ツアーの様子、お届けします!CRAFT my life ライフスタイルツアー

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「興味ある」が押されました!

2025/01/20

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2025/01/18

「自分らしいライフスタイルについて考えたい」 「新しい暮らしへの第一歩を踏み出したい」

そんな想いを抱える人々を対象に、長野県茅野市で開催された「CRAFT my LIFE 暮らしのマイスターがお送りするライフスタイルツアー」。

本ツアーは、地域の魅力を活かして自分らしい生活を実践している「暮らしのマイスター」たちを訪ねながら、参加者が自身のライフスタイルについて向き合う機会の提供を…と、茅野市役所 地域創生課、東急不動産株式会社、面白法人カヤックが共同で企画しました。

集まったメンバーのバックグラウンドもまったく異なりますが、共通しているのは「自分も行ってみたい!体験してみたい!」と思わせてくれる風景や参加メンバーから溢れる笑顔。

このワクワクをわたしたちだけで感じているだけではもったいない! みなさんにも現地の様子を見て知って感じていただけたら。 そして、ご紹介する現地の様子をきっかけに茅野市のファンになってくれる方が一人でも増えたら…

と思い、ツアーの様子をまとめたダイジェスト版的なプロジェクトを立ち上げました。 ここでは、充実した1泊2日のツアー内容や参加者同士の交流、企画の見どころについて詳しくお届けします!

ここで耳寄りな情報。 2024のツアーは終わってしまいましたが、この冬、代官山でも茅野暮らしを体験できるイベントを準備しています。 2025年の2/22(土)〜2/23(日)には、TENOHA代官山にて茅野市の「CRAFT my life展」及び「CRAFT my life MARKET」が開催されます。 詳しくはSMOUTにて発信されるので、ぜひ情報をお楽しみに! https://smout.jp/scoutees/82632

「暮らしのマイスターと巡るライフスタイルツアー」 とは

今回のツアーには、ライフスタイルや茅野での暮らしに関心のある13名が参加しました。

迎え入れるのは、茅野市役所の職員をはじめとする運営スタッフと、自分らしいライフスタイルを実現している「暮らしのマイスター」たちです。

ツアー中は9/24に開催されたオンライントークイベントに登壇いただいたアーバンリサーチの運営するTINY GARDENの責任者を務める粟野龍亮さんと、森の価値を高めるプロダクトやサービスをデザインする<yaso-ヤソ>のディレクションを務める黒澤祐美さんが同行してくれました。

粟野龍亮さん(TINY GARDEN)
粟野龍亮さん(TINY GARDEN)
黒澤祐美さん(yaso)
黒澤祐美さん(yaso)

暮らしのマイスターととっておきの場所を巡る旅がはじまります

地元の恵みを一口で堪能!茅野の自然が詰まったランチ&パン

はじめに訪れたのは、パンと雑貨を扱っているショップ「KALPA」。

経営者のとのつかたつおさんは、東京から茅野に移住した暮らしのマイスターの一人です。 有機農法や自然農法を実践する農家から直接仕入れた小麦を自家製粉して作るこだわりのパンに、参加者たちは興味津々。

その香りに誘われて、ランチ前にもかかわらず、購入したパンを頬張る参加者も見受けられました(笑)。

続いて訪れたお食事けんろくでは、茅野の旬の食材をふんだんに使ったランチを堪能。 温かい「ちまき」が特に人気で、序盤から参加者同士の会話も弾みます。

身も心もリフレッシュ!大自然の中で体験するアロマと書のクラフトワークショップ

午後は2グループに分かれ、アロマフレグランスと書道のワークショップを体験。

筆者が参加した書のワークショップでは、茅野に移住して活動されている書道家の松下夕那さんのご指導のもと、12ヶ月分の旧暦を書にしたためました。

このワークショップで実感したのは、茅野の澄んだ空気と心地よい香りが、 自分と真摯に向き合う時間を後押ししてくれている ということ。

集中モードで黙々取り組む書道チームですが、言葉がなくとも、なぜ松下さんがクリエイティブ活動をする場所として茅野を選んだのか、しっかりと伝わってくるような気がしました。

一方、アロマのワークショップでは、自然の恵みを活かした香り作りに夢中になる参加者たちの姿が。

大切なのは計画的直感!?パンチラインを連発した「暮らしのマイスターのトークショー」

ツアーの目玉の一つであるトークショーでは、暮らしのマイスターの、黒澤さん、粟野さん、とのつかさん(KALPA店主)、松下さんの4名が登壇し、茅野に移住したきっかけや現在の暮らしについて語りました。

現在の職業や家族構成もバラバラな4名。それぞれのライフストーリーを深掘りすると、文字通り「自分らしいライフスタイル」を築いていることがうかがえます。

一児の母である黒澤さんからは、

「仕事をきっかけに1年間お試しで移住してみたところ、ここで子育てをしていくイメージが湧いた。実際に住んでみると、自分も人に頼れるようになった。」

という実体験に基づくお話も。

また、粟野さんは、茅野に移住して視力が0.4から0.9にアップしたという衝撃の変化を告白。さらに、 移住者として茅野を外から見る視点と、定住者として内から茅野に関わる視点の両方を大切にしていること を教えてくれました。

