日本遺産「木彫刻のまち井波」の踊り屋体の曳き方ボランティアを募集
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2020/03/24経過レポートが追加されました!「」
2020/03/16私達は日本遺産「木彫刻のまち井波」推進事業の一環として、「踊り屋体」を井波地域のシンボルとして再生し、井波の歴史と文化、そして井波彫刻の技を後世に引き継いでいく取り組みをスタートさせました。
このたび、井波の新しいシンボル・広告塔として再整備し、井波彫刻を施した「屋体の披露及び踊りの披露」を行います。
しかし、人口減少や少子高齢化でせっかく生まれ変わった踊り屋体を曳いていただける方が不足しています。躍動感あふれる井波彫刻に彩られた屋体に触れて、情緒豊かな井波のまちなかをまわれる年に1度の機会ですので、ご興味のある方はぜひ一緒に仲間になりませんか?
日本遺産彫刻のまち井波で復活した"踊り屋体"をこれからも続けていきたい
井波は2018年5月、瑞泉寺を中心とした600年以上にわたる歴史と、200年あまり受け継がれてきた木彫刻の伝統等が高く評価され、日本遺産に認定されました。
そんなまちの代表的な行事である井波八幡宮春季例祭。中でも、女の子が艶やかに踊り舞う「踊り屋体」が、祭りをひときわ華やかに彩っていました。
しかし、屋体の引手の人手不足、踊り子不足という現実を乗り越えていくことができず、10年前に廃止になってしまいました。
そこで昨年2019年には消滅してしまう踊り屋体に井波彫刻を施し、まちのシンボルとして復活させるためにプロジェクトを立ち上げました。クラウドファンディングでは100万円以上の応援が集まり、踊り屋体が復活しました。
改めて踊り屋体をきっかけにまちの人たちが一つになれる、地域外の方も井波を訪れるきっかけになったと感じています。ただ、屋体を曳いていただける方が不足していることも地域の課題として残っています。
南砺市では応援市民制度という、「南砺市に住んでいないけれど、南砺市のことが好きで、南砺市を応援いただける方」を広げていこうという取り組みがあります。井波のまちや日本の伝統文化に興味のある方は、私達と一緒に井波の歴史ある祭りを盛り上げていただけると嬉しいです。
ボランティアの内容はこんな感じです!
今回の踊り屋体を通じて以下のような方に出会いたいです。 ・伝統行事・祭礼などの歴史文化に興味がある方 ・井波彫刻を核とした日本遺産の活用に興味のある方 ・地方で何か新しいチャレンジをしてみたい方・関わりたい方 ・一流の田舎をめざして生活したい方 など
募集要項
2020/05/02 15:00 〜
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域
南砺市
人口 4.79万人
原田 司が紹介する南砺市ってこんなところ!
富山県南西部に位置する南砺市井波地域は、南砺市50,000人の人口のうち8,000人がすむ小さな地域です。2004年には井波を含む8町村が合併しました。日本一の木彫りの街として知られるこの町は、近年は旅慣れた外国人たちに注目され、2018年には日本遺産にも指定されています。
人々は、約620年前に開かれた瑞泉寺を大切にし、信仰と歴史と文化により町を切り開いてきました。しかし、その瑞泉寺が200年前に大火災で消失します。まちの人々は、街の象徴を再建しようと、京都から京都の東本願寺より御用彫刻師を迎え入れます。そのたった一人の技術がまちの人々に伝わり、現在は200人もの彫刻師が活躍する"日本一"の木彫りの街となりました。
このプロジェクトの作成者
富山県南砺市井波の出身です。 南砺市役所に長年勤め、現在は井波日本遺産推進協議会の事務局長として井波地域の地域づくりに携わっています。