【入社2年目が語る】未経験から始める養豚、1年目のはなし
私たちロッセ農場は、飛騨高山の高原にある養豚場です。 入社した方がまず任されるのは、母豚の世話。その中でも多くの時間をかけるのが、餌やりです。
朝と夕方の1日2回。——と書くと、決まった量を配るだけの仕事に見えるかもしれませんが、豚にも日によって体調や気分があります。1匹ずつ顔を見ながら、食べる量を決めていく。そういう奥深い仕事です。
未経験から入社した1年目は、実際どんな毎日を過ごすのか。 ロッセ農場がどんな会社なのか。25年続く独自の餌作りとは?
この記事では、働いて2年目の社員の話とともに、紹介します。
2年目の社員に聞いた、未経験からの1年目
ロッセ農場で働く、岐阜県瑞浪市出身の20代の社員に、入社してからの1年について聞きました。
養豚はまったくの未経験。農業をやりたくて転職エージェントに相談したら、養豚を紹介されたそうです。見学で「豚がかわいい」と思ったのが決め手でした。
――入社したら、まず何から始まるんでしょうか。 「まずは母豚への餌やりです。最初の2週間くらいは、ずっと先輩と一緒でしたね。そのあとは分娩の記録とか、子豚を育てるための仕事を教えてもらって。慣れていくうちに、離乳した子豚を数えるとか、細かい作業も任されるようになりました」
――1日の流れは、だいたい決まっているんでしょうか。 「餌やりは毎日、朝と夕方の2回です。朝は8時から10時半ごろ、夕方は15時から17時ごろまで。それ以外は日によってバラバラで、ワクチンを打つ日もあれば、離乳した子豚を数える日もあります。普段はひとりで動きますが、2人がかりの作業もありますね」
――餌やりというのは、決まった量を配る単純な作業ですか。 「そうでもないんです。豚も、日によって体調や気分があるので、1匹に対して3回くらいは様子を見に行っていますね。顔を見ながら、もう少し食べるかな、水のほうがほしいかなと考えて、時間をおいてまた見に行く。
顔をずっと見ていると、めっちゃ真ん丸の目でこっちを見てくれるんです。これがかわいくて、仕事で一番好きな瞬間ですね。私は子豚よりも母豚が好きで、餌をあげるときは絶対、母豚の顔をしっかり見てあげるようにしています」
――違う部署では、大きくなった豚が食べる餌を自分たちで作っているんですよね。入社前から知っていたんでしょうか。 「見学の日に、人が残した食べものを餌に使っていると聞きました。前にコンビニで働いていて、廃棄される商品の多さをもったいなく感じていたので、いいなと思いました」
――前の職場と比べて、変わったと感じることはありますか。 「前の仕事は流れ作業みたいなものが多くて、考えなくてもできる仕事だったんです。でも豚の仕事は、豚のことを考えながらやっていかないといけない。そこは全然違いました」
――慣れたなと感じたのは、どんなタイミングでしたか。 「1日の時間配分を、頭の中で考えながらやれるようになったときですね。これくらいに終わるから、次はこれができるな、と少しずつわかってきました。
慣れる前は、一つ一つの作業にすごく時間がかかって、ほかの作業が何もできない感じで。できないときは教えてくれる人に助けてもらいながら、少しずつ慣れていきました」
入社してからの3年ほどは、基礎を覚える期間と考えています。ただ、日々できることは着実に増えていきます。基礎を覚えたあとは配属が変わることもあり、5年ほどで主任クラスまで育ってほしいというのが会社の考えです。
配属先によっては、餌づくりに関わることもあります。25年続く、ロッセ農場ならではの仕事で、詳しくはこのあと紹介します。
25年続く餌作りと、これからの働き方
ロッセ農場を語るうえで欠かせないのが、豚が食べている餌そのものです。
~使われずに終わるはずだったものが、食べものに戻る~ 作り方は、リキッドフィーディングと呼ばれる方法です。豚が大きくなってからの段階で使う餌で、食品工場から出る未利用食品を引き取り、配合して液体の餌にします。いまは名古屋近郊などの工場から、月に1000トンほど届きます。これまで費用をかけて処理されていた食品を有価で引き取るので、工場側のコストも下がります。
