林業が盛んな野迫川村ですが、1970年代に野迫川村の大股という地区で地域の三十〜四十代の方々が林業以外での産業を起こそうとアマゴの養殖場を始めました。試行錯誤、技術の継承を重ねながら現在では関西で一番の大きさを誇る養殖場となりました。
しかし、これまでの道のりは決して平坦なものではなく、2011年の紀伊半島豪雨時、養殖場の後ろの山から土石流が発生し、池がいくつも呑み込まれもう再建できないかもしれないと思う事もありましたが、地域の方々の不屈の精神でこういった困難を何度も乗り越えてきました。
そして、翌年の2012年にはアマゴが「奈良県の魚」に指定されることになりました。

現在は村の高齢化に伴う事業の継承に問題を抱えており、アマゴ養殖場の未来のために村外から新たなアイデアやチャレンジ精神で取り組んでくださる方をお待ちしております！

・川魚の養殖にチャレンジしてみたい人
・地域の人と協力して目標を実現したい人
・地域の人たちと家族のように支え合いながら田舎暮らしをしたい人
・美しい自然や清流に囲まれて暮らしたい人
・そして、なによりもアマゴを愛してくれる人！

こんな人と出会えたらいいなと思っています！

◎アマゴ養殖隊員
○募集人員：１名
○勤務場所：大股漁業生産組合（野迫川村大字北今西１０４）
○雇用形態：野迫川村地域おこし協力隊（パートタイム会計年度任用職員）
○勤務時間：原則火曜日から金曜日の午前８時～午後５時まで（休憩時間：1時間）
○給与・賃金：月額200,880円
○時間外勤務：大股漁業協同組合から時給900円で支給されます。
○休日：毎週土・日・月曜日　祝日・年末年始（12月29日～１月3日）
　※ただし、活動内容によっては休日勤務もあります。その場合、代休取得となります
○休暇：年次休暇１０日
○必要条件：普通自動車免許（MT)(基本村での移動は車で組合社用車がマニュアルです）
　　　　　　（養殖業に必要な資格はございません。）

◎具体的な業務概要
(1)漁業(アマゴ養殖)
(2)移住交流支援(地域資源を活用したイベントの発信・参加)
(3)その他村長が必要と認めた活動
◎募集対象
(1)現在、三大都市圏又は地方都市等（過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村）に居住し、任命後に住民票を野迫川村に異動し居住できる方）（家族での移住も可能です）
(2)心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持っている方
(3)パソコン（ワード、エクセルなど）の一般的な操作ができる方
(4)活動期間終了後に野迫川村においてアマゴ養殖者として就業し、当村にとどまる意思のある方
(5)上述の（1）から（4）までの規定に関わらず、地方公務員法第16条欠格事項に該当しない方
※ 地域おこし協力隊としてアマゴ養殖を学んでいただき、意欲を持ってアマゴ養殖を生業として生活していただける方については、地域おこし協力隊期間終了後、大股漁業生産組合への就職の可能性があります。
※zoomでのお問い合わせも対応しております。お気軽にご連絡ください。

野迫川村産業課及び大股漁業生産組合