【寮・温泉あり】仕事前に海へ、休日は草木染めや焚き火。屋久島で始める新しい日常
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2026/09/05「興味ある」が押されました!
2026/09/05神秘的で豊かな自然と人が共存する、世界自然遺産「屋久島」。「屋久杉」で知られ、観光でたくさんの人が訪れる傍ら、この島で地に足をつけて暮らし、働く人がいます。
私たちは屋久島で 「sankara hotel & spa 屋久島」 「samana hotel Yakushima」 という2つのホテルを運営しています。
「sankara hotel & spa 屋久島」は、お客さま一人ひとりに寄り添い、滞在をオーダーメイドで提案するスモールラグジュアリーホテル。 「samana hotel Yakushima」は、雄大な自然の眺望や島の食材、温泉など、屋久島の恵みとの調和を大切にしたホテルです。
屋久島で暮らし、働くとはどういうことか。前回の記事では、「sankara hotel & spa 屋久島」でセラピストとして働く江川由華さんに、移住のきっかけやホテルでの仕事について話を聞きました。
「仕事のために生きるのではなく、暮らしの中に仕事がある状態が理想だった」と話す江川さん。後編となる今回は、そんな江川さんの島での日常を、もう少し覗いてみます。
さらに、ほかのスタッフにも、この島を選んだ理由や、移住して変わった日常について聞きました。
▼前回の記事はこちら https://smout.jp/plans/29901
屋久島に来て変わった、暮らしと仕事のウェイトの感覚
「以前は関東でずっとセラピストやエステティシャンとして働いていて、約一年前に屋久島に移住してきました。
仕事のために生きるのではなく『暮らしの中に仕事がある』状態が叶う場所、これまでのスキルを生かして自然のそばで働ける場所はどこだろう? という軸で仕事を探し、ご縁があったサンカラホテルで働いています。
実際に屋久島で一年生活してみて、『暮らしの中に仕事がある』理想的な状態だな、と日々感じています。
お昼に出勤の日は、朝起きてから海に寄ることもあります。少し車を走らせて、観光地化されていないお気に入りのビーチへ。ジャングルのように生い茂る緑の中を歩いて下っていくと、その先に驚くほど透き通った海が広がっているんです。
そこでシュノーケルをすると、目の前をたくさんの魚が泳いでいて。こんなにきれいな場所なのに、いつ行ってもほとんど人がいないんです。誰にも邪魔されずにのんびり海を眺めたり、一人で静かに過ごしたり。仕事へ向かう前に、そんな贅沢な時間を過ごせるのがいいですね(江川さん)」
休みの日も、屋久島の自然をめいっぱい満喫して過ごしているという江川さん。最近ハマっているアクティビティについても教えてもらいました。
「休日には休みが合う同僚と一緒にカフェに行ったり、オーガニックコットンの草木染めを楽しんだりしています。月桃(げっとう)にクサギ……季節によって出会える植物が変わるので、植物を探しに行くこと自体も楽しいんです。
クサギも、その時期にしか出会えない植物のひとつ。地元の方やスタッフから『あそこにいい植物があるよ』と教えてもらって探しに行くこともあります。そうやって少しずつ、島の新しい場所を知っていくのもワクワクします。
植物をたくさん採集し、じっくり乾燥させて、一から染め物の素材をつくる。手間もかかりますが、そうやって島で丁寧な手仕事を楽しむ時間は、私にとってとても愛おしいものです。
冬場は焚き火を楽しむこともあります。海も川も、車で5分、10分走ればすぐそこにあるので、流木を拾ってきて火を焚べたり。特別な道具や準備をしなくても、思い立ったときにサッとできる。そんな自然遊びが、特別なイベントではなく、日常に溶け込んだアクティビティなんです(江川さん)」
とはいえ、江川さんの休日がいつもアウトドア一色というわけではありません。
「実は映画が大好きで、移住する前は『島に映画館がないけど大丈夫かな……』と本気で心配していました(笑)。でも、今住んでいるホテルの寮にはWi-Fiもあるので、Netflixなどの配信サービスで映画を観ています。実際に暮らしてみたら、意外と困ることはありませんでした(江川さん)」