引き取るのは野菜や小麦製品が多く、乾かすと食パンを焼いたような香りがします。パンのような味になるからか、豚も喜んで食べるそうです。
餌の設計は、栄養のことを勉強しないと自分ではできません。配合ひとつで肉の味が変わる。だからこそ面白いのだと、農場長の河瀬さんは言います。
「うちは、あえてブランド名をつけていません。この取り組みを見て、使ってみたいと言ってくださるお客さんに使ってもらっている。中身で選んでもらう売り方も、あっていいのかなと思っています」
こうした専門的なことも、現場で一緒に仕事をしながら順番に教えます。今いる社員も、多くが未経験からのスタートです。
~「働きやすいように」を合い言葉に~ いま力を入れているのが、働く環境の整備です。年間休日は110日から120日に増やす予定。生き物相手なのでシフト制ですが、休日出勤はほぼありません。急な対応が必要なときも、チームでカバーし合います。
暮らしは車が前提の環境です(普通自動車運転免許は必須)。農場から市街地までは10〜30分ほど。職場が近いので、朝早く起きなくていいのがありがたいと話す社員もいます。住まいは社宅のご相談に応じています。
~まずはお話しませんか?~ 見学に来てくださった方には、ロッセ農場の豚肉をお渡ししています。未利用食品から作った餌で育った豚が、どんな味になるのか、まずは食べてみてほしいです。 「興味ある」を押して、オンラインで話しませんか?
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
母豚への種付けから出産・育成・出荷まで、一貫した生産体制の中で「飼養管理」「農場運営」「リキッドフィーディング(液体飼料の製造)」などをお任せします。
農場内は「繁殖」「育成(離乳・肥育・飼料製造)」「堆肥」の3チームに分かれており、所属チームの業務を担当します。 入社当初は、生まれたばかりの子豚のお世話や豚の個体管理など基本業務からスタート。経験を積みながら飼料設計・生育管理・機械整備など、担当領域を広げていきます。
普通自動車運転免許 未経験者大歓迎。入社スタッフの多くが未経験からスタートしています。
大型免許・フォークリフト免許・車両系建設機械免許をお持ちの方は歓迎します。
月額:244,571円〜315,610円(職種手当含む) ※試用期間中も同額支給。職種手当は、30時間分のみなし残業代として固定で支給します。30時間を超えた分は、別途残業代を支給します。 手当:通勤手当、時間外手当、役職手当、家族手当等 賞与:年2回(6月・12月) ※支給額は人事評価および会社業績により決定します。 ※試用期間中は支給なし。
雇用形態:正社員(試用期間3ヶ月) ※試用期間終了後、基本的に本採用となります。 勤務時間:8:00 ~ 17:00 休日:完全週休2日制(年間休日110日/120日に増加予定) ※生き物相手のため、季節や作業内容で勤務時間が前後することがあります。休日はシフト制です。 ただし休日出勤はほぼありません。急な対応が必要なときもチームでカバーし合うので、オフの予定も立てやすい環境です。
住所
連絡先
社宅(借り上げ社宅)あり。移住者の方は転勤者扱いとして住居のご相談に応じます。(詳細はお問い合わせください) ※30歳未満の場合、自己負担額は月額13,000円程度が目安。
直営保養所(ハワイ)・会員制リゾート施設契約あり
農場見学も随時受け付けています。「まずは話だけ聞いてみたい」という方も、お気軽に「興味ある」ボタンを押してご連絡ください。
株式会社ロッセ農場(クレストグループ)
このプロジェクトの地域
高山市
人口 8.11万人
桐山 奈央が紹介する高山市ってこんなところ!
高山市は日本でも有数の観光地として名高く、世界遺産・大自然・レジャー施設なども付近にあってとても生活しやすい環境です。