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- 循環型農法「焼畑」で山と人を再生したい!
日本三大秘境の椎葉村には、縄文時代から継承されている「焼畑」が存在します。山を焼き、そこで作物を育て、また山に戻す焼畑は循環型農法であり、遠い祖先から受け継いできた山を未来の子孫に受け継いでいくための貴重な文化だと考えています。
椎葉村の焼畑では、人間にとっての自然環境を保つことはもちろん、野生生物にとっても豊かな環境を維持することを目標にしています。
この度、その焼畑をより持続可能なものにするべく、ガバメントクラウドファンディングを開始しました。
■募集方法:ふるさとチョイスGCFへの掲載
■募集期間:2023年11月1日~2024年1月29日(90日間)
■目標金額:200万円
▼募集ページはこちら▼
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2741
焼畑で山や村、そして国の問題すら解決したい。
日本では昭和30年代頃に針葉樹を植える拡大造林が行われてきました。国産木材の需要がある間は、この仕組みでも山を維持できました。しかし外国産木材の輸入増大などに伴い国産木材の需要が低下すると、針葉樹林の手入れが行き届かなくなり森の植生が荒れ、野生動物の餌が不足して麓の畑を荒らすことにつながっています。また、放置された針葉樹の森は土壌が流出しやすく、近年頻発している台風で山が崩れる理由にもなっています。
椎葉村の焼畑では、針葉樹の森を焼いて、作物を育て、広葉樹を植えて森に戻します。そのため、人間にとっては地盤が強固になる効果があり、野生動物にとっては餌となる木の実が豊富になるという効果があります。また森が豊かになることで、獣害と呼ばれる農作物を荒らされることも減ると考えています。
さらに、山を豊かにするということは海を豊かにすることにもつながります。焼畑を継承してこられた方は、「山の整備・保全は下流域に住む人達に対する上流域に住む人の責任で、国が権利を持つ国有林であってもそこに住む人が動き、繋がっていくことで森林保全への道を切り開きたい」という熱い思いを持っておられます。
椎葉村の人口は減少の一途をたどっており、このままだと焼畑をはじめとする山の豊かな文化、ひいては海を豊かにする文化の断絶が危惧されます。それを防ぐためにも、山と海とで交流を行うイベントを定期的に開催しています。この海山交流イベントのような関係人口を増やすことで、村の活性化にもつなげていきたいと考えています。
しかし、現在焼畑を継承して作業に従事されている方々が高齢化し、継続が難しくなっています。そこで今回、ガバメントクラウドファンディングに挑戦を始めました。
▼詳細とご支援はこちら▼
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2741
焼畑の火入れの様子です
火入れの後、地面が熱いうちにソバの種をまきます
寄附金の使い道
〇作業人件費
〇植樹等の苗購入費
〇山整備用機器の購入
〇拠点となる施設整備
焼畑を実施する前年の秋から冬にかけて「ヤボ切り」と言って、木や竹を伐採する作業が生じます。現在はチェンソーや刈払い機を用いて作業ですが、大木の伐採や運搬は常に危険が伴う作業です。高齢化が進む集落にとって、広大な山を切り開く作業は非常に大きな負担となっています。寄付金の一部はこの大変な作業に従事する方々の作業人件費や、使用する機器の購入代金に充当いたします。
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。
▼詳細とご支援はこちら▼
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2741
椎葉村の伝統文化は、山の神様を大事にします
海山交流イベントを重ね、関係人口を増やしています
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日本三大秘境の一つ、椎葉村。
広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。
自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆♀️
🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。
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