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満員御礼【2/22~2/25】山口市仁保地域での3泊4日のワーケーション参加者を募集します
私の住む山口県の県庁所在地・山口市はとても広くて、南は瀬戸内海に面し、北は島根県との境に接しています。
なので一口に山口市と言っても、気候や風土が場所によってずいぶん違うのですが、今回のワーケーションの舞台となる仁保地域は、市の中心部に近いものの(県庁から車ならわずか15分!)山間部が多く、冬の寒さが厳しいところです。
そして主な産業が農業であるこちらの地域は、日本の多くの農村がそうであるように、少子高齢化が深刻なスピードで進んでいます。
今回こちらの仁保地域では、初めてワーケーションを実施します。
仁保地域に対する私のイメージは、元気に活発に活動している女性が多い、というものです。特に、自然からの恵みや、昔から伝わる人間の知恵を大切にし、「食」に重きを置いて地面に足をつけながら生活を楽しむ人達が集まって来ているように見えています。
このたびのワーケーションでは、ぜひそんな人達に会ってほしいと思っています。
仁保地域の美しい景観、里山を未来に引き継いでいきたい
今回、このワーケーションを実施することを決めるまでに、仁保地域交流センターの所長さんをはじめ、この地域を何とかしたいという地元の人達との話し合いを何度も持ちました。
少子高齢化、人口減少が進むなか、仁保地域の美しい景観や里山を守り、次の世代へ引き継いでいくために今できることは何なのかを考え、行動に移していきたい。
昔から受け継がれてきた知恵をもって自然の恵みを享受する里山の暮らしの大切さが、今こそ見直される時代に来ているんじゃないか。そして、都市に暮らす人達にとって、仁保では当たり前の田舎暮らしが実は貴重なんじゃないか。
それを体験するために都会から何度も来てくれる人達が増えるといいよね。
そんな話をするうちに、はじめの一歩として、気軽に滞在して仁保の暮らしを体験できるワーケーションのプランを立ててみようということになりました。
こうした話し合いの過程で、まさにこの仁保地域の良さを代表するような元気な2人の女性と出会い、一緒にプログラムを考えることになったのです。
おひとりは、白木美和さん。さまざまな顔を持ち多方面でパワフルに活躍されている白木さんは、1日目の野草摘みと野草料理、そして最終日の竹紙づくりを教えてくださいます。プランに関する助言もたくさんいただき、頼りにしまくっています。
白木さんのお話のなかで、冬の寒さの下でも春の野草たちはもう、しっかり芽吹いているとおっしゃっていたのが印象的でした。プログラムを通して、そんな野草の持つたくましさ、底力を感じてほしいと思っています。
もうおひとりの富田勢津子さんには、こんにゃくづくりを教えていただきます。
富田さんが子どもの頃にはこんにゃくはお正月に食べる特別な食べ物で、ミキサーの無い時代にはすり鉢で何時間もかけてこんにゃくいもをすりつぶしていたそうです。そんな富田さんのお話を聴いていると、「食べる」ということの意味や大切さについて改めて考えさせられます。
また1泊めは、茅葺屋根の「帰郷庵」(私小説家・嘉村礒多生家)にて、昔ながらの田舎暮らしを体験します。
2日目の朝食は、参加者の皆さん自身でかまどでご飯を炊きます。上手くいくかどうか今から少し心配ですが、一緒にやってみましょう。
2・3泊目は、近くのゲストハウス「紅花舎」にて。サウナも新設され、ワーケーションにぴったりな長期滞在したくなる素敵なお宿です。
白木美和さん、野草を使った料理教室
富田勢津子さん、ご自宅前の風景
自然と人の営みとの循環を大切にしたい方とこの地域とを引き合わせたい
ワーケーションの実施を通して、自分なりの視点で山口市仁保地域と関わっていきたいと思う人と出会いたいです。
この地域の魅力を語るにはさまざまな切り口があるのですが、今回のワーケーションでは、特に里山の恵みとそこに生きる人達の知恵に注目したプログラムを作りました。
