【7/20開催】おいでや！いなか暮らしフェア2024に参加します！

今回はいろんな地域が集まる移住フェアに参加させていただきましたが、来てただいた方お一人おひとりと、深くお話しすることができました◎ 皆さんにとって、心地のよい移住先が見つかれば幸いです😌また、8/24には移住体験ツアーの【かわかみんぐツアー】も開催されますので、気軽にお越しくださいね！ 申し込みはこちら↓ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSerda_ImZP0NHgBoYMyqQhtNpX3-frPppsv_V5zOhQ0QL0Mhw/viewform?usp=send_form

些細な暮らしと言いましたが、忙しくはないとは言っていないです！笑 そう、春になり生命が活発になるとともに、村のおじいちゃんやお母さんが忙しくなるのです。山菜取りに、お茶つみに、ちまきづくりに、でんがらづくりに、梅収穫に、柿の葉寿司づくり…（あ、家庭菜園も。） スローライフに夢を見ている方は困惑するかもしれませんね… （でも、忙しい方がたのしいかも！？）

伊勢湾台風があり、ダムができ…いろんな出来事があり人口は減ってしまいましたが、川上村には些細で美しい暮らしがあります。 夏は窓を開けて風を感じる瞬間、冬は火に薪をくべる瞬間に、生きているなとすごく感じるのです。自分で育てた野菜をいただく瞬間も、本当にありがたい気持ちになります。 「生きる」を感じることができる村です。最初から全てを楽しむことは難しいかもしれないですが、自分のペースで、自分の好きな塩梅で、暮らしを作ることができる村だと、協力隊の先輩を見て感じています。

昭和期を迎えると樽丸に代わって再び、その木の特徴から建築の高級材としての吉野材の需要が高まりました。 しかし、これからも需要があると思って植えられた木は、終戦後には外国産の木にとって変わってしまい、今も切られないままで問題になっています。 元々、川上村の木は人の手で管理されていたところ、全盛期8000人もいた川上村の人口は今や1200人にまで減り、管理する人も少なくなってきているのです。

植林が始まってから、この土地の性質を活かした木の育て方を人の手によって行ってきました。 そのおかげで【節がなく、年輪が細かくてまっすぐな木】が育ち、それらの木は一時期、江戸へ酒樽として送られていたそうですよ。江戸へ運ばれる間に、木の香りがお酒に染み込むことで美味しいと好まれたようです。 画像の中の木は、酒樽の側面材料の【樽丸（たるまる）】と呼ばれる部分です。 （もっと知りたい人へ→https://yoshinoringyo.jp/kawakamimura-yoshino/history）

標高があべのハルカスぐらいある川上村は、吉野林業の中心で、500年前より植林が始まった村でもあるのです。 植林の歴史はドイツよりも古いと言われており、吉野材は16世紀の大阪城・伏見城の築城にも用いられたというほど、歴史と密接に関わっている村でもあるんですよ。 （もっと知りたい人へ→https://yoshinoringyo.jp/kawakamimura-yoshino/history）