私たちは小豆島内に二つの旅館を運営し、全国からお客様をお迎えしています。店主の母が開いた民宿からはじまった真里は、その精神を受け継いだ温かみあるおもてなしと、ここにしかない地場の魅力を伝えることを大切にしています。

醤の郷に佇む本館「島宿真里」では「醤油会席」を、海辺の別邸「海音真里」では「オリーブ会席」を提供するなど、地産素材をふんだんに活かしたサービスを提供しています。島の産業を支える生産者さんと親密に、鮮度と新しさを追求しながら、宿という形を通して、つくり手さんとつかい手さんを繋ぐ役割を担えたらと考えています。

小豆島の伝統産業である醤油造りや素麺・佃煮、漁師さんも、後継者問題に頭を抱えている現状があります。私たちは、島の過疎地域に宿を設け、島に魅力を感じ移住して働く若者や、ここにしかない価値で日本中世界中のお客様を招くことで、島を支えてきてくれたおじいちゃんおばあちゃんが誇りを持てるよう、地域を元気づけることができればと思っています。

既にここにある素晴らしい素材に感謝をもって、「宿を通して伝えていくこと」が私たちのミッションです。

仕事も暮らしも、やはり「好き」であることが一番です。
私たちの考える「仕事」とは、単に収入を得る手段ではなく、自分自身の生き方そのもの。どんな環境で、どんなふうに働くか…を選ぶことは、自分らしく生きることと滑らかに繋がっているように思います。

宿という業種は、お客様の傍で働かせていただけます。数ある接客業の中でも、お客様のご滞在時間が長く、その分様々なアプローチで喜んでいただくための要素を仕掛けることができます。小さな宿ですから、お客様おひとりお一人と丁寧に向き合うことができ、直接お褒めいただいたり、頼っていただいたり…本当に喜びとやりがいの多い仕事です。

また、私たちはこれまで、宿のお客様（旅行者）をお迎えするだけでなく、宿の働き手としてたくさんの移住者を受け入れてきました。

憧れた島暮らしが、長く続く人とそうでない人…島を楽しみ続ける人には、周りにいつも「人」の存在がありました。異郷の地でも、頼れる父や、甘える母や、気の合う友があること。話せる人がいて、苦楽を分かち合えること。ただそれだけで、島暮らしはうんとラクで楽しいモノになる。

こうして生まれたのが、真里の運営するシェアハウス「樂宿-らくしゅく-」。島の古民家をリノベーションしたハウスを2軒運営しています。

人が交わる居場所をつくり、島の未来を支える人を応援したい…それが私たちの想いです。

真里のおしごとは、宿内の様々な業務を行う【総合職】と【調理師】に分かれます。

【総合職】は、分野の枠を越えてオールマイティに活躍する場合と、ある分野に特化し専門性をもって活躍する場合があります。あなたの暮らしのスタイルが見えるまで、まずは働くペースを柔軟に調節できるパートから。いろいろ経験していただき、「分野別の仕事」や「宿の一日の流れ」を把握していただきながら、一人ひとりの適性を見て柔軟に配属します。
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■清掃
お客様がチェックアウトした後の客室や館内外の設備を清掃・メンテナンスする仕事です。限られた時間の中で美しく仕上げ、次のお客様が安心して心地よく過ごせる空間を生み出します。

■接客
お客様に接する仕事です。チェックインされるお客様のお迎え・お食事の配膳・土産売店対応やチェックアウトのお見送りなど、時間帯によって様々です。細やかな気配りと、温かみある応対で、ご滞在が最高のひと時になるよう演出します。

■総務・企画
お客様からのお問合せやご予約を、お電話やメールで受付対応する仕事です。宿の窓口として、ご滞在までの楽しみな期間をサポートします。お客様からのニーズを汲み取りながら、魅力的なプラン立てや商品開発に携わることもあります。
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【調理師】は、調理師免許と実務経験がある方であれば、食産業豊かな小豆島で、つくり手の顔が見える恵まれた環境の下、存分に腕を振るっていただけます。

もし興味をお持ちいただいたら、応募を決断できていない段階でもいいので、一度島に来て、真里を訪れてみて、あなたの「島暮らし」を一緒にイメージしてみませんか？

自社で運営するシェアハウスが2軒あり、小豆島や真里を訪れてみる『見学体験』（2～3泊）でも、少しの期間（1ヶ月～）島で実際に暮らして働いてみる『お試し移住』でも、お受入れ可能です！

『応募する』を押していただければ、追って詳細をご連絡いたします。
まずはZOOMなどを使って、オンライン上でお話しすることからでも大歓迎です！