静かで環境の良い度会町への移住を希望し、空き家を求める声は多く、県内外から月10件の問い合わせがあることも。一方で空き家バンクへの登録数は少なく、平成30年時点で166件の空き家（空家63件、未確定空家103件）が確認されたものの、現在まで12件の登録しかありません。しかし、その内9件が成約しており、空き家の需要は高いと感じています。
このような中、度会町が募集するのは移住を促進し、空き家問題の解決を提案しながら町のプロモーションをしていく隊員です。都市部から地方へ移住を検討している人などに向け、生の移住者として度会町での生活や出会いを発信しながら、空き家バンクへの登録推進や、空き家予防の啓発、空き家の活用方法提案を行ってもらう予定です。
1年目は、担当職員と一緒に、移住定住促進や空き家バンクに関する業務を行いながら、度会町の空き家の現状を知るとともに、広報紙作成のサポーターとして、町の行事や施設、人々を知ってもらいます。また、町外で行われるPRイベント等への参加、日々の活動のSNSへの発信などを通じて、町のプロモーション活動も実施していただきます。
2年目・3年目は、移住定住・空き家バンク業務を引き続き行いつつ、町内の公民館などで空き家等に関する出張相談を実施し、空き家バンク登録を促進しつつ、出来るだけ沢山の住民と触れ合ってもらいたいと考えています。また、業務の中で掘り起こした空き家を、町で初めての移住体験住宅や民泊施設、コワーキングスペースとして活用するなど、新しい取組にもチャレンジしていただきたいです。
3年間の任期終了後は、度会町に定住してもらい、趣味や特技を生かして起業する、地域の企業の中で活躍する、町の会計年度任用職員として働くなど、さまざまなケースが想定されます。町もサポートを惜しみませんので、度会町での生活と出会いの中で、しっかりと進路を検討してください。

・人と出会うこと、話すことが好きな方
・地域の方々との交流を積極的に行える外交的な方
・地域がどうしたらよくなるかを考えたい方
・地域の行事や出合い作業に休日でも参加出来る方
・度会町の川や山などの自然を楽しみたい方
・SNSを使い慣れている方
・自動車免許を持っている方
・家に虫が出ても何とか出来る方
・困ったとき「困った」と言える方
・広報紙などで積極的に顔出し出来る方