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- 2泊3日のお試し移住“ジオレンジャー”チャレンジツアー
岩手県釜石市では、ジオパークに認定される「ジオサイト」を活かし、「教育」・「保全」・「誘客」の3つの切り口から活動を展開する「ジオレンジャー(釜石市行政型地域おこし協力隊)」を募集しています。
ジオパークの意義・魅力を能動的に学び、ジオに親しみを持つ人や交流人口の増加につなげるプロモーターとしての役割とジオサイトを管理保全する管理人としての役割。この2つの役割を、市商工観光課のメンバーや関係団体、市民と共に担っていただくことを期待しています。
今回のジオレンジャーチャレンジツアーは、募集中のジオレンジャーに少しでも興味関心がある方、自然や文化の保全、観光まちづくりに興味がある方がジオパークについて学び、実際に“ジオサイト”を訪れ、肌で感じていただく1組限定の2泊3日のお試し移住ツアーです!
ネットでは伝えきれないジオの魅力
岩手県釜石市は、豊かな自然と歴史に根ざした観光の取り組みで知られています。
持続可能な観光地域づくりに力を入れており、その取組は国内外から高く評価されています。2018年に国際地認証団体「Green Destinations」による「世界の持続可能な観光地100選」に日本から初めて選出。その後も6年連続で選出され、サステナブル・ツーリズムの先駆けとして注目されています。
釜石の観光は、訪れる人々が、自然と共生してきた地域の文化や歴史を深く理解し、そしてその一部となる体験を提供することで、心に残る旅を実現しています。観光振興の指針を示す釜石市観光振興ビジョンでは「釜石オープン・フィールド・ミュージアム構想」を掲げ、市全体を「屋根のない博物館」と見立て、自然や歴史、人々の生き様といった「地域の宝」と出会う観光を展開しています。また、環境保全に配慮した観光のあり方、文化財を活用した体験プログラムの造成など、持続可能な観光地域づくりに向けた取り組みを進めています。
その「地域の宝」のひとつが“ジオパーク”です。「地球・大地(ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で“大地の公園”という意味を持ちます。長い自然の歴史によって形成された地形や地質、その土地でしか見られない景観。そして、その地に生きる植物や動物、気候・風土、人々の歴史や文化などの営みを学ぶことができる場所を意味します。
釜石が属する「三陸ジオパーク」は、南北に約220㎞、東西に約80㎞、海岸線は約300㎞に及ぶ日本一広大なジオパークです。また、「みちのく潮風トレイル」や「三陸復興国立公園」「東北自然歩道」をはじめ、近代製鉄発祥の息吹を感じる世界遺産「橋野鉄鉱山」など、地球・大地の恵みを体全体で感じ、それらと共に歩んできた歴史を学ぶことができます。
しかし、ジオパークをはじめこれらのコンテンツはまだまだ、市内外の認知度も低く、その活用には可能性が広がっています。そうした課題に一緒に取り組む仲間を募っていくためにも、少しでも興味関心を持つ人と出会い、ネットでは伝わらない、ジオの魅力を五感で感じてもらうため、今回のチャレンジツアーを企画しました。
ジオサイト“千畳敷(せんじょうじき)”今回のツアーで訪問
ジオサイト釜石鉱山
ジオパーク・・・?で問題ありません。
ジオパークはまだまだマイナーで、良く言えば無限の可能性が広がるフロンティア。ジオパークの知識・教養をお持ちの方はほんの一握りの領域です。
ジオサイトは、そのほとんどが「自然」を相手にしたもので、有形・無形の魅力が混じりあっています。このコンテンツを活かして、地域内外から人を巻き込みながら保全活動を行ったり、保全したジオサイトを訪れるツアーを企画実施していきたいと思っています!
そういった活動を共に実施する“ジオレンジャー”のポジションに関心があるという方に、ぜひご参加いただきたい2泊3日のお試し移住となっています。
能動的に学び、人と関わり、小さなきっかけやチャンスをつかみに行く、そんな気持ちと体力をお持ちの方!どしどしご応募いただけますと幸いです!
ジオイベントの様子
ワークショップの様子
参加前に面談を行います
参加希望者に対して事前面談を行います。
事前面談の結果、お断りする可能性がございます。
今回のツアーは、現在募集中の「ジオレンジャー(釜石市行政型地域おこし協力隊)」の採用の一環として実施しています。ジオレンジャー、地域おこし協力隊への応募意向や移住意向について確認した後、事前面談とさせていただきますので、ご了承ください。
また、釜石市までの交通費については、釜石市お試し移住パック“かまくら”の交通費補助により、釜石市までの交通経路のそれぞれの料金を半額補助し、最大3万円お支払いいたします。
開催日程:2024年08月23日~ 2024年08月25日
所要時間:
費用:参加費無料(飲食、その他利用料等の個人負担あり)
定員:1 人
最小催行人数:1 人
集合場所:JR釜石線釜石駅
解散場所:JR釜石線釜石駅
【2024年8月23日(金)】
14:00 JR釜石線釜石駅集合(アテンダントと待ち合わせ)
14:20 イントロダクション@釜石市役所
・自己紹介、ジオパークの講義
・ジオパーク推進員との懇談
16:20 お試し移住施設へ移動@釜石市営ビル(浜町1-1-1)
16:30 フリータイム
美味しいお店、入浴施設等ご案内します!
※移住施設にもお風呂はあります。
【2024年8月24日(土)】
9:15 ジオサイト「千畳敷」「大沢遺跡」保全ウォーク
市商工観光課のメンバーとジオガイドも同行
※昼食は持参してください。
13:45 3日目の予定説明(市役所第2会議室)
14:00 フリータイム
市移住コーディネーターが市内案内(希望制)
【2024年8月25日(日)】
8:40 ジオサイト「根浜海岸」ゴミ拾い
10:00 焚火を見ながらチェックアウトミーティング
三陸ジオパーク推進協会、市商工観光課
ガイド会のメンバーと座談会
11:00 昼食
12:30 解散
※お試し移住住宅を利用するため、宿泊費用の発生はありません。
※市内移動にかかる費用についても主催者が負担します。
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釜石市は岩手県の南東部に位置し、太平洋に面した人口約3万人の街です。
海洋の影響と地理的条件から岩手県の中では四季を通じて温暖な気候に恵まれています。
釜石市は製鉄業の発展とともに、市内外の方との交流が盛んな地域であり、多様な外部人材(=ヨソモノ)を受け入れる土壌や文化があることが特徴的です。
東日本大震災を経験した後も、復興まちづくりの過程でたくさんの”ヨソモノ”が釜石を支援するために訪れ、移住し、現在も様々な活動で中心的な役割を担っています。
釜石市では常に開かれたまち「オープンシティ釜石」をキーワードに、多様な企業・団体・人材と協働することで、課題解決により地域への新たな可能性を生み、人口が減少しても地域の活力が維持され続けるまちを目指しています。
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