【体験できます】農業を次世代へ繋げるために奮闘する、いちご農家｜エースいちご株式会社

今回のくらしごと体験では、エースいちごの仕事を一部体験する予定です。

いちご農園での体験はもちろん、販売体験や商品開発など、参加者の希望に合わせて体験が可能。農業体験は築上町で行い、販売は豊前市にある農園カフェFanFare（ファンファーレ）や、販売・商品開発を行う福岡市博多区中洲の店舗にて体験を実施。築上町以外の地域の体験もできます。

体験期間中は、上森さんと食事をしながらお話することも予定しています。上森さんは会計や財務の知識も豊富なため、農業だけでなく、飲食事業や地方ビジネスを検討している方には、有益な情報を得られるかもしれません。

エースいちごでは、お客様だけでなく、従業員を含め「人」を大切にしていると上森さんは言います。

「会計の勉強をすると、顧客数や商品数といった数に気を取られがちです。しかし、どんな人がうちのいちごを買ってくれたのか、生の情報にふれることも重要なんです。社内においても同じことが言えます。勤怠管理に気を配るだけでなく、スタッフの業務に取り組む姿勢を見ることが大切です。仕事が成り立つのはお客様や従業員を含め、人のおかげなので、それは大事な着眼点だと思っています」

務めていた会社を退職し、約20年近く農業に携わっている上森さん。地元住民だからこそ話すことができる築上町の魅力や、起業や事業を継続する上でのポイントなどざっくばらんにお話を伺うことができるでしょう。

上森さんは築上町について「田舎暮らしが好きな人にとってはすごくいい環境」と言います。

築上町は山と海への距離が非常に近く、どちらの幸も良いとこ取りすることができます。海が近くにあるため魚介類の食材が豊富。海のある風景を楽しむこともできるでしょう。一方で、築上町の南部には山々が連なっており、山遊び、川遊びにも行きやすい。

3人の子供の親でもある上森さんは、こう話します。

「築上町は子育ての環境にはすごく適していると思います。特に遊びに関しては、レジャー施設がたくさんある環境ではなく、自然豊かな場所をいかして、自分自身で楽しみ方を考え、つくることができる魅力があります」

一方、北部九州の強みである自動車関連事業者が近隣にあることで交通が整備されており、築上町はその恩恵を受けています。車を使えば、築上町から北九州空港へは約40分でアクセス可能で、約１時間で福岡市内や大分県の温泉地域へも行くことができます。

「仮に東京から築上町へ戻るには、21時頃に羽田空港を離陸することができれば、その日のうちに帰ってくることができます。最近では生活のあり方を検討されてる方も多いと思うので、二拠点生活を希望している方にはすごく適してるんじゃないかな」と、上森さんは話します。

都会と自然の両方を味わうことのできる築上町。時間がゆっくり流れていくような、自然豊かな築上町の空気をぜひ感じて来てください！