山林率96%の秘境を丸ごと測る!森のドローン専門官を募集!
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2024/12/13「興味ある」が押されました!
2024/12/12椎葉村の面積は537.29km2。だいたい東京23区から練馬区と江東区を引いたくらいの大きさです。つまり、とても広いです。村としては日本で5番目の大きさです。
この広さの村に、2,204人の住民が暮らしています(2024年9月1日時点)。面積に対して人口が極端に少ないのは、昨今の少子高齢化の影響もありますが、住む土地が少ないからなんです。なんと、椎葉村は面積の96%が山林です。右を見ても、左を見ても、たぶん上を見ても山、という環境です。
そのため必然的に村の主要産業の一つに林業が挙げられます。椎葉村では古くは焼畑をしていたため、木材の搬出は行っていなかったようですが、明治末頃から植林を始め、昭和30年代から本格的な造林が行われるようになりました。
しかし昨今は林業の担い手も減少してしまい、山林の維持管理が難しくなっています。山林の適切な維持のためには、樹木の量やどれだけ生育しているかを把握することが必要です。現在は直接人の手で行っていますが、かなりの労力がかかっています。加えてこれからの人口減少を考慮すると、省力化できるに越したことはありません。
そこで、今回募集するのは「森のドローン専門官」という、ドローンを活用して山林の測量・解析・地図化を行うミッションです。ドローン測量の技術は日進月歩で進化しており、レーザーによる測量で樹高や樹幹、本数などを測ることが可能になってきています。この技術を活用して、椎葉村の96%を占める山林を調査してくれる人を募集します。
ドローン測量のニーズは拡大中
ドローン測量の市場は土木業界を中心にどんどん拡大しています。人員確保が困難になるこれからの時代において、点検や測量はドローンで代替されていくと思われます。そこで必要になってくるのが、ドローンを操作する人です。ドローン操作は一朝一夕にはできないため、免許を取ってしっかり修練する必要があります。
住みやすい都市にも活躍の場があるドローン測量という仕事を、わざわざ日本三大秘境の椎葉村において行ってくださる方のために、椎葉村が大事にしていることが2つあります。
まず、椎葉村の協力隊募集において特徴的である点は、応募時点での技術の有無を問わないことです。もちろんあるに越したことはないのですが(そして技術が既にある人が優先されることは否めませんが)、それよりも今後の椎葉村のために活動してくれる気概を大事にしています。今回の募集で言うと、応募時点でのドローン免許の有無は問いません。着任後にしっかりと対策・訓練していただきます。またその際にかかる経費は、地域おこし協力隊の活動予算でカバーされる予定です。具体的には国家資格の二等無人航空機操縦士を取得していただき、無人地帯の目視外飛行(レベル3.5)を出来るようになっていただきたいと思っています。
そして、椎葉村の協力隊募集は3年の任期後に暮らしていけるかを考えた上で行っています。決して役場の業務補助を行ってもらうための人員ではなく、今後の人生を切り拓くためのステップとして協力隊の3年間を活用してもらうように企画しています。この募集の場合は、ドローン測量をできるようになることで、暮らしの糧を得られるようになり、秘境の椎葉村でも暮らしていくことができるようになることを目指しています。
具体的な業務内容としては、ドローン免許取得や測量技術の基本を習得した後に、村有林をフィールドとして測量し、地図に落としていくことを行っていただこうと思っています。そこで測量・解析技術が向上してきたら、民有林の測量依頼を受けられるようになります。また、森林は定期的に伐採・再植林を行うため、定期的に地図を更新する必要があります。
一度地図化して終わりではないため、継続的な仕事になると考えています。つまり任期の3年が経過しても仕事を受託することは可能です。そして椎葉村近隣自治体はもれなく山であるため、他自治体からも仕事を請け負える可能性が高いと考えています。
さらに、山林の測量以外の業務として、物資運搬や災害時のドローンによる調査を考えています。椎葉村は人口密度が約4人/km2と低いため、これらの作業においてもドローンが大きく活躍できるのではないかと想定しています。
上記の業務を組み合わせることによって、椎葉村に着任していただいた方が任期後困ることのないように、一生懸命サポートしていきます。
活動フィールドは日本全体に
椎葉村で森林調査・物資運搬・災害調査ができるようになれば、活動のフィールドは日本全体に広がります。日本の約7割が山林ですので、営業次第で仕事に困ることはないかと思います。椎葉村としても、仕事が少ない状況で無理に椎葉村のみに居住してもらうことは求めておらず、全国で仕事をして暮らしの糧を得てもらい、その上で椎葉村を拠点の一つに選んでもらえたらと思っています。
よって、求める人物像は以下のようになります。 ①ドローンという新しいジャンルにチャレンジする意欲のある人 ②椎葉村のために測量技術を磨いてくれる人 ③測量以外にもやりたいこと/やれることを提案する積極性を持った人 ④全国的に活動するようになっても、(できれば)椎葉村に拠点の一つをおいてくれる人
少しでも興味を持たれた方、求める人物像は自分のことかもと思われた方は、お気軽にお問い合わせください。
▼募集要項はこちら▼ https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/promote/2024/12/post_249.php
宮崎県椎葉村
このプロジェクトの地域
椎葉村
人口 0.25万人
椎葉村移住サポートチームが紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
このプロジェクトの作成者
椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆♀️
🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。 😊お気軽にお問い合わせください👍