移住先で子育てをしながらお店をオープン!自身のスキルを活かして挑戦中

読みもの

公開日:2024/12/11 08:36

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「興味ある」が押されました!

2024/12/12

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近江鉄道本線・愛知川駅から東に4分ほど車で進んだところにある「Sweet candys N.Y」。オーナーである岩川ノリコさん(愛称・カロリナさん)は、庭の倉庫をセルフリノベーションし、2023年の11月に焼菓子店をオープンさせました。

今回は家族で愛荘町へ移住をしてきた後、子育てをしながら自宅でできることを探求したカロリナさんに、お店に対する想いや移住者として感じた町の印象などを伺っています。県内で開催されているイベントにも多数出店されているので、焼菓子が気になる方もぜひ最後までご覧ください。

家族のように迎え入れてもらえるあたたかな町だと感じています

ペルーで生まれ、6歳の頃に日本にやってきたカロリナさんは愛知県で育ったのだそう。そして、結婚・子育てのタイミングとご主人の仕事の都合で、4年前に愛荘町へと引っ越してきました。

初めての土地で、ご主人を支えながらの子育て。カロリナさんは移住後どのように過ごそうと考えていたのか、実際に移住をしてみた町の感想と併せて伺いました。

▼子どもの個性と向き合いながら自分らしい仕事の模索 現在、私は主人と高校生の娘、5歳の息子と4人で暮らしています。愛荘町へ引っ越してきて以降、パートの仕事をしていましたが息子が自閉症と診断され、外で仕事をする時間と家族と過ごす時間とのバランスに難しさを感じていました。そこで、自分に何ができるかを考えた結果、「自分でお店をやろう」と決断しました。 もともと父と母が愛知県で飲食店を経営していて、幼少期に自営業の環境が身近にあったことと、私自身も食べること、作ることが好きだったので、焼菓子店をオープンしようと決めました。

▼一緒に子どもの成長を見守ってくれる家族のような存在 主人の仕事の関係で知り合いに滋賀県を紹介してもらったのが、愛荘町を知ったきっかけでした。愛知県とはまた違ってのどかな場所なので、居心地の良さを感じています。特に、移住者の私に親切な地元の人たち、よくお店に来てくれる常連さんがいることはとてもありがたいですね。子どもを一緒に見守ってくれる地元の人の優しさが、愛荘町の魅力だと感じています。本当にみんな家族のような存在です。

庭先に作られた「Sweet candys N.Y」。カロリナさんのセルフリノベーション。
焼菓子を販売中の店内。季節感がでるようにディスプレイされていました。

子育てとの両立を目指しながら自宅に焼菓子店をオープン

子どものために自宅でできる仕事をしようと考え、焼菓子店を始めるために敷地内にある倉庫を友人の力も借りながらリノベーションしたカロリナさん。 たくさんの人に利用してほしいという想いが込められた「Sweet candys N.Y」は、日々飽きないようにと考えられたお菓子や海外の具入りパン・エンパナーダなど、さまざまな食べ物を販売しています。以下では、お店の詳細や彼女の今後の展望について伺いました。

▼店頭販売はもちろん、イベントへの出店も積極的に参加!海外のスイーツも販売中です 今後はもっとたくさんの人と出会い、楽しく話せる店へとパワーアップさせたいと考えています。そのためにも、焼菓子だけでなくパンやいろいろな国のスイーツなど、自分も楽しめるものを作っていきたいです。 ペルーでお菓子づくりの資格も取得しているので、アイシングクッキーやパイなども日替わりで販売しています。日々、日本人の好みに合うようになるよう試作品をたくさん作って、来てくれる人を笑顔にしたいです。また、子どもと一緒に袋詰めをしたり、イベントに出店したりもしています。最近では町内に限らず大津や彦根などのいろいろな場所にも出向いているので、気になる方はぜひ「Sweet candys N.Y」をチェックしてください!

【概要】 店名:Sweet candys N.Y(Instagram/@sweet_candys_n.y) 製造店舗:滋賀県愛荘町石橋411-6 営業時間:10:00~18:00 定休日:日・月曜日+不定休(※詳細はInstagramをご確認ください) 滋賀県彦根市柳川町212(プロヴァンスガラージュShop)でも販売しています

カロリナさんの焼くお菓子を食べてみたい、町での子育てやお店についてもっと知りたいと思った人は、ぜひ「興味ある」ボタンを押してくださいね。質問も受け付けています!

最後までご覧いただきありがとうございました。次回の投稿までは、これまでに紹介した愛荘町の他の記事をご覧になってお待ちください!

販売している焼菓子やフードのラインナップ。パンやフライドポテトが販売されることも。
店外にはベンチを設置。お天気がいい日は外での飲食も楽しめます。

愛荘町役場みらい創生課

このプロジェクトの地域

滋賀県

愛荘町

人口 2.09万人

愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!

平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で19年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして知られてきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道66番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても発展してきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

【アクセス】 ・高速道路を利用すれば、京都まで1時間、名古屋まで2時間弱。 ・近江鉄道を利用すれば、彦根や八日市には約15分。 ・琵琶湖までは車で約25分!

【愛荘町移住・定住ポータルサイト】 https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/index.html

このプロジェクトの作成者

愛荘町は2町が合併して今年で19年目を迎えます。琵琶湖までは車で約25分。軟水の湧き出る水の美味しい町です。