【家&車付き】「移住の学校inかつうら」始動!都市と自然のいいとこ取りを楽しむ移住体験

イベント・体験
公開:2025/02/03 ~ 終了:2026/09/30

開催日程:

12025/02/28 15:00 ~ 2025/05/31 15:00

最新情報

「興味ある」が押されました!

2025/03/13

「興味ある」が押されました!

2025/03/11

東京駅から特急で90分、千葉県の港町・勝浦。

都内から好アクセスながら海も山もあり、キャンプやサーフィンなどアウトドアが好きな人もよく訪れる街です。

カツオ漁を中心とした漁業、400年以上の歴史を持つ朝市、千葉県最古の銭湯といわれる「松の湯」、街中がひな人形に彩られる「ビッグひな祭り」など、地域に根付いた産業や文化も。

そんな勝浦市で、ファミリー向けの移住体験プログラム「移住の学校inかつうら」が始まります。 役所が貸し出す家と車を自由に使いながら、「週末だけ」「平日ワーケーション」「長期休暇をまるっと」等、自分にあったペースで勝浦市内にリーズナブルに滞在可能。地域の人たちとかかわるイベントにも参加でき、暮らしをリアルに体験できる取り組みです。

移住の学校inかつうら 特設ページ▶︎ https://www.katsuura-iju.org/iju-no-gakkou/

少しでも興味を持ってくださった方のために、今回は"子連れで or ご夫婦で"移住してきた4組のインタビューをご紹介します。

勝浦での子育てのこと、働き方のこと、暮らしのこと。 「こんな生活いいね」と思った方は、ぜひこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押して教えてください。

(「移住の学校inかつうら」の詳細は、記事の一番最後をご覧ください)

<目次> ・移住のきっかけ、そして勝浦を選んだ理由は? ・「真夏でも外遊びできる」勝浦の子育て&働き方のリアル ・「移住の学校inかつうら」について

【移住者に聞いてみた】移住のきっかけ&勝浦を選んだ理由は?

まずは、2013年に勝浦に移住し、中林養蜂を営んでいる中林ご夫妻。

自然が大好きで、伊豆諸島の御蔵島(みくらじま)で出会ったというお二人は、「山で暮らしたい」という希望を叶えるために養蜂を学び、勝浦への移住を決めたそう。

「座間味、御蔵島、那須などいろんなところに住んだので、そろそろ自分たちの拠点を持ちたいと思い、山の中で暮らせて海も近い千葉の外房エリアに絞って移住先を探しました。

勝浦に決めたのは、今住んでいる物件に出会ってしまったから。不動産屋さんに案内してもらったとき、手すりのないガタガタの橋を渡って、草ぼうぼうの小道を進んでいって……というロケーションにワクワクが止まらなくて『絶対にここに住みたい!』と思ってしまったんです(笑)(中林碧海さん)」

お次は、金沢ご夫婦。 妻の里未(さとみ)さんは勝浦に生まれ育ち、東京での生活や世界一周の旅を経てふたたび勝浦に戻ってきました。世界のいろんな街を見てもなお里未さんを惹きつけた勝浦の魅力とは……?

「勝浦は一度離れたのですが、仕事を一時中断して世界一周をしたときに、改めて『勝浦最高!』って思ったんです(笑)きれいな海とか、ちょっとおせっかいで情熱的な人々とか、世界で見てきた『私はこれが好きだな』と思う要素が、全部勝浦にはあって。やっぱり自分に一番合っているのはこの街なんだ、と実感したんですよね(金沢里未さん)」

続いて、勝浦でキャンプ場&カフェ「BLACKRAMS」を営む齋藤祐之介さん。

仕事を辞めてしばらく夫婦でハワイで過ごし、帰国してからの拠点に勝浦を選んだ齋藤さんは、趣味のサーフィンを楽しめることに加え、移住前にできた地域の人との縁が勝浦に住む決め手になったそう。

「移住を決める前、とある移住フェアで勝浦の住職さんと知り合ったのをきっかけに、地域のいろんな人を紹介してもらったり、勝浦にゆかりのある人で集まるオンライン会議に参加させてもらったりしたのが決め手になりました。空き家も紹介してもらったし、車もその縁で譲ってもらえたりと、すごくラッキーでありがたかったですね(齋藤さん)」