働く人それぞれの「仕事」と「暮らし」
サンカラホテルには、江川さんのほかにも、それぞれの思いを持って関東から島へ移住してきたスタッフがいます。屋久島を選んだ理由も、そこで叶えたい暮らしも、人それぞれです。
東京の外資系金融企業から「趣味のサーフィンを楽しみながら海に近い場所で暮らしたい」とサンカラホテルに転職をした植松さんは、SMOUTでの求人記事をきっかけに屋久島へ移住。
「なかなか移住に踏み切れずにいたのですが、求人記事を見て『決めるなら今だ』と思い、屋久島に行くことを決断しました。いざ来てみて、『自分が住むならここだ』と運命的なものを感じました。
お客さま一人ひとりにしっかりと時間や手間をかけておもてなしできるので、日々、接客する喜びを感じながら働いています。わたしが対応したお客さまがわざわざお手紙を送ってくださったときはとても嬉しかったですね(植松さん)」
一方、宮大工からサンカラホテルの施設管理の仕事に転身した塚田さんは、屋久島へ移住して、日々の暮らしそのものが大きく変わったといいます。
「関東にいる時はとにかく多忙で、コンビニ食が多く、休日も家で過ごすことが多かったんです。島にはコンビニがないので、自炊するようになり、ありがたいことに健康的になりました。自然が目の前にある。海も山もあるというのはやっぱりいいですね。
移住当初は屋久島に知り合いがいなかったのですが、スタッフも元気で良い人ばかりなので、『今度どっか行きましょうよ!』と、よく誘ってくれます。休みの日は海で泳いだり山にハイキングに行ったり、一人でのんびりしたり。
屋久島にはスーパーもドラッグストアもあるので生活にも困らず、唯一困ることといえば飲食店に行った後で運転をしないといけないから誰かが飲めないことくらいですかね(塚田さん)」
サンカラホテルでシニアバトラーとして働く竹本さんは、もともと東京で美容師として働き、結婚後は夫婦で世界一周の旅へ。その後、「自然豊かな環境で子どもを育てたい」と屋久島へ移住しました。
「ホテルでは美容師時代に培った接客力を生かしながら、休みには島の子どもたちにサッカーを教えるなど、仕事を離れた時間にも島とのつながりを広げています。
「地域の方の髪を切る代わりに畑の野菜をもらったり、ご飯をごちそうになったり。地域の人たちとの交流を楽しんでいます(竹本さん)」
海のそばで暮らしたい。 自然の中で子どもを育てたい。 趣味を楽しむ時間を持ちたい。 仕事にもきちんと向き合いたい。
屋久島を選ぶ理由は、人それぞれ。
「仕事のために生きる」のではなく、「暮らしの中に仕事がある」。 長い人生の中で一度、そんなふうに島で暮らし、働いてみませんか?
屋久島での仕事や暮らしが少しでも気になった方は、「応募したい」ボタンからメッセージを送ってください。まずはオンラインで、気軽にお話ししましょう。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
島のホテルでのお仕事です。
【調理人】 島のストーリーを紡ぐ食のプロフェッショナルとして、調理を担当いただきます。屋久島の湧水と酵母を使って、毎朝パンを作るなど、島の資源とホテルのスキルを掛け合わせたメニュー開発もおこなっています。
【レストランサービス / レセプション・フロント】 宿・島のこだわりを、お客さまのご希望に合わせてオンリーワンの屋久島滞在プランに落とし込む、バトラーやサービススタッフとして活躍いただきます。
【施設管理】 広大な施設の修理補修に加え、南国の植物や果樹の群生が生茂る庭園の手入れを担当いただきます。
【予約スタッフ(中堅)】 お客さまに最初に接する窓口役です。送迎や各種アクティビティの手配などを通し、快適な滞在をサポートします。
【上記の他、職種と掛け合わせて、以下の職種も募集中です】 ・清掃スタッフ ・バーテンダー ・ナイトフロントスタッフ ・セラピスト ・ネイチャーガイド ・DIY、施工ができる人(施工管理)歓迎
◾️人と接することが好き ◾️まずは1年でも、島暮らしを体験したいと思うあなたの好奇心・探究心!
