錦町・美川町を盛り上げてくれる地域おこし協力隊員を募集します！

≪錦町：道の駅≫ 錦町には、岩国市唯一の道の駅である道の駅「ピュアラインにしき」があります。この道の駅は、年間22万人の来客があり、錦の特産品の販売や、その素材を使った料理などを嗜むことができる観光施設です。 しかし、岩国市では"観光施設としての道の駅"だけではなく、地域サービスを提供できる道の駅として進化していくことを目指しています。道の駅の地域サービスとしては、地域住民が集う場づくりや商品の配送機能、防災拠点としての役割が期待されています。 道の駅「ピュアラインにしき」は、錦町の玄関口として多くの方々にお越しいただいておりますが、運営を行っていくうえで、地域の方々により使用していただける道の駅になれるよう、さらなる工夫が必要です。そこで、道の駅のさらなる魅力の発信に一緒に取り組む「地域おこし協力隊」を募集することとなりました。 このたび募集する協力隊員については、道の駅で開催されるイベント企画サポート、広報活動や、日常的に行っている道の駅の運営支援や地域支援の促進をします。また、どのようなサービス・機会が望まれていて、必要となっていくのかを見極めるため、市及び関係者が話し合う場に参加することから始めていきます。 地域おこし協力隊として、観光客向けのサービスだけでなく、地域住民の生活を支える拠点づくりにも携わることができます。例えば、高齢者の買い物支援、地域の交流イベントの企画、災害時の避難所機能の充実など、道の駅が持つ可能性を最大限に引き出す取り組みを進めていきます。 錦町の豊かな自然と温かい人々に囲まれながら、道の駅を中心とした地域活性化に挑戦してみませんか。一緒に道の駅のさらなる活用を進めていきましょう。

≪錦町：錦川鉄道≫ 「錦川清流線」は、山口県の岩国市と錦町を結ぶ第三セクターの鉄道で、今年38周年を迎えます。この鉄道は1960年に開業した「国鉄岩日線」に由来し、1987年に再生されました。川沿いの線路からは美しい自然が楽しめ、2002年には「とことこトレイン」が導入され、宇佐川流域の大自然を楽しむことができるようになりました。「きらら夢トンネル」の幻想的な壁画も訪れる人々に印象的な体験を提供しています。 しかし、地域の人口減少や少子高齢化により、利用者数は減少傾向にあり、2019年度約16万2,000人から2021年度には約13万人へと落ち込んでいます。このことは、地域住民や学生にとって重要な生活路線である錦川清流線の存続に対する脅威です。1987年に立ち上げられた「清流線を育てる会」のように、地域全体が協力し、活気を再生させる取り組みが求められています。今後は、鉄道の魅力を発信し、地域の活性化に向けた活動を強化していくことが期待されます。

≪美川町≫ 美川町南桑地域では、地域の林業文化を支える団体や事業者と連携し、木工体験やイベントを実施するなど、林業・木工の振興が図られています。 しかしながら、観光地としての知名度や認知度は依然として低く、また林業分野においても人手不足や後継者不在といった課題があります。 そのため、本市では木工の職人を目指す方を募り、地域の林業文化の担い手育成や木工体験を通じた地域振興、情報発信を担う方をお待ちしています。

≪錦町≫ ・地域住民と積極的に関わり、円滑なコミュニケーションがとれ、様々な地域活動に対し積極的に参加することができる方 ・ＳＮＳを活用し、地域の魅力発信ができる方 ・他のメンバーや地域住民・行政等と協力し、活動ができるチームワークを重視する方 ・自らプロジェクトやイベントを立上げる能力がある方

≪美川町≫ ・木工の職人を目指す方 ・地域資源を活かした体験型プログラムやイベントの企画運営経験がある方 ・広報・動画編集・デザインなどのスキルを有する方 ・子ども向け体験活動や教育活動に関心のある方