりたいことはたくさんあるのですが、課題もいろいろ。
たとえば「マルシェグランマ」に野菜を納品していた農家さんの中には、「野菜はまだ作っているけれど、高齢になって運転免許を返納したから納品ができない」という方もいらっしゃいます。私たちが野菜を引き取りに行けるとお互いハッピーなのですが、なかなかそこまで手が回らない現状に歯がゆさを感じています。
さらに、美味しい野菜を作っているけれど、ふるさと村でまだお取引がない生産者さんもたくさんいるので、これからは新しい生産者さんともどんどん出会っていきたいです。
こういった課題ややりたいことを一つずつクリアしていくためには、地域の魅力を理解して地元の方と私たちとの橋渡し役を担ってくれる新しい力が必要。高齢の生産者さんの元を訪れて販売のサポートをしたり、まだお付き合いのない生産者さんとのつながりを産んだり、コーディネーターとして活躍してくれる方の力をお借りできると嬉しいです。
私ももうここに暮らして13年、すっかり多気町にも慣れ、外から見たこの土地の魅力に気づきにくくなってしまいました。
初めて多気町を訪れたとき、夜があまりにも静かで、飛行機や車の音がせず自然の音だけが聞こえ、何百年も前の人と同じ感覚を味わっているような気持ちになったこと、蛍の光の美しさに感動したこと、街灯がないのに外を歩けるくらい月が明るかったことを、今でも鮮明に思い出します。
ぜひ、そんな新鮮な視点で多気町の魅力を見つけ、私たちに教えてもらいたいと思っています。
統括マネージャー上野さんと店長入谷さん。和やかな雰囲気で笑顔
農家さんのご訪問・おしゃべりするのが、お仕事のひとつ。
大切なのは、地域の方々との密なコミュニケーションを楽しめること
「マルシェグランマ」で取引している生産者さんの中には、元々お客さまとしてここを訪れ、「私も何か販売できる?」と相談してくださったことをきっかけにお付き合いが始まった方もいます。
このように、お客さまや農家さんと日々お話することが多いので、人と接するのが好きな方には楽しめる職場だと思います。
「野菜をこういうふうに加工して、こんなデザインで売り出したらいいかも!」「こんなイベントを企画するのはどう?」といったアイデアを出すことが好きな方も大歓迎。
農業は後継者不足が問題となっているので、SNSで若い方に農業の魅力をPRする活動にも力を入れていきたく、SNSでの発信スキルをお持ちの方も活躍できると思います。
とはいえ、あまりこちらが「こういうことをやってほしい」と言うと応募のハードルが上がってしまいますよね(笑)。私たちも、「絶対にこれをしてくれなきゃダメ!」とは思っていません。仕事内容は興味を持ってくれた方のスキルや得意なことに合わせて柔軟に考えたいですし、一緒に学びながら多気町を盛り上げていきましょう!
自らの移住経験〜今後の展望を語ってくれた、上野さん
生産者さん・農業の魅力をPRしてください。
新しい人をあたたかく迎える土壌を作りたい
今回のポジションは「地域おこし協力隊」の枠での募集です。
住民票を多気町に移していただくこと、基本的に8時から17時まで勤務すること以外は、特にルールや条件はありません。勤務時間以外は自由なので、多気町から足を伸ばして他の地域に行ってみたり、副業をしたり、ぜひこの場所での生活を自由に満喫してください。
ふるさと村には、レストランやバンガローの宿泊受付など、さまざまな業務があります。その中で、今回来ていただく方は主に「マルシェグランマ」で私や店のスタッフさんと一緒に働くことになります。スタッフはほぼ地元の方で、とても優しい雰囲気の職場です。
知らない町での仕事や暮らしは不安もあると思いますが、私も移住者なので、移住してきた人の気持ちはわかるつもりです。私が多気町の人たちに温かく迎えていただいたように、今度は私が、新しく来る方を受け入れる番だと思っています。
マルシェグランマのお客様とのコミュニケーションも大切に。
BBQ、レストラン、動物園と幅広く楽しめるふるさと村
高校生レストラン
テレビドラマ「高校生レストラン」のモデルになった県立相可高校食物調理科生徒が運営する調理実習施設がごかつら池
ふるさと村にあります。
三重県産食材を使った料理はどれも絶品、しかもお得感満載!
高校レストランを経験した生徒たちが、たくさん料理人として巣立っていっている夢が詰まった場所です。
yahoo ニュースに取り上げていただきました!
yahoo ニュースに取り上げていただきました!
他の協力隊の募集も掲載してあるので、是非ご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/781d8812d1c6ac287bf73a8a9153e3f0346d8741
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多気町は山深く、緑が豊かです。都会と違って、四季の移ろいや時間の流れを全身で感じることができます。お寺が多いので、夕暮れ時になると山に鐘の音が響き渡るんですよ。その情景がすごく好きです。あと、夜になると一切の音がなくなって、神秘的な静けさを感じることができます。
また、多気町に来てすぐの頃、七色に光るタマムシを見つけて感動しました。大人になってから、虫取りに行くなんて思っていなかったのですが、それがとっても楽しくて。多気町の自然から、いろいろな楽しさを教わっています。あと、お米も野菜もお肉もお魚も、なんでも美味しい。豊かな自然と食が多気町の魅力です。
三重県のほぼ中心に位置する多気町(たきちょう)。
程よい田舎で地方都市にも近く生活しやすい地域です。食のまちとも言われ今でも伊勢神宮に産品を奉納されております。多気町でしか育たない山芋の一種の「伊勢いも」や前川次郎という品種の柿、松阪牛の肥育産地でもあるので山の幸、海の幸(海も近いです)に恵まれております。
多気町には高校生が部活動で運営する高校生レストランがございます。高校生が頑張って切り盛りしておりますのでぜひお越しください。