【秘境で子育て/山村留学体験募集中!】秘境の小学校へ親子山村留学しませんか?

イベント・体験
公開:2025/09/25 ~ 終了:2026/03/31

開催日程:

2025/09/30 15:00 ~ 2025/11/29 15:00

最新情報

「興味ある」が押されました!

2025/10/12

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2025/10/10

宮崎県の奥深く、「秘境」とも呼ばれる椎葉村。急峻な山々に抱かれたこの地で、いま「親子山村留学」という新たな挑戦が始まっています。 この記事では、「小学生のお子さんを持つご家族で椎葉村へ移住してみたい!」という方との出会いを求め、親子山村留学プロジェクトの内容をご紹介します。

\こんな方に読んでほしい!/・・・・・・ ・小学生のお子さんで、秘境の小規模校へ山村留学してみたい方 ・親子で山間地へ移住してみたいご家族 ・お子さんの山村留学とあわせて、地域おこし協力隊としての就業を検討したい保護者の方 (椎葉村には様々なミッションの地域おこし協力隊が着任しています。ぜひ併せてご相談ください) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜいま椎葉村で山村留学の取り組みを始めたのか、その背景を柚木和浩教育長に聞きました。

柚木教育長: 「私は過去に教頭・校長という立場でも椎葉の子どもや保護者、地域の方と接してきて、『地域の子どもは地域で育てる』という気持ちがとても強い村だと思っています。これまで村内では多くの学校が統合されてきました。でも統合されて十数年経ってから、再び子どもの数が増えている校区もあったりと、先がどうなるかはわからない。ただ、一度統合をしてしまえば、もう復活はないんですよね。だから学校を未来へ繋ぐ意味でも、いま山村留学に注目しました」

一度失われたものを取り戻すのは、とても難しく、時には不可能なこともあります。 だからこそ今、学校という地域の灯火を守りたい。 強くそう願う理由は、地域における学校の存在そのものの価値にあるといえます。

柚木教育長: 「学校は、運動会などの様々な行事を通じて地域の人々が集まり、交流をする場所です。学校がなくなれば、子どもたちの声が消え、交流の機会も減って地域全体が寂しくなる。やはりできるだけ学校を残したいというのが私の思いです」

学校は、地域交流の拠点であり、人が結びつきあう中心地です。 この村の温かさや、繋がりの深い地域コミュニティが維持し続けられるその背景には「地域の学校」が大きな存在感を放ち、またそこで学び、遊び、成長する子どもたちはまさしく地域の今と未来を象徴する光でもあります。

柚木教育長: 「 この村の魅力は、空気感というか、ちょっとのんびりしていて、そしてみんなが子ども一人ひとりを見てくれて、大事にしてくれる。地域の子は地域で育てるという感覚、やっぱりそれが一番です。それに加えていろんな自然体験ができるし、伝統文化にも触れられる。あとは来てくれる子どもたちが、あるいはその保護者の方が自分で触れ合い繋がっていく中でいろいろ見つけられるんじゃないかなと思うんですよ。何がいいかはその人じゃないとかわからない。経験する中で見つけてもらうとありがたいなと思っています」

まちがいなく「全員主役」になる学校

山村留学の受け入れ校となる椎葉村立不土野(ふどの)小学校は、椎葉村内の5つの小学校の中で最も児童数の少ない、全校児童4名の小さな学校です。 子ども落語の取り組みを30年以上続けている異色の文化を持ちながら、地域では神楽や的射などの伝統行事が数多く残っています。

校長の道本真二先生は、今年4月に赴任してきた時のことをこう振り返ります。

道本校長: 「一番に、地域とともにある学校だと感じました。私の引越しにも十数人来られて荷物を運んでいただいたし、さらに驚いたのが入学式です。式が終わった後、当たり前のように保護者の方が一緒になって片付けをされるのを見て、すごく感激したのを覚えています」

そんな不土野小学校での学びと、そこでの暮らしについて知っていただきたい特徴をまとめました。

【1.自然体験が日常になる暮らし】 椎葉村は日本三大秘境のひとつ。四季を感じる自然がいつも目の前にあります。 川遊び、山歩き、虫捕り、星空観察。 子ども時代にしか味わえない自然体験が、特別なイベントではなく「日常」に溶け込んでいます。自然と触れ合うことは、子どもの五感を育み、挑戦心や創造力を伸ばしてくれる大切な学びです。

【2.一人ひとりが主役になれる少人数教育】 ・自己有用感と自信の育成 大きな学校では一部の子どもしかできないような、校庭の旗の揚げ降ろし、校内放送、委員会活動やボランティア活動といった役割を、全員が経験します。日々の学校生活の中で、子どもたちは「自分が必要とされている、役に立っている」という自己有用感や自信を高めることができます。

・一人の存在の大きさを実感 大人数の学校で得られる多様性の中で社会性を学ぶ機会が少ないのは、少人数校のデメリットでもあります。しかし、大きな学校では自分らしさを出しづらいと感じる子どもにとっては、ここでは個々の役割が大きく、自己肯定感を育む良い機会となります。

