人口減少や高齢化などが進行する市北部の根尾・外山地域では、地域の活力を維持するため、その担い手となる人材の確保が重要となっています。本市では、都市地域の人材を積極的に誘致し、定住および定着を図り、地域の活力維持や地域の魅力の再発見につなげるため、「本巣市地域おこし協力隊」を設置しています。

本市では、これまでに11人の隊員を委嘱し（令和6年4月1日現在）、地域活性化のために全力で取り組んでいます。（隊員の任期後定住率：約70％）

本巣市が地域おこし協力隊の採用を開始してから10年以上が経過し、「提案、フリーミッション型」で活躍できる隊員を増やす一方で、市としてより深刻な地域課題やチャレンジしたいことに焦点を当てた中で目標や方向性を明確に示し、共に活動する協力隊の必要性も感じるようになりました。

　そこで、これまでの募集方法は継続しながらも、提案いただく活動のブラッシュアップや伴走型の支援ボリュームをより強化することに加え、市や民間団体側から具体的に取り組んでほしいことを明確にした上で募集する、いわゆる「ミッション協働型」の募集も開始します。

今回のおためしプログラムは、そのどちらかに興味があれば「参加大歓迎！」という主旨になっています。

本巣市への移住や地域おこし協力活動に興味のある方、ぜひご参加ください！
まずは来訪いただき、現地で解像度をちょっとでも上げてもらえたら次のステップを一緒に本気で考えたいと思っています

今回の機会は、こんな方におすすめです

①本巣市で地域おこし協力隊制度を活用して実現（提案）したいことがある
②地方移住とともに、新たな分野で地域貢献してみたい
③地方で地域と関わりながら働きたい

④地域団体の推しの事業や課題アプローチに興味がある

　【現在、協働できるパートナーの紹介】
団体名：一般社団法人山学（いっぱんしゃだんほうじんやまなび）
活動テーマ：山あいで育つ子たちを支援する

（主な活動内容）
■学習支援「寺子屋シアン」：ローカル線・無人駅の旧駅長室を利用し、週3 日、小中高校生を対象にした学習支援の場を開いています。2023年度の開講日数は計140 日、延べ517 人の子の利用がありました。

■子ども・地域食堂「コボちゃん食堂」：月1 回程度、子どもたちや保護者が集まれる子ども・地域食堂を開いています。
地域のお母さん方による手料理が振る舞われ、100 人以上が訪れた回もありました。

■自然体験「ヤマナビキャンプ」：2024 年夏休み、本巣市の山間部を拠点に、小中学生を対象にした1 泊2 日のキャンプイベントを開きました。川遊びや昆虫採集、登山などのアクティビティを楽しみました。

（課題と協力隊とチャレンジしたいこと）
■設立したばかりの団体で人的基盤が不安定な状況であるが、必要とされるサービスと伸びしろはたくさんあります
■団体代表は本巣市地域おこし協力隊OB であり、必要な助言とサポートを提供できます
■真に「子どもたちにあたたく、刺激のある中山間地」の実現に向かって、情熱を持った地域おこし協力隊員と、行政・本巣市と力を合わせて、活動を大きく・強く・早く展開していくことで、協力隊員さん、本巣市、弊団体とタッグを組み、魅力ある中山間地への道を切り開いていけることを願っています。

こちらも参照ください【一般社団法人　山学】　公式webサイト
https://yamanabi.jp