夫婦で移住を決めた翻訳家の安達嘉乃さんは、パートナーの強い希望がきっかけだったといいます。

「夫は技術系の仕事で千葉県を回っていたんですが、ずっと『外房の海の近くに住みたい』と言っていて。正直話半分に聞いていたんですけど、仕事のタイミングや流れ的に『今なら行けるかも』と思ったんでしょうね、あるとき突然『勝浦に住もう』と。

実際に引越してみたら、きれいに観光地化されてキラキラした印象の近隣のエリアと比べて、勝浦は、特に今住んでいる山のほうは、すごく落ち着いていて庶民的で暮らしやすい(笑)夫の決断にはすごく感謝しています(安達さん)」

中林養蜂を営む中林ご夫妻&息子の要芽(かなめ)くん。2013年に勝浦市に移住
中林養蜂を営む中林ご夫妻&息子の要芽(かなめ)くん。2013年に勝浦市に移住
金沢ご夫妻。妻の里未さんは勝浦出身で、世界一周の旅を経てUターン
金沢ご夫妻。妻の里未さんは勝浦出身で、世界一周の旅を経てUターン

「真夏でも外遊びできる」勝浦の子育て&働き方のリアル

自然の中でのびのび子育てしたい! という思いから移住を検討する方も多いのではないでしょうか。勝浦の子育てのリアルを聞いてみました。

中林養蜂のお二人は、移住して3年目に息子の要芽(かなめ)くんが誕生。まさに“自然の中でのびのびと”3人での暮らしを楽しんでいるそうです。

「休みの日は自宅や友達の家の庭で遊んだり、どんぐりを拾ったり、散歩しながら冬いちごを見つけて食べたり、山で薪ストーブ用の薪を拾ったり……。あとはやっぱり海ですね。大潮の日は早くからチェックしてカレンダーに印を付け、磯遊びに出かけます。

子どもが少ないので、友達の家や公園も遠く、遊ぶときにどうしても親の送り迎えが必要になるのは正直ネック。でも、近隣の友人家族と集まって忘年会をしたり、一緒に味噌作りや醤油作り、梅仕事をしたりと親戚のように付き合えていて。ずっと一緒に子育てしているような感覚はありますね(中林さん)」

続いて、現在4歳になる双子を育てている金沢さんご夫婦。お二人が考える、勝浦で子育てをする良さとは?

「猛暑日がなくて外遊びがしやすいのは本当にありがたいです。もちろん暑いは暑いんですけど、警報が出て外で遊べないということはないですし、山の方だと夜は長袖で過ごせそうな日があってびっくりしたくらいです(金沢圭憲さん)」

「支援金をはじめ行政の子育て支援が手厚くて、オムツやミルクに使える70,000円分の受給券も。不妊治療のクリニックが近くにあることや、ひとり親への支援が整っていることも、個人的にはとても良いことだと思っています(金沢里未さん)」

しかし子どもの数が年々減っているため、進学の選択肢が狭いという課題も。それでも、地の利を活かして視野を広く持つこともできると里未さんは語ります。

「90分で東京に出られて、成田空港へのアクセスも良い立地だからこそ、親である私自身が子どもの選択肢を狭めないよう、『勝浦からどこにだって行ける』と視野を広く持つことを心がけています。私もかつて、2時間半かけて遠くの高校に通学していたので(笑)(金沢里未さん)」

***

さらに、移住を考えたときにまず気になる仕事のことも聞いてみました。

フリーランスで翻訳の仕事をする安達さんは、現在は在宅でできる仕事のみを受け、仕事のスタイルはほとんど変えずに移住を実現したひとりです。

「もともと都内で医療系の通訳・翻訳をしていて、勝浦に住むことになったのを機に、在宅でできる翻訳の仕事に絞ることにしました。

最近副業として、勝浦のカフェでアルバイトも始めたんですが、これがすごく良くて。翻訳の仕事は部屋にこもりきりになるので、人と接することで生活にメリハリがつき、ほどよくリフレッシュができています(安達さん)」

もちろん、移住を機にこれまでとはまったく異なる仕事に就くケースも。

「一番長く働いたのが東京のゼネコンで、その他にもいろんな仕事をしてきました。勝浦に来たら自分のお店をやろうというのは決めていて、山に住んで商売をするならキャンプ場とカフェしかないな……と思いこの形態に。

