移住前に聞きたい、まちと仕事のリアル。美浜町オンラインイベント

「地方移住をしてみたい」「地域に関わる仕事がしたい」。 そう感じたとき、多くの人が直面するのは「どんな暮らしが待っているのか？」「どんな人と、どんな風に働くのか？」という“見えない不安”です。 今回、美浜町で実施するこのトークイベントは、そうした不安や疑問に向き合う場をつくろうという想いから企画されました。 美浜町は福井県の若狭湾に面した、海と山の豊かな自然に囲まれたまちです。近年は“教育を核としたまちづくり”に注力し、「学びを挑戦のエンジンに」を合言葉に、子どもから大人まで学び続けられる環境づくりに取り組んでいます。また、関係人口や移住定住に向けた動きも進み、町内には地元出身の若手職員に加え、町外からの移住者も少しずつ増えてきました。 一方で、行政の仕事や地域での暮らしは、外からは見えにくいのも事実です。「役場の仕事って、実際なにをやっているの？」「公務員になるには、どんな覚悟が必要？」といった声も少なくありません。とくにこれからの行政には、住民との協働や地域づくりに向けた姿勢が強く求められています。 だからこそ今回のイベントでは、美浜町で働く若手行政職員と、町外から移住して地域プロモーションに関わる民間人材が“はじめまして”の対話を交わします。日々の仕事、移住の経緯、まちとの距離感──どれも正解がないからこそ、「リアルな声」をそのまま届ける時間にしたいと考えています。 制度や待遇の説明だけではなく、「どんな価値観の人がいて、何に面白みや難しさを感じているのか」「地域で働くとはどういうことか」といった本質的な問いにふれる機会にしたい。そうすることで、公務員志望者や移住検討者にとって、より具体的な将来像を描くヒントになればと思っています。 これからの地方や行政を担う人たちが、自分の目と耳で判断できるように。 その第一歩を、一緒に踏み出してもらえる機会になれば嬉しいです。

美浜町では、教育や地域づくりを軸にした新しいまちの未来づくりに挑戦しています。今回のプロジェクトでは、行政職員と移住者がクロストークを通じて、まちで働くこと、関わることのリアルを語り合います。

私たちが出会いたいのは、「地域に根ざす仕事がしてみたい」「行政や地域と協働してみたい」と思っている人。完璧じゃなくていい。まだ迷っていてもかまいません。 少しでも「地域で働くって面白そう」と感じた方に、一歩を踏み出してもらうきっかけになればと願っています。

当日はカジュアルに話しながら、具体的な関わり方やキャリアの選択肢についても紹介予定です。 美浜町というフィールドで、誰かの役に立つ仕事や、自分らしい働き方を一緒に模索していきませんか？

詳細はこちら https://mihama-saiyo.jp/