以下のような方には、この仁保地域でのワーケーションを楽しんでもらえると思います。
・自然と人の営みとの循環を大切にしたい人
・自然の恵みとしての「食」に関心のある人
・田舎は好きだけど、山奥すぎる場所はちょっと不安な人
・旅が好きで多様な人とコミュニケーションをとるのが好きな人
竹紙づくりのようす
昔ながらの生活を体験できる「帰郷庵」
開催日程:2024年02月22日~ 2024年02月25日
所要時間:3泊4日
費用:無料 ※新山口駅までの往復交通費、食事代(8,000円~10,000円程度)は各自負担
定員:4 人
最小催行人数:1 人
集合場所:JR新山口駅
解散場所:JR新山口駅
▶2/22(木)
14:00 JR新山口駅集合⇒仁保地域へ
オリエンテーション
農家見学、野菜調達
「帰郷庵」へ
野草摘み、料理づくり(鍋、野草料理)
夕食、交流会
▶2/23(金)
朝 かまど炊きごはん
午前 テレワーク
昼 昼食(地元の有機野菜をたっぷり使ったレストラン)
午後 仁保地域をウォーキング
「紅花舎」チェックイン
夕刻 地元の飲食店で夕食、地域の人たちとの交流会
▶2/24(土)
午前 テレワーク
午後 こんにゃくづくり
こんにゃくを使った料理づくりと夕食会
夜 希望者はサウナ体験(紅花舎)
▶2/25(日)
午前 竹紙づくり体験
午後 昼食後、振り返り、アンケート記入
15:00頃 新山口駅解散
定員に達したため締め切りました(キャンセル待ち受付中)
おかげさまで定員に達したため、募集を締め切りました。
多くの方に興味を持っていただきありがとうございました。
若干のキャンセル待ちを受け付けていますので、希望される場合はお知らせください。
写真は、2・3日目の宿泊先の「紅花舎」さんです。
さきほど山口市農山村づくり推進課の担当者と一緒に打ち合わせに行きました。
定員まで残り1名です。
現在、こちらのワーケーション体験については3名のお申し込みをお受けしました。(定員4名)
多くの方に興味を持っていただき、ありがとうございます。
「興味ある」「応募したい」を押していただいた方へ、応募方法や注意事項等をご案内いたします。
その後、ご案内したメールアドレスへのお申し込みをもって受け付けとさせていただいています。
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
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本州西端に位置する山口県のまんなかあたり、とても広い市域をもつ山口市です。面積にして、1,000㎢超え。人口は、現在約19万2千人。
北は中国山地の端っこ、南は瀬戸内海に面し、ということはもちろん山の幸海の幸、お米もお野菜もお肉もお魚も。おいしいものを挙げたらキリがないし、山遊び川遊び、マリンスポーツ、雪遊び。アクティビティにも事欠きません。
そして、古くから海と陸の交通の大動脈が通り、かつ東アジアに近いという地理的条件にも恵まれ、古代には先端工業地帯、中世はじめには一大国家プロジェクト・東大寺再建の材料供給基地、中世後期には西国随一の大名大内氏の拠点となり、明治維新においては志士たちの躍動の地となりました。こうした歴史の重なりを感じることのできる場所が、市内にはいくつも残り、山口県立美術館や山口情報芸術センター[YCAM]などの充実した芸術文化施設とともに、文化を身近に感じることのできるまちの雰囲気をかたちづくっています。
山口県出身、山口市在住です。
人生のほとんどを山口市で過ごしていますが、まだまだ知らない場所も人もたくさんで、発見の日々です。世界中から大好きな山口へ、色んな方に来ていただくために奮闘しているところです。
趣味は旅行で、特に東アジアへの渡航経験が多いです。
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