かなり覚悟を決めたチャレンジではありましたし不安も大きかったですが、今は家族との時間もしっかり持てる理想通りの暮らしができていて本当に満足しています(齋藤さん)」

中林さんは「山でできる仕事ってなんだろう?」と考えたのを機に養蜂を学び始めて養蜂家に。金沢さんは、地域おこし協力隊の制度を使って農家に。

移住を機に新しい仕事にチャレンジすることも、あまり肩肘張らずに考えてみてもいいのかもしれません。

キャンプ場&カフェ「BLACKRAMS」を営む齋藤ご夫妻。
キャンプ場&カフェ「BLACKRAMS」を営む齋藤ご夫妻。
フリーランスで翻訳の仕事をする安達さん。夫婦で犬の散歩が日課。
フリーランスで翻訳の仕事をする安達さん。夫婦で犬の散歩が日課。

募集要項

イベント名

<移住の学校inかつうら>

勝浦の暮らしについて、なんとなくイメージが伝わったでしょうか。

この記事では勝浦に移住してきた4組の声をお届けしましたが、やはりまずは実際に訪れてみなければ「合う・合わない」はわかりません。

「移住の学校inかつうら」は、複数の家族で空き家と車をシェアし、地域の人と関わりながら、勝浦での暮らしを体験するプロジェクトです。

開催日程
1

2025/02/28 15:00 〜 2025/05/31 15:00

所要時間

※以下は2025年春プログラムの日程です。2025年夏以降の詳細は、レポートで随時更新していきます※

◯参加者募集:2025年2月13日(木)17:00まで(期間中、個別説明会も実施します)

◯参加決定通知:2025年2月17日(月)

◯事前イベント:2025年2月23日(日)・2025年2月24日(祝) ※1泊2日

◯施設・車両利用可能期間:2025年3月1日(土)〜2025年6月1日(日)

費用

基本料金:33,000円/組(税込)

この料金には、以下の内容を含みます。

(1) 拠点施設での3泊分の宿泊権 ・プログラム期間中、毎月最低1泊の宿泊は必須となります。 ・4泊目以降は追加料金:1泊5,000円/組をお支払いいただくことで、連泊等も可能です。 ・定員内であれば、ご親族や友人ご家族の同行も可能です。

(2) 専用車両の利用権

(3) 事前イベントへの参加権(初日の昼食費及び、1泊分の宿泊費を含む)

(4) 勝浦市及び勝浦市地域おこし協力隊による移住サポート(生活関連施設・空き家見学のコーディネート、先輩移住者・地域住民のご紹介等)

その他

▼「移住の学校inかつうら」でできること 1.長めに滞在・何度も再訪! 2.交通手段にも困らない! 3.移住前に友達ができる!? 4.見学・相談なんでもOK!

▼「移住の学校inかつうら」対象者 (1) 申込の時点において、小学生以下の子を持つ父又は母であること。 (2) 勝浦市外に住民票を有し、親子での勝浦市への移住を検討中であること。 (3) 他の参加者及び地域住民等と円滑な交流を行う意欲を有すること。

▼詳細・お申し込みはこちらから https://www.katsuura-iju.org/iju-no-gakkou/

※ご関心お持ちいただいた方はぜひ、このページの「興味ある」または「応募したい」ボタンも押してくださいね♪

(主催)勝浦市役所 企画課 移住・定住支援係 (企画・運営)勝浦市地域おこし協力隊 梅原慎吾

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

千葉県

勝浦市

人口 1.54万人

勝浦市

梅原 慎吾が紹介する勝浦市ってこんなところ!

勝浦市は、千葉県の房総半島の真ん中。 思い立ったら東京駅まで90分で通える立地で、海も山も楽しめる。 まさに「はんぶん島」暮らしが楽しめる場所です。

「100年以上猛暑日のないまち」でもあり、子どもが思いっきり外遊びを楽しめる場所として、移住先に選ぶ方が増えてきました。

田舎あるあるの「近所の人からおすそわけ」に加え、400年以上続く日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」では旬の食材をお手頃価格で手に入れることもでき、移住して生活費が半分になったという人も!

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

勝浦市地域おこし協力隊として活動中。 空き家の掘り起こし/活用や、移住マーケ/支援など。 https://www.instagram.com/hibi_katsuura

>過去 ・東京都庁での税務・行政DX企画。 ・株式会社Ridiloverでの観光・教育を軸にした地域課題解決×事業開発。