移住した先で空き家を買うか?賃貸に入るか? 安価な空き家と移住段取りの関係
公開日:2026/10/29 00:52
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2026/10/29「200~300坪で6LDKが数百万!!」
お得に手に入れることができそうな地方の空き家は、地価が高騰し、金利が上昇し始めた首都圏で暮らしている方にとっては、その広さと価格はとても魅力的かもしれません。
移住の支援に携わる中で、皆さまの「住処」に対する関心はとても高く、既に空き家について数回にわたり掲載をさせて頂きました。
時間の経過とともに様々な条件も変わってきており、再度、修正を加えながら掲載していこうと思います。
今回は、特に「移住の段取りの時間的要因」を考慮し、登米市の住宅事情の現状などもお伝えしていこうと思います。
地方のどこでも必ずしも一致するわけではありませんが、皆さまが移住の検討を進めるにあたり、少しでもお役に立てればと思います。
空き家を「購入する」ことと「移住する」ことの同時は難しい
登米市での空き家バンクでの売買の傾向から少し見てみます。
例えば、首都圏で現在住んでいる近くに中古の物件を新たに購入し、引っ越すことを考えてみましょう。
家を買うことは、不動産を生業としている方を除き、一般の方々にとっては、そこそこの「人生のイベント」になるはずです。
「資金面」「内装リフォーム工事」「引っ越し段取り」など、普段の生活にプラスして、かなりの負荷がかかってきます。
一方、移住も「住処」以外にも様々な調整事項「仕事」「資金」「引っ越しに伴う片付け」「移住後の暮らしの確立」など、決断・行動しなくてはいけない物事がどんどん出てくるため、これもかなりの負荷がかかります。
果たして、この2つの「一大イベント」を同時に進めるべきか?
移住元と移住先との距離にもよりますが、遠方の場合は往復の交通費や忙しくなっていく中で、時間は軽減すべき側面もあります。
住処の「購入」と「賃貸」のコストを比較した場合、長期に住むことを考えれば、購入してしまった方が、メリットが出るのは明らかです。
しかしながら、実際の地方の物件は、安価であれば安価なほど、修繕が必要なことが多く、直ぐに住めるようなものは、もう少し高い価格帯になってきてしまいます。
特に「賃貸」が契約と同時に入居できることと比べると、「購入」はリフォームなど少し長い時間を要するため、移住との同時進行は足かせになる場合もあります。
物件を「購入」し「移住」する場合は、時間に余裕を持ち、段取りをあらかじめ綿密に計画し、細心の注意を払いながらタイミングよく進めることが大事かと私は思います。
空き家等「賃貸」の現状はどうなのか?
登米市の空き家バンクの特徴として、約40件あるうちの「賃貸」希望のオーナーさんは、2~3件の割合で、希少物件となります。
これには理由があり、空き家のオーナーさんのほとんどが、既に首都圏などに住んでおり、実家である遠方まで戻ってくることが年齢と共に難しくなり、早く完全に手放したいオーナーさんが多いのです。
「賃貸」にすれば、設備などの故障費用などの様々なリスクが残ってしまうからです。
このため、「賃貸の空き家の物件」については不動産屋さんも仲介のリスクが高くなるため、取り扱わないことが多くなっています。
一方、登米市の場合は「空き家」ではなく、「普通のアパートや2LDKクラス戸建て賃貸物件」で不動産会社さんが取り扱っている「賃貸物件」はたくさんあります。
これらは、いつでも使用開始できるようにしっかりと管理されており、すぐに入居できる場合がほとんどです。
コスト面でも、空き家物件を購入しリフォームする価格に比べたら、安価にスタートできます。
長い目で見れば「購入」の方がお得なのは事実ですが、「移住後の暮らし」が理想と異なっていたり、同じ市内でも、もっと魅力的な物件や場所があるかもしれません。
購入してしまうと「元に戻れない」「別に移れない」リスクが発生するのです。
U・Jターンである程度、地域のことがわかっているならともかく、移住先の雰囲気や地理的な要因を把握するには、数か月から1年程度はかかると思います。
私としては、一旦アパートなどの「賃貸」を契約し「移住」をしたのちに、ゆっくりと地域を理解・把握しながら、良い物件を探して「購入」する形で進めるのが良いと感じています。
もともと賃料も首都圏に比べて安価になっている地域ですので、損はないかと思います。
移住を焦らず、段取りよく進めていくには、なるべくシンプルにしていくのが良いかと私は思います。
地域おこし協力隊 三神 (2024年神奈川県から登米市に移住、移住定住支援員をして従事)
このプロジェクトの地域
登米市
人口 7.22万人
登米市(とめし)が紹介する登米市ってこんなところ!
自然が豊かでゆったりした時間が流れている地域です。 雄大な北上川や冬に白鳥やマガンの群れが飛来する伊豆沼など、水の豊かな町であり広大にひろがる水田地帯は、季節に応じた彩に変化し、四季の移り変わりを身近に感じることができます。 冬季の朝夕に白鳥やマガンが群れをなして、空を飛んでいく姿は、とても雄大であり、オススメスポットというよりは、それが日常の生活の中で当たり前に見れることが魅力だと思います。
米どころならではの、餅や団子の文化が発達しており、5色団子が主流で、「ずんだ、みたらし、あんこ、ごま、くるみ」など色とりどりの団子が店頭に並んでいます。手作り、無添加が多いため、賞味期限が1日なので、残念ながら、首都圏へのお土産にできないのが難点です。是非、登米にきて美味しいお餅やお団子をご賞味ください。
このプロジェクトの作成者
登米市は宮城県北東部にあり、歴史と自然が調和する風光明媚な町です。県内屈指の米どころであり、仙台牛の約4割を生産する、農業、畜産、林業の盛んな地域です。 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台地でもあります。 「伊豆沼・内沼」や「北上川」など多くの水資源に囲まれた「水の里登米」には、多様な植物や生き物が暮らしています。源氏ボタルの鑑賞など、多くの場所で「登米の自然の魅力」に触れることができます。