【地域おこし協力隊】農作物を守るハンターとフリーミッションのハイブリッドへ挑戦しませんか？

　野辺地町は、かつては北前船の寄港地として栄えた湊町としての歴史があり、祇園まつりや郷土料理など当時の文化が今も大切に伝えられています。 　町の南には烏帽子岳がそびえ、その先には八甲田の山々を望むことができます。春は愛宕公園の桜や烏帽子岳の新緑が鮮やかに広がり、夏は比較的冷涼な気候の中、穏やかな陸奥湾で海水浴を楽しむことができます。また、秋は烏帽子岳や八甲田が紅葉に染まり、冬は県内のスキー場などでウインタースポーツを楽しむことができる立地条件にあり、四季折々の自然を身近に感じられる風土が特徴です。 　そのような豊かな自然と海の恵みは、ホタテやトゲクリガニ、夏場に出荷が最盛となる地域ブランド野菜「野辺地葉つきこかぶ」といった特産品を育んできました。 　しかし、近年では、野辺地町内においてもツキノワグマ等の目撃・農作物被害が報告され、更なる被害の拡大も懸念されています。こうした状況から、町の特産品である野辺地葉つきこかぶ等の生産や住民の安心を守る体制強化が急務であり、鳥獣対策（防護・追い払い・捕獲・調査等）に実践的に取り組んでくれる地域おこし協力隊員をお迎えしたいと考えています。

◆特にこんな方が大歓迎◆ ☆ハンターとして活動しつつ、自分の得意なことや興味があることに取り組みたい方 ☆第一種猟銃免許、猟銃等所持許可の資格を取得している方（もしくは取得に向けた意欲がある方） ☆猟銃を所持している方（もしくは猟銃所持の予定がある方） ☆鳥獣に関する知識を有している方 ☆田舎暮らしを楽しむことができる方

◆キャリアビジョン◆ 着任後は、以下の活動を各関係者とともにチームで取り組んでいくことを想定しています。 □1年目 ・（未取得の場合）、第一種猟銃免許、猟銃等所持許可証の資格を取得する。 ・野辺地町鳥獣被害対策実施隊の活動に従事。 ・地元農家を中心としたリレーションの構築。

□2年目 ・活動を通じて得られた野生鳥獣に関する知識・ノウハウを基に、農家等への啓発や防除方法の指導を行う。 ・自主企画のテーマ・方向性を定める。

□3年目 ・活動を通じて培った人的ネットワークを活用し、町内メンバーを中核としたハンターチームの確立を目指す。 ・自主企画を具体化し、実現を図る。

　地域おこし協力隊としての任期終了後は、任期中に取り組んだ事業を核とした創業・起業等を想定していますが、活動状況、隊員本人の希望、野辺地町の意向等を総合的に勘案し、選択できる体制を整えます。

◆サポート体制◆ 　地域おこし協力隊のミッション達成に向け、野辺地町や現役の地域おこし協力隊員・地域おこし協力隊OB・OGをはじめ、地域の金融機関や外部専門機関・外部専門家等と連携しながら全力でサポートします！

☆こんな人も応援しています ・石井　重成　さん（青森大学准教授） 　愛知県西尾市出身。大手経営コンサルティング会社を経て、2012年に任期付職員として岩手県釜石市役所に入庁。 多様な官民パートナーシップ事業を手掛け、市総務企画部オープンシティ推進室室長として、地方創生の戦略立案を統括した。地域共創に係る取組みに幅広い知見・ノウハウを有している。総務省地域人材ネット登録・地域力創造アドバイザー。