ONLY ONE プランナー
募集終了

 椎葉村民は歴史的に、複業を行ってきました。それは、単一の仕事では生計を立てることができないという厳しい地理的条件のあらわれではありますが、見方を変えると、少しくらい環境が変化しても動じることのない基盤を持っているとも捉えられます。時流の変化が激しい昨今ですが、椎葉村民のように複数の生業を掛け合わせて、少々の事ではびくともしない暮らしをつくってみたい方を募集します。
 生業とするものは、例えば養蜂、神楽面伝統工芸士、キャンプ場運営などを想定していますが、全く別のものでも大丈夫です。ぜひ、椎葉村で、もしくは椎葉村を活用して村外で、活動していけるアイデアをご提案ください。

複業、それはたくましさ

 椎葉村は、まだまだ多くの可能性を秘めていると考えています。日本三大秘境と言われ、世界農業遺産にも認定され、「日本で最も美しい村」連合にも加入している椎葉村は、不安定な現代を生きるためのフロンティアであると思います。
 しかし、多くの農山村と同じく少子高齢化に伴う人口減少が進み、過疎と言われる状況になっていることは事実です。そのため、都市部のような単一の仕事では需要が少なく、生計を立てることは難しいです。椎葉村で暮らしていくためには、歴史的に村民が行ってきたような農林業と建設業を掛け持つような複業、もしくは椎葉村外でも活動するような現代版の複業を行っていく必要があります。
 複業の候補として、村で考えているものをいくつか例示します。

『養蜂家』
 椎葉村の蜂蜜は「椎葉の秘蜜」というネーミングで好評を得ていますが、人口減少や高齢化で今後は養蜂家が減っていくことが予想されています。養蜂業を継承しつつ、自然と共存しながら恵みを活かす開拓を期待しています。

『神楽面伝統工芸士』
 国の重要無形民俗文化財に指定されている椎葉神楽を舞う際に使用する「神楽面」の制作を、伝統工芸士から直接教わります。

『キャンプ場運営』
 椎葉ダム湖畔にある桑弓野キャンプ場は、一度閉鎖の危機に陥りましたが、地域おこし協力隊OBの手によって「Base Camp Shiiba」としてリニューアルしました。こちらのキャンプ場運営の右腕を担ってくれる人を募集します。

『村のビンテージ屋さん』
 空き家を改修する際に課題となる、残っている家財道具などをリユースして販売するミッションです。

 以上は例になりますので、他にできそうなことがあればぜひご提案ください。一つのことに専念してもいいですし、二つ以上を掛け合わせて活動するのも大歓迎です。

日本ミツバチのはちみつ

日本ミツバチのはちみつ

椎葉神楽

椎葉神楽

今後の暮らし方を考えたい人、変えたい人

 複業をしないと椎葉村では暮らしていけないと上で書きましたが、これはそんなに重く捉える必要はありません。例えば都会の会社に勤めていても、取引先やクライアントは複数あることが普通だと思います。椎葉村での暮らしも同じで、一つの仕事だけでは季節が偏っていたり、収入が少なかったりするので、複数の仕事を組み合わせて生きてきたのです。
 ただ、都会の暮らしと椎葉村の暮らしが違う点は、仕事と暮らしが密接に結びついていることです。いわゆる「生業」と呼ばれる複数の仕事を通して、自分の暮らしを自分で作ってきた椎葉村民は、ちょっとやそっとのことでは動じません。時流の変化が激しい現代ですが、いわば「生きる安心感」が違うのです。
 椎葉村の地域おこし協力隊では、今後の暮らし方を考え、自分でつくっていきたい人を求めています。暮らしをつくるバックアップはしっかりと行いますので、安心して飛び込んできてください。

募集に関しての詳細は次をご覧ください。
https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/promote/2023/12/_2.php

ご応募の際は、合わせて「興味ある」ボタンも押していただけると嬉しいです。

BASE CAMP shiiba(ひえつきの里キャンプ場)

BASE CAMP shiiba(ひえつきの里キャンプ場)

空き家残家財の宝

空き家残家財の宝

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椎葉村
梅北実利が紹介する椎葉村ってこんなところ!

日本三大秘境の一つ、椎葉村。
広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。
自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。

梅北実利
椎葉村 地域振興課
宮崎県宮崎市で生まれて、5歳のとき家族で椎葉村にUターン。それから大自然の椎葉でのびのびと育ててもらいました。高校は宮崎市でその後、椎葉村役場に入庁し、今に至ります。 プライベートでは、子供の時から大好きだった神楽を保存会に入って継承しています。憧れだった面神楽もさせてもらえるようになりました。 椎葉での生活は便利ではないけど、それほど不便でもありません。
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