移住コーディネーターとは、地方から都市部への人口流入とそれに伴う地方の過疎化に歯止めをかけ、地方への新しい人の流れを生むために、移住希望者への情報発信や移住者の受入れ環境の整備、定住後のサポートなどを充実させることが目的です。
　また、移住者だけでなく、地域住民も含めた相互交流拠点の整備や交流イベントの企画、移住相談会への参加など、諸塚と他の地域との架け橋となっていただくことを期待します。
　任期中は活動に必要な経費の補助、車両の貸し出し、住宅の紹介や移住支援金などの行政からのサポートに加え、村の移住相談員からの伴走支援など未経験者でも安心して生活できる環境づくりに努めています。
　協力隊退任後は起業支援金を基に自身の会社を設立し、隊員時代に培った経験を活かした移住希望者向けの事業展開、観光ツアー業、行政と協働での集落支援事業やその他の業種での就業など退任後も自立定住ができるよう行政として支援します。

～移住コーディネーターとしての主な業務例～
①村内外へ諸塚の魅力PR
　村のウェブサイト、SNS、動画などを用いた広報活動。YouTubeや村のケーブルテレビ放送用の動画の企画、撮影など。
②関係人口コミュニティ機会の創出
　交流イベントの企画、地域交流拠点の整備、ファンクラブサイトの運営など。
③空き家バンクの管理
　村内の空き家調査、バンクの運営、空き家情報の発信など。
④移住相談コーディネート
　移住希望者との相談対応、移住相談会等のイベント参加、お試し滞在コーディネー
　トなど。
⑤移住者の暮らしにまつわるケア
　空き家、空き部屋の紹介、仕事の斡旋など。
⑥その他企画の自由提案

（１）応募時点で原則20歳以上、45歳未満の方。
（２）中山間地での地域協力活動に興味があり、三大都市圏をはじめとする都市地域等（過疎地域以外、条件不利地区域外）
　　　に在住しており、採用決定後、諸塚村に生活拠点を移し、住民票を異動することができる方。
（３）普通自動車免許を有し、実際に運転できる方。
（４）主にワードやエクセル、パワーポイントなどを使用した資料作成や、SNSでの情報発信など基本的なコンピュータの操作
　　　ができる方。
（５）地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方。
（６）任期終了後も村に引き続き定住する意思のある方。
（７）心身共に健康で、条例や規則等を遵守し、誠実に職務を行うことができる方。

その他、移住サポートに興味のある方、自然に囲まれのびのびと暮らしたい方、新しいことにチャレンジしたい方など、村を盛り上げ、次世代の担い手となっていただける方であれば、初心者経験者問わずどなたでも大歓迎です！