「茅野に来て変わったこと」というテーマでは、とのつかさんの 「『安定しつつも何か違和感』より『不安定ながらも充実感』」 「心の声に正直に」 といった名言が飛び出します。

最後に、「計画的直感、つまりずっと自分の中にあって、あるときふと反応するような直感を大切にしてほしい」と話したのは松下さん。参加者の背中をそっと押してくれました。

あくまで移住は自らのライフスタイルを築くための一つの手段ですが、移住を起点に自らの道を切り開いている4名のマイスターたち。彼らの言葉は、まさに今、新たな一歩を踏み出そうとしている参加者の心に強く響いているようでした。

新しい自分を生きるヒントは、茅野に。

自分らしい暮らしをつくるとは?マイスターや参加者と語り合う交流会ディナー

1日目の締めくくりは、手作りのソーセージを贅沢に使用した、「EMMA’s HOTDOG」のホットドックと八ヶ岳山麓のクラフトビール「8 Peaks BREWING」を楽しみながらの交流会ディナー。

さらに、トークショーに登壇した4名に加え、 8 Peaks BREWINGの齋藤由馬さん、蕎麦屋「傍(katawara)」の山崎高志さん、アパレルブランド「廻巡飯店」の柴田理咲さんがゲストとして参加。

茅野でのリアルな暮らしぶりや仕事の見立て方など、トークショーでは話し切れなかったことについて語り合います。

ひとえに茅野の暮らしのマイスターといっても、その暮らし方は十人十色。 ストーリーは違えど、一人ひとりが茅野を心から愛していることが伝わってくるひとときでした。

キャリアチェンジや移住を検討している参加者にとっても、実りのある時間だったようで、帰りのバスでは自然と情報共有が行われていました。

中でも、齋藤さんの熱い茅野愛トークは、ツアーの最後まで語り継がれる伝説に——。

宿泊先は、粟野さんが支配人を務めるTINY GARDENです。見事な紅葉、穏やかに佇む蓼科湖、そして満天の星空に包まれながら、1日の疲れを癒します。 夜は焚き火を囲みながら語らい、非日常的な空間で新たなシナジーが生まれました。

2日目の朝は、地元の野菜や「KALPA」のパンが並ぶ朝食バイキングからスタート。その後は、蓼科湖畔を1周し、景色を満喫します。

原木しいたけに日本一美味しい野沢菜も!茅野の暮らしを感じるお買い物タイム

翌朝「TINY GARDEN」を出発して向かったのは、 無添加にこだわった野沢菜(「日本一美味しい!」という茅野市民のお墨付き!)で有名な「松尾商店」、原木しいたけや旬の野菜・果物が揃う信州のアンテナショップ「たてしな自由農園」、さらに、地元民が愛してやまないローカルスーパー「TSURUYA」。

暮らしに溶け込んだお店を巡っていると、茅野のリアルな生活を体感できているような気がします。そして、同行している市役所職員やマイスターのアドバイスを受けながら買い物ができるのも、このツアーならではです。

この日は移動するたびにそれぞれの購入品を紹介し合うのが自然と当たり前になっていました。

ランチでは、昨晩交流会でお会いした山崎さんが経営する蕎麦屋「傍(katawara)」へ。 遠方からも訪れる人気店で、茅野産の食材を使ったサラダ、蕎麦、ローストビーフ丼のセットをいただきます。

山崎さんのご家族が生産した食材も使用されており、お蕎麦のおいしさを通して茅野のあたたかさを改めて実感するひとときとなりました。

yaso LABにてお仕事見学で「地域資源を活かして自分らしく働くこと」を体感

森林資源の活用を目指すプロジェクト「yaso」のラボでは、ディレクターの黒澤さんが製造過程を丁寧に解説してくれます。「森と寄り添う暮らし」を体現する彼女のワークスタイルから、癒しと刺激を受け取りました。

ツアーの最後には、茅野出身の建築家・藤森照信(ふじもりてるのぶ)さん手がけた「空飛ぶ泥舟(そらとぶどろぶね)」、「高過庵(たかすぎあん)」、「低過庵(ひくすぎあん)」の3作を鑑賞。

マイスターそれぞれの仕事をのぞくことで、「地域の力を活かして働くこと」のイメージを膨らませることができたのではないでしょうか。

このプロジェクトの地域

長野県

茅野市

人口 5.64万人

長野県茅野市 CRAFT my LIFE 運営事務局が紹介する茅野市ってこんなところ!

長野県茅野市は日本のほぼ中央に位置し、八ヶ岳連峰の裾野に広がる高原都市です。 リゾート地として知られる蓼科をはじめ、白樺湖、蓼科湖、車山など高原の自然を満喫できる観光地のほか、八ヶ岳登山の玄関口としても知られています。

「縄文のビーナス」などの縄文時代の遺跡・土偶がたくさん発見されているほか、農業、芸術建築、木材プロダクトからワインまで、いずれも八ヶ岳の景観や風土が生み、醸成してきた営みであり、独自の魅力を持つまちです。

茅野観光ナビ:https://navi.chinotabi.jp/

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

長野県茅野市CRAFT my LIFE 運営事務局のアカウントです。長野県茅野市地域創生課、面白法人カヤック、東急不動産株式会社が共同で運営にあたっています。

2024年秋から始まる「長野県茅野市」を舞台に、新たな暮らし方や働き方を見つけるためのプログラムを企画運営しています。