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教員採用試験を受験予定の方へ 教育魅力化コーディネーターしながら準備しませんか!!
「先生になる前に、視野が広がるような現場・経験に出会える機会がない。」
過去に臨時採用教員として働いていた僕の問題意識のひとつでありました。
そこで
今回、採用試験合格を目指す臨時採用教員や講師の方を対象に
「コーディネーターインターン」として現場に入るコーディネーターの募集(地域おこし協力隊)を始めます。
津和野町では2011年より高校魅力化事業をはじめ、現在8名の「魅力化コーディネーター」が高校や小中学校、保育園の現場に入り、
「まち全体が学びの場」となるような、学校と地域を接続した学び(ヨコの連携)や
校種を超えた学び(タテの連携)を目指した「0歳児からのひとづくり事業」を推進しています。
「現場に入っている臨採・講師の方、教員になる前に、
一年間、魅力化コーディネーターとして地方の教育現場で働いてみませんか!」
学校現場がカラフルになるように、未来の教員がまず視野を広げてみる
「先生になる前に、視野が広がるような現場に出会える選択肢がない。」
実はこれは長い間、僕の問題意識のひとつでありました。
僕は10年ちょっと前に、埼玉県の臨時採用教員として小学校の担任をしていました。
翌年、小学校から中学校の教員へ異動した時に、指導の仕方、授業の方法や業務内容もそうですが、子ども観の違いの大きさに驚きました。
小学校は小学校のこと、中学校は中学校のことだけを見ていて
「どういう姿を目指して関わっているのか。」共通性や連続性に意識が薄かったように思います。
その後学校を出て、アフリカの教育現場に行き、日本との教育との違いから多くを学び、
帰国後、島根県の高校の教育現場に入り、都市と地方の教育の違いを学びました。
様々な現場で見た、その「違い」の体験が、教育を多様な角度から見ることや、より深く捉えられることを可能にし
その後の教育への探究心や自分の成長の基盤につながったと感じています。
その想いが今回の募集につながっています。
閉鎖的になりがちな教育現場から出て、あえて外に身をおくことで、これまで見えなかった「違い」に気づき、多様な立場・視点から考える複眼的な思考が、教員として成長していく時の豊かな土壌になるのではないか。
「教員になる前に」そんなフィールドを津和野で作ることで、きっと教員も学校現場ももっとカラフルで、豊かになれる。
コーディネーターが生徒とともに地域で活動した駅のステージ
まち全体が学びの場 地域の人が先生
教員志望で、今の学校現場をもっと面白く変えていきたい人へ
・地方の教育に興味のある方
・教員とは違う関わりに興味のある方
・コーディネーターという業務に興味のある方
津和野町教育魅力化ビジョンのイメージ
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島根県の西部に位置する人口7,000人ほどの小さな町、津和野町。
山陰の小京都として、城下町の街並みをいまだに残し、
森鴎外や西周を輩出した、教育の町。
また、清流日本一に選ばれた高津川などの自然環境を持ち、
鮎やツガニ、すっぽんや山葵など個性豊かな食文化を生み出しています。
400年続く鷺舞や日本最古の馬場で行う流鏑馬神事など
独特の伝統文化も残し続けています。
縁もゆかりもなかった島根県の津和野町に来て9年が経とうとしています。
当初、ずっとこの町にいたいと思い移住したというより、魅力的な仕事ができるということで、ここに来た部分が強いと思います。
毎年毎年新たなチャレンジができ、自分の問題意識にあったプロジェクトを行政や学校、町の人と一緒に展開してこれたことが、結果的に9年楽しく仕事をし続けられた理由かなと思います。いつのまにか9年経ってしまった感じです。
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