多度津町では、人口減少や高齢化による「地域力の低下」や新型コロナウイルス感染症による地域経済や地域コミュニティの減退が課題となっていました。それらを解決するためには、町内外の人、企業、団体のつながり強化や、「関係人口」と呼ばれる定住には至らないものの特定の地域に継続的に多様な形で関わる方々を創出する仕組みづくりが必要であると考え、令和3年度より「まちのコイン『どっつ』」の運営を開始しました。
「まちのコイン『どっつ』」により、上記のような課題を解決するには、まず、多くの方々に利用いただき、普及させていく必要があります。そのためには、まず、ユーザーの増加や、スポットと呼ばれる企業・お店・団体などの登録の促進、「どっつ」を使って得られる体験・サービスのアイデア出しなどのサポートが必要です。

■活動内容
主に、以下の活動を町職員とともに行っていただきます。
（１）スポット開拓
日常業務として、町内店舗・企業・団体等へ訪問し、まちのコイン「どっつ」の仕組みの説明や、活用アイデアの提案、スポット登録手続きのサポートなどの営業活動を行っていただきます。
（２）登録スポットのサポート
日常業務として、登録スポットの活用状況のヒアリングや、体験作成へのアドバイス、アプリへの掲載サポートなどを行っていただきます。
（３）アプリ・ホームページ・SNS等での情報発信
日常業務として、ユーザーの増加や「どっつ」の利用促進等を目的として、まちのコインアプリ、町公式ホームページ、SNS等での情報発信を行っていただきます。
（４）「どっつ」を活用したイベント・キャンペーンの企画・運営
「どっつ」を活用したイベントや、キャンペーンを企画し、実施・運営を行っていただきます。キャンペーンは、例えば、「どっつ」を活用したスタンプラリーなどがあります。
（５）イベント等での「どっつ」ブースの出展
町役場及び民間が実施するイベントで「どっつ」を活用してもらえる場合に、イベント会場内での「どっつ」の利用促進や利用サポートを行うためにブース出展を行っていただきます。
（６）新しい仕組みづくりの検討
関係人口創出のため、「まちのコイン『どっつ』」のみでなく、民間の方と協力し、新たなコンテンツの開発、効果的なまちの情報発信を行っていただきます。

■担当からのメッセージ
地域おこし協力隊担当の濱田です。
協力隊として活動いただける方には、多度津町の魅力をまずは知っていただき、多度津町のファンになってもらいたいです！そして、もっともっと多度津町のファンが増えるように、一緒に関係人口創出の活動を行い、地域とのつながりをつくっていきましょう(*’▽’)