※私たちのホテルだけでなく、島全体がフィールドです。島のプロフェッショナルを目指しましょう。
◾️ホテルでの勤務経験 ◾️接客スキル ◾️調理スキル ◾️語学力 ◾️ソムリエ資格 ◾️セラピスト・マッサージスキル ◾️ネイチャーガイド ◾️旅の経験 ◾️DIYスキル ◾️事務経験
◾️年俸:300万円〜500万円(キャリアにより応相談)
※試用期間3ヶ月(給与変化なし)
・寮社宅あり:単身/ファミリー寮orシェアハウス(空き状況によりいずれか決定) ・キャリア採用給 応相談 ・昇給あり ・交通費支給(詳細は交通費算出規程による)
正社員、契約社員 シフト制
住所
連絡先
■寮社宅:寮orシェアハウス(空き状況によりいずれか決定) ※単身/ファミリー寮(31,000円/月)orシェアハウス(19,000円/月) ※水道光熱費、wifi費用含む
■充実した研修制度 ・ソムリエによるワイン講座 ・専属ガイドによる屋久島の研修 ・語学研修、生産者訪問 etc.
■労働保険あり ■福利厚生施設利用制度 ■社内表彰制度 ■役職手当 ■自社施設利用優遇制度 ■車通勤可、駐車場完備 ■旅行支援制度 ■出産・結婚祝い金 ■退職金 ■忘新年会補助金 ■慶弔見舞金あり(詳細は慶弔規程による) ■社員食堂(事業所による) ■まかない支給 ■制服貸与 ■退職金制度:勤続年数5年以上の方対象
※空いた時間でトレッキングを楽しんだり、家族ファーストの休日を過ごしつつほどよく働いたり、近所の人と仲良くなって物々交換をしたり、それぞれが自分に合う形で屋久島ライフを楽しみながら仕事に従事しています。
samana hotel Yakushima / sankara hotel & spa 屋久島
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域
屋久島町
人口 1.17万人
内村 友也が紹介する屋久島町ってこんなところ!
最後に、私たちが愛する屋久島のこと、さらにこの自然を守るための取り組みについてお伝えしたいと思います。
屋久島は鹿児島県の南西に位置する離島で、約20%の地域がユネスコ世界自然遺産に登録されています。標高1000mを超える山々が45座並ぶことから「洋上のアルプス」とも呼ばれ、縄文杉を見るトレッキングツアーをはじめ、SUPや海釣りといった大自然を体感できるアクティビティが世界中の人々を魅了しています。
海、山、川、滝、温泉、全て楽しめる屋久島。近年は観光客の増加もあり、自然の保護が大きな課題となっています。わたしたちは「豊かな自然あっての屋久島」という一貫した哲学のもと、リゾートとして自然の保護活動に取り組んでいます。
エコ活動やサステナビリティ経営に加え、自然保護活動に対する寄付や地産地消などを約束する「for the Yakushima」宣言を推進。環境保全のためにホテル創業時に立ち上げた「サンカラ基金」では、海亀の保護や山道整備、ツマベニチョウの食草となる魚木(ぎょぼく)の増殖プロジェクトなど、環境保護・整備のための幅広い活動を行っています。
このプロジェクトの作成者
屋久島観光協会理事。屋久島の雄大な自然に魅せられ、「sankara hotel & spa 屋久島」の開業に携わる。総支配人を務め、2014年には同ホテルをトリップアドバイザーのラグジュアリーホテル部門と小規模ホテル部門日本1位に導く。 2024年4月には、samana hotel Yakushimaをリブランドオープン。
現在はホテル以外の事業統括をしながら、屋久島観光協会理事を務める。観光を通して屋久島の自然を守りながら、この島で暮らす・働く人を増やすために奮闘。