「Kiminoka（キミノーカ）」は大阪など京阪神都市部から車で1時間半ほどでアクセスできる自然豊かな紀美野町（きみのちょう）で、自家栽培の野菜や果物を利用したジェラート専門店を運営しています。

「キミノーカ」代表の宇城（うしろ）さんは、2008年に脱サラし、実家の農業に就農しました。もともとは柿や山椒を主に栽培する果樹農家でしたが、就農後は野菜の多品目栽培に取り組み、直売やレストラン、スーパーなど小売店への卸などへ販路を広げております。2013年には、採れたての作物の持つ豊かな香り、みずみずしさなど、野菜の魅力をたくさんの人に味わっていただけるよう、ジェラート専門店をオープンしました。

オープン以来、「キミノーカ」は“季節感・ココらしさ・素材そのものを味わってもらう”というコンセプトが支持され、近畿一円からお客さんが訪れるほどの人気店になっています。その秘訣は、作物栽培からこだわった素材の良さや特徴を徹底的に生かすジェラートづくりと、開業来の目標である“食を通じて幸せを感じてもらう”というコンセプトを実直に守っていることだといいます。えんどう豆や山椒、ビーツなど、季節ごとに旬の野菜を使い、野菜そのものの風味をジェラートにいかしています。

「キミノーカ」では、消費者の“食べる幸せ”を意識した農作物栽培や商品開発をおこなっており、生産した野菜や地元産果実の素材の良さをいかしたジェラートは、自店舗のほか、インターネットを通じても販売され好評を得ております。