・個別学習と手厚い支援 4名の児童に対して8名の教職員がおり、一人ひとりを手厚く見守る環境です。マンツーマンに近い形での学習や関わりができ、手厚い支援を受けることができます。

【3.多様性の理解と受容の経験】 留学生にとってはもちろん、在校生にとっても、異なった環境で育ってきた子どもたちと触れ合うことで、自分とは異なる感覚や文化を持つ人々がいることを理解し、受け入れる力を養う機会となります。

【4.秘境ならではの不便さやデメリットも】 日常生活においては不便さもあります。良い面だけでなく、実際に現地を訪れて椎葉までの道のりなどを体験し、生活上の不便さも理解した上で判断していただきたいと思っています。 ◦ 近隣の都市部へは車で片道2時間ほど ◦ 村中心部のスーパー、病院へは車で40分ほど

少人数の学級は、児童と教師がとても密な関係性です
少人数の学級は、児童と教師がとても密な関係性です
学校伝統の子ども落語では、大勢の観客の前で堂々と一席披露
学校伝統の子ども落語では、大勢の観客の前で堂々と一席披露

児童の「数」を追うのではなく「幸せ」を育てる

不土野地区で生まれ育った椎葉鉱蔵さんは、親子山村留学の受け入れに向けて動いてきた地域住民の一人です。

鉱蔵さん: 「私が子どもの頃は、不土野小の児童は50人以上いたけれど、自分の娘が小学生だった頃は3人になって、どうにかせんといかんと思いました。学校がないと、子どもがおらんと、地域は未来もないしね」

時を経たいま不土野小での山村留学の話が持ち上がり、これは学校を存続させる絶好の機会だと、鉱蔵さんは地域の空き家の確保や山村留学募集の周知活動に力を入れてきました。そうした活動の中で、ある時自身の中の思いに変化があったと語ります。

鉱蔵さん: 「初めはただ『たくさん来てほしい』ばっかり思っていたけど、来る人が幸せになってもらうのが先だと思ってね。幸せになってもらわんと意味がない。第一はそれだと思うんだ。その人がここに来て幸せになってくれれば、それが、その後も地域に人がどんどん増えてくる一番の仕掛けになるよなと。そして、その人が楽しんでる姿を見たら、受け入れる方(地域の人)ももっと打ち解けられるんじゃないかとね」

なぜ椎葉村は、人を山村留学に招くのか。 山村留学に来る人は、なぜ椎葉村を選ぶのか。

立場は違えど、どちらも、自分たちが今よりもっと楽しく、幸せだと感じる生き方や暮らしを実現したいからではないでしょうか。 そのために、この「親子山村留学」という機会を、自分のものにしてもらえる方に巡り会えることを願っています。

山と空に囲まれた不土野小学校の校舎
山と空に囲まれた不土野小学校の校舎
冬の夜神楽では、子どもも年長者に混じって練習を重ね、神楽を舞います
冬の夜神楽では、子どもも年長者に混じって練習を重ね、神楽を舞います

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

イベント名

\体験留学 申込受付中!/ 体験期間:令和7年10月・11月の希望日(日帰りまたは1泊2日) 内容:実際の授業体験、地域視察、面談など

・・・・・・・・・・・・

【親子山村留学】 親子山村留学は、都市部からの子どもたちが椎葉村の自然や伝統文化に触れながら、地域の人々と交流し、豊かな人間性を育むプログラムです。自然の中での体験や地域の行事を通じて、学びと成長の機会を提供します。

【対象校と募集人数】 対象校 :不土野小学校 令和7年5月時点 在籍児童4名 募集人数:若干名 参加対象:小学1年生~6年生の児童 参加期間:令和8年4月から

【申し込み・募集スケジュール】 ① 体験留学を希望される場合は、体験留学希望申請書を記入提出。  ※体験留学のみの希望も可。 ② 椎葉村留学申請書を記入提出 ③ 面談・審査。 ④ 山村留学受入許可証発行。 ⑤ 令和8年4月より、山村留学開始。

開催日程

2025/09/30 15:00 〜 2025/11/29 15:00

所要時間

【体験留学】1日または1泊2日の選択制

費用

【体験留学】交通費や宿泊費の一部を村が補助(自己負担は概ね半額程度、1人あたり上限5万円) 【山村留学】親子での留学世帯に対し、生活支援を目的に毎月の補助あり(保護者1人につき1万円、子ども1人につき5千円)

集合場所

椎葉村役場

募集者 / 主催者
椎葉村教育委員会
その他

【椎葉村 親子山村留学 ホームページ】 https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/education/2025/06/post_33.php

【不土野小学校 ホームページ】 https://cms.miyazaki-c.ed.jp/1692/

椎葉村教育委員会

このプロジェクトの地域

宮崎県

椎葉村

人口 0.22万人

椎葉村

椎葉村移住サポートチームが紹介する椎葉村ってこんなところ!

日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆‍♀️

🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。 😊お気軽にお問い合わせください👍

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