
三重県指定伝統工芸品「那智黒石」に携わる後継者候補(地域おこし協力隊)を募集
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2025/04/15「興味ある」が押されました!
2025/04/14三重県熊野市は紀伊半島の南東部に位置し、産業としては、農林水産業のほか、近年では世界遺産に登録された「熊野古道」をはじめ、海と山それぞれに絶景を望める場所が数多くあることから、インバウンドを含む観光客が多く訪れる「世界遺産のまち」として観光業が発展しています。 総人口は2025年3月1日現在で14,886人、高齢化率44.9%と過疎、高齢化が著しい地域です。特に、若い世代は進学の他、企業を求めて市外に転出する傾向にあり、人口減少の一因になっております。また、市内では地元事業所での働き手の減少と共に、事業主の高齢化による事業承継も喫緊の課題となっております。
このような中、熊野市神川町でのみ採取できる那智黒石は、碁石の黒石として有名であり、硯やアクセサリーなどに加工されています。また、令和2年に特許庁の地域団体商標に登録され、伝統工芸品として更なる振興が期待されています。 そこで、熊野市では那智黒石の更なるPRや販路拡大、那智黒石産業の担い手として地域おこし協力隊を募集します。※那智黒石は熊野那智黒石協同組合の地域団体商標です。
伝統技術をつなぐ
那智黒石を取り扱う事業者では「熊野那智黒石協同組合」を設立しており、現在、3事業者が加盟しています。那智黒石産業の維持・発展のために担い手を募集します。
地域おこし協力隊員には、組合事務局や事業者の皆さんとともに次の業務を担っていただきます。
①那智黒石の製造に係る業務 ②那智黒石の更なるPRや販路拡大に係る業務 ③那智黒石の新商品開発に係る業務 ④その他、那智黒石の振興に係る業務


新しい視点で那智黒石の活用を一緒に考えましょう
那智黒石は碁石、硯(すずり)、試金石にエステストーンなど原石を活用して作る商品や、コップ、置物など粉末にして樹脂と混ぜ合わせて作る粉末成形品があります。
あなたの培ってきた経験を生かして、新しい商品開発に向けたアイデアをお待ちしています。


募集要項
地域おこし協力隊員には、組合事務局や事業者の皆さんとともに次の業務を担っていただきます。 ①那智黒石の製造に係る業務 ②那智黒石の更なるPRや販路拡大に係る業務 ③那智黒石の新商品開発に係る業務 ④その他、那智黒石の振興に係る業務
【募集条件】 ①概ね20歳以上45歳未満(性別不問) ②3大都市圏内の都市地域若しくは一部条件不利地域又は政令指定都市に在住しており、採用後市内の活動地区に生活拠点を移し、住民票を異動できる者 ③過疎地域の活性化に意欲があり、集落になじむ意思のある者 ④普通自動車免許を取得し、運転できる者 ⑤活動期間後に地区内に定住する意思がある者 ⑥地域の行事やイベントに参加・協力し、積極的に地域と関わることができる者 ⑦那智黒石のPR・加工・販売に熱意をもって取り組む意思のある者
月額193,800円(6月、12月期末手当あり)
【雇用期間】 委嘱日から1年間。最長で採用日から3年間まで延長可。 会計年度任用職員として市が雇用します。
【勤務日及び勤務時間】 原則平日、8時30分~16時30分まで(休憩60分) 土日勤務がある場合は代休等で対応
【勤務場所】 市内事業所(熊野市神川町)及び熊野那智黒石協同組合事務局(熊野商工会議所内)
【加入保険】 雇用・厚生・健康
【住居】 市で用意した住居(市内)に入居していただきます。
【活動に要する経費】 予算の範囲内で支給します。
【応募手続及び場所】 (1)受付期間 令和7年5月30日(金)まで(土曜日、日曜日、祝日を除く) 午前8時45分から午後5時00分まで受付 ※郵送による場合は、当日必着有効
(2)提出書類 ①履歴書 ②レポート 「自身の経験と那智黒石について」をテーマにA4用紙1枚程度(書式自由)で作成してください。
(3)受付場所 熊野市役所 商工・観光スポーツ課 商工業振興係(熊野市役所4階)まで持参か郵送で応募してください。
(4)その他 『お試し体験について』 応募にあたっては、実際の仕事内容等についてお試し体験として、現地にて那智黒石の加工等を見学していただきます。随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。日程や費用負担等詳細については、別途文書で通知します。なお、現地までの往復交通費は参加者負担となります。
熊野市
このプロジェクトの地域

熊野市
人口 1.37万人

中嶋 竜也が紹介する熊野市ってこんなところ!
三重県熊野市は紀伊半島の南東部に位置し、産業としては、農林水産業のほか、近年では世界遺産に登録された「熊野古道」をはじめ、海と山それぞれに絶景を望める場所が数多くあることから、観光客が多く訪れる「世界遺産のまち」として観光業が発展しています。 また、豊富な自然を生かしたアウトドアスポーツも人気で、海ではSUPをはじめとしたマリンスポーツ、山ではボルダリングやトレイルランニングができるほか、ソフトボールをはじめとしたスポーツ交流が盛んです。熊野市で合宿をした選手が、日本代表選手に選ばれたり、オリンピックに出場したりしたことから、いつしか「ソフトボールの聖地・熊野市」と言われるようになりました。 また、七里御浜海岸(しちりみはまかいがん)で行われる熊野大花火大会はぜひ体験していただきたい全国屈指の花火大会です。
このプロジェクトの作成者
三重県熊野市役所で移住定住の担当をしています。三重県熊野市は豊かな自然、多くの世界遺産をもっており、子育て支援も充実しています。 新しい働き方やライフスタイルが生まれてきている今こそ、魅力ある熊野市への移住を考えてみませんか。