新しくなった文化会館に、“血の通った情報発信”を。舞台裏から始める文化の循環
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2026/10/05「興味ある」が押されました!
2026/10/05近江八幡市地域おこし協力隊として文化会館を拠点に活動する芝 沙織【 https://omi8man-ch.jp/staff/saori-shiba/ 】です。 私に課せられたミッションは、リニューアルを遂げた近江八幡市文化会館の「情報発信プラットフォーム(ウェブサイト/SNS)」を一から構築し、運用していける仕組み作りです。
舞台裏から、未来を支える。
私は普段、個人事業主としてデザインの仕事をしていますが、趣味で演者側、つまり舞台に立つ人間でもあります。舞台というものは、華やかなスポットライトを浴びる演者だけで成り立つものではありません。光を当てる人、音を響かせる人、幕を引く人――無数の「黒衣(裏方)」の存在があって初めて、一つの表現が完成します。
今回のウェブ制作において、私は完全なる「黒衣」になろうと決めました。 新しくなった文化会館、そこに集う地域のアーティストや市民の皆さんの特別な時間を共有してもらうための仕組み作りや、その仕組みへ慣れていただき育てていってもらえるようなものでありたい。私の仕事の根底には、「愛情」があります。 しかし、「デジタルとアナログの分厚い壁」。 クリエイターである私にとって、ウェブサイトの更新やデジタルの活用は日常です。 しかし、文化会館の皆さんにとっては、それは前例のない「未知の領域」。 返ってきたのは、まるで見たこともない宇宙船の操縦席を前にしたような、強い苦手意識と戸惑いの表情でした。打ち合わせ時、相づちをうってもらっていても現場の空気が綺麗にフリーズしていくのが分かりました。こちらが良かれと思って提案した最新の機能も、現場の皆さんにとってはイメージが湧きづらいものだったのかもしれません。 ですが、戸惑うのはごく自然なことです。今まで組織の中に存在しなかった新しい仕組みを導入するのですから、慎重になるのは当然です。
デジタルという冷たい道具に、私の手でぬくもりを宿らせ、現場の人々にとっての「心強い味方」へと変えていく。それが私の譲れないこだわりです。 後々「現場が自走できる土台を築くこと」こそが、私がこの町に遺せる最大の愛情であり、本当の意味での三方よしだと思っています。
これからの黒衣
リニューアルという明るいニュースの裏側で、「この町に縁のあるアーティストの公演がまだ少ない」という新たな地域の課題も見えてきました。せっかく綺麗になった舞台という「ハコ」があるのに、そこに息づく「中身」が伴わなければもったいない。 だからこそ、今回構築した「血の通った情報発信の仕組み」が真価を発揮します。このプラットフォームは、単なる公演スケジュールの告知板ではありません。地元のアーティストたちの熱量や、彼らが作品に込めた想いを発信し、地域の人々との距離を縮める「出会いの場」。 デジタルを通じてアーティストの魅力を丁寧に編み上げ、可視化していくことで、地域と表現者を繋ぎ、文化をぐるぐると循環させていく。情報発信の力で、多くの人を惹きつける土台が、ようやく整ったのです。 演者として、そしてデザイナーとして、私が一番大切にしたいのは「舞台裏」です。華やかな本番のステージは、泥臭く地道な舞台裏の積み重ねがあって初めて成立します。私が作ったデジタルという舞台裏の仕組みが、これからの会館の歴史を静かに支え、次の世代へ繋がっていく。
私はこれからも、溢れる愛情を胸に秘めた目立たない黒衣として、近江八幡市文化会館の未来に寄り添い、この町に持続可能な足跡を遺すために走り続けます。素晴らしい舞台を、舞台裏から支え続けるために。
作成した近江八幡市文化会館のホームページは下記URLからご覧いただけます。 【 https://omi8man-ch.jp/ 】
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このプロジェクトの地域
近江八幡市
人口 7.87万人
近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!
本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。
このプロジェクトの作成者
近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?