大手ゼネコンから地域おこし協力隊へ大転身!! ~滋賀県竜王町での半農半Xと二拠点生活~前編

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公開日:2026/07/17 09:08

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滋賀県竜王町で地域おこし協力隊として活動しています。吉田健一と申します。 「食や農には興味がある。でも、農業だけで生活していくのは難しそう…」 「今の仕事や経験を生かしながら、まちづくりに関わる方法はないだろうか?」 そんなことを考えたことがある方に、滋賀県竜王町での私の暮らしを紹介したいと思います。

私は現在、竜王町の地域おこし協力隊として農業に取り組みながら、道の駅や地域資源を生かしたまちづくりにも関わっています。

平日は竜王町で過ごし、週末は大阪にいる家族のもとへ戻る二拠点生活です。 最初からこの働き方を思い描いていたわけではありません。竜王町で人と出会い、畑に入り、地域の現状を知る中で、自然と今の形になっていきました。

地域おこし協力隊になったきっかけ

地域おこし協力隊になる前は、大手ゼネコンで現場施工管理業務などに従事していました。 トンネルや発電施設など、社会に必要なインフラをつくる仕事には大きな意義があります。一方で、山や川の環境を大きく変える現場に立つ中で、工事と自然環境はどう折り合いをつけられるのか、自分なりに考えるようになりました。

新型コロナウイルスの流行も、仕事や暮らしを見直すきっかけになりました。健康や食べ物のことを以前より意識するようになり、農業の大切さを改めて重く受け止めるようになりました。 そこで、大手ゼネコンを退職し、一念発起して環境にやさしい農業について学び始めました。

滋賀県竜王町を知ったきっかけは、前職で知り合った立命館大学の教授が道の駅活性化プロジェクトに携わっており、その会議に呼ばれたことがきっかけです。 その時、道の駅駅長さんや地元農家さんとも知り合いになり、人の輪が広がっていきました。 竜王町は、バイオマス産業都市構想を掲げ、町内企業と協働し、 脱炭素社会、循環型社会をめざしています。 まさしく私にぴったりな地域だと思い、竜王町で農業を始めることを考えるようになりました。 そこで、竜王町役場に就農の相談をしてみたところ、 “地域おこし協力隊”として農業、そして地域活動に関わることを提案され、 2024年9月に地域おこし協力隊に就任しました。

地域おこし協力隊の吉田さん 背景は吉田さんが耕している田畑
地域おこし協力隊の吉田さん 背景は吉田さんが耕している田畑
吉田さんが出荷している道の駅かがみの里の直売所
吉田さんが出荷している道の駅かがみの里の直売所

農業と二拠点生活のはじまり

道の駅かがみの里の周辺の農地をお借りして、米や野菜を育て始めました。 農薬や化学肥料を使わず、炭、緑肥、草マルチなど、地域で得られる資源を生かした栽培を試しています。 農薬を使わずに育ててみると、虫や病気への対応の難しさを実感します。 もともと田んぼだったこともあり、水はけは悪く、雨の翌日はドロドロです。 山に近いところでは、ジャガイモを全てイノシシに掘り起こされたこともありました。 本当に、がっかりです…。

基本、思うようにはいきません。

それでも、ニンジンの芽が出た、秋に蒔いたソラマメの花が咲いた、 水の張った田んぼに目をやると、カエルが自由に泳いでいた、 そのようなささいな感動に日々出会えることは、農作業の醍醐味です。 あと、働いた後のビールがうまい!

家族は大阪市で暮らしており、私は平日の多くを竜王町で過ごしています。週末には大阪へ戻り、夏休みや長い休みには家族が竜王町で過ごすこともあります。

普段は自炊生活に努めています。野菜は自分がうまく育てられなくても、畑のお隣さんからたくさんいただけます。 車で数分のスーパーマーケットもあります。 すぐ近くに、アウトレットモール、名神高速道路のインターチェンジがあり、 徒歩圏内にケーキ屋もあります。 車があるとそこまで不自由ではないです。 逆に言うと、車は必須です。

二拠点生活をする上で、距離は重要かもしれません。 ここ竜王町は、JRの最寄り駅まで出れば、あとは1本で大阪駅まで約1時間と 意外と大都市と近いと感じています。

いきなり生活拠点を移すのではなく、都市部とのつながりを残しながら地域に関わる。 私にとっては、二拠点生活が竜王町との接点をつくる現実的な方法になっています。 交通費がネックになりますが…。        後編に続く・・・。 

大阪市内
大阪市内
竜王町
竜王町

このプロジェクトの地域

滋賀県

竜王町

人口 1.12万人

竜王町が紹介する竜王町ってこんなところ!

近江牛や近江米、果樹などの特産品やアウトレットモール、大規模工場の立地など農商工観光の魅力が揃い、名神高速道路で京阪神、名古屋へのアクセスも良好。竜王町コンパクトシティ化構想により、にぎわいと利便性を創出し、さらに暮らしやすいまちづくりが進んでいます。

このプロジェクトの作成者

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竜王町は東に雪野山、西に鏡山と2つの竜王山を背景に、大地の豊かな恵みを受け継ぎ発展してきました。総面積の約30%を占める水田では良質の「近江米」が生産されるほか、果樹栽培も盛んで、年間を通して旬の味覚を楽しむことができます。また、「近江牛発祥の地」としても知られ、県内でも最大級の肥育頭数を誇ります。  まちの賑わいスポットには、竜王インターチェンジ近くのアウトレットパーク、体験交流型の農業公園である道の駅「アグリパーク竜王」、源義経の烏帽子の形をした屋根が特徴的な道の駅「竜王かがみの里」などがあり、県内外から多くの人にお越しいただいています。  町南部に立地する大手自動車工場は、県内最大級の工場として稼働するほか、「滋賀竜王工業団地」、「滋賀山面工業団地」では新たな企業立地が進み、町の活力源となっています。  今後、竜王町コンパクトシティ化構想に基づく中心核整備により、賑わいと利便性を創出し、さらに便利で暮らしやすいまちづくりを進めていきます。

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