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- 完全な静寂と暗闇の中で。圧倒的に仕事が捗る、秘境の村でのリモートワーク!
自転車にテントを積んで、旅をしていたことがあります。
気が赴くままに、自分の足でどこまででも行ける喜びと、気に入った場所で眠り、朝を迎えることができるという感動。
リモートワーク、という言葉の響きには、あのころ感じていた興奮と、同じ雰囲気を感じます。
簡単に言えば、そこには「自由」があるのです。
リモートワークが急速に一般化した今、仕事をする場所は問われなくなりつつあります。満員電車はもちろん、オフィスも不要。パソコンとインターネット環境さえあれば、どこでだって仕事ができる。そんな時代が一気にやってきました。誰もがリモート可能ではありませんが、だからこそ、それができるのであれば、その利点を活かさない手はありません。
全国各地から続々とリモートワークSPOTが名乗りを上げる中、僕からは「完全な静寂と暗闇」があるとっておきの場所をご紹介します。
別荘感覚で使えるコテージで、集中と開放が自由自在に!
日本三大秘境と呼ばれる宮崎県椎葉村。その中心部に隣接し、ダム湖百選にも選ばれた「日向椎葉湖」の裏側、国定公園の一部となっているキャンプ場のコテージ。そこが今回ご紹介するリモートワークSPOTです。
湖と山、森と空。それ以外には何もありません。聞こえてくるのは対岸の道路から、微かなエンジン音がごくたまに。それも日中だけの話です。
完全な静寂とは、防音室のようにまったくの無音というわけではなく、木々のざわめきや虫の鳴き声など、自然の環境音がほどよくミックスされた状態を指します。今や、Youtubeに「nature sound」を求める人が当たり前になりましたが、ここには本物の自然音があります。
そして夜は、自然由来の完全な暗闇 "organic dark" が訪れます。新月と満月の夜の明るさの違いを楽しむことができます。そしてもちろん、夜ならではの透き通った自然音も。
完全な静寂と暗闇への没入感によって初めて発揮される、圧倒的な集中力。誘惑と雑音だらけの都会では成し得なかったパフォーマンスが、ここでは生まれるのです。
拠点となるコテージは集落から離れているので、人との関わりを一切断つこともできます。ラウンジまで上がれば、聞き上手のマスターと、厳選されたクラフトビールと日本酒が。プライベートに使えるホームシアターで映画やLIVEを楽しんで気分転換することもできます。
そして何より、都会では気軽にできない「焚き火」がここでならいつでも可能。揺らぐ炎を見つめながらリラックスしたり、自分自身と向き合う時間を作れます。匂いがつくから焚き火はちょっと…という人は、ラウンジの薪ストーブで炎を楽しむこともできます。
パソコン仕事で凝り固まった身体をほぐすのは、薪で沸かす五右衛門風呂。新建材をほぼ使わない、木の温もりが感じられるコテージでの眠りは、充分な休息と爽やかな目覚めをもたらせてくれます。
ラウンジでのプライベートな時間も。
日当たりが良く、緑に包まれたコテージ。
村をまるごと使ったオプションもOK!
少し街が恋しくなったら、村の中心部までは車で30分。
移動中のドライブで気分転換ができるのはもちろん、図書館やボルダリング、卓球台を備えた新設の交流拠点施設「Katerie」でもリモートワークは可能です。椎葉村の全戸光ファイバー完備という通信環境が、広い村内での移動を伴うリモートワークを可能にしています。
個人で中長期に滞在して移住気分を味わうもよし、チームで合宿的に短期集中型で使うもよし。
仕事上で陥っているスランプも、ガラリと環境を変えれば脱出できるかも知れません。
滞在プランはオーダーメイドでご相談可能。好きな場所で仕事ができる、というリモートワークのメリットを、この機会に実感していただければ幸いです。
たまには本からのインプットも悪くないかも
こんな風景を眺めながらのリモートワークもできます
このたび「地域仕掛け人酒場」というイベントに出演することになりました!
各地域の美味いものを事前にお送りして、みんなでオンラインでつながりながら食べながら仕掛け人たちと話す…という内容になってます。僭越ながら、僕も「仕掛け人」としての出演です。このリモートワークのプロジェクトを始め、日本三大秘境・椎葉村で動いている「仕掛け」についてお話できればと。発送の都合で、〆切は明日11/25となってます。ご興味あるかたは、こちらから詳細&申込みできますので、ぜひぜひどうぞ。
https://shikakeninsakaba.peatix.com/
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東京23区よりちょっと小さいぐらいの面積に約2500人の人が暮らす椎葉村は、人口密度が1km平方メートル辺り、5人。三密なんて起こりようがないような環境です。
夏の消防、冬の神楽は村の風物詩。こどもの日には鯉のぼりを掲げ、お正月の門松はもちろんお手製。日本の古き良き暮らし、とありきたりの言葉で一括りにしてしまうのは惜しいほどの暮らしの風景が今でも残っていて、中には「日本のブータン」と呼ぶ人もいるほど。
自然の恵みのを糧に粛々と暮らす一面を残しながらも、九州のど真ん中に位置する立地から、車があればどこへでも行くことができます。若い人たちは、都会の便利さと田舎の心地よさをうまく使い分けながら生活しています。
映画「しゃぼん玉」の舞台になったように、都会の人にとっての癒やしになる村だとも言われますが、その真髄は、自然の摂理に沿って生きているがゆえの逞しさと、潔さ。人は、自然の一部なのだということを噛みしめることができる、そんな地域です。
徳島生まれの愛媛育ち。あんまり四国っぽくない転勤族。大学進学を機に広い世界を求めて上京し、舞台俳優という夢に挫折。紆余曲折を経て、自転車で世界一周するという目標を掲げ、憧れのアイルランドへ。一時帰国中に東日本大震災を経験したことにより、旅の目的は「生きてる手応え」を掴むことにシフト。アイルランドに戻ったあと、スコットランド、イングランド、北海道余市町、岡山県西粟倉村などに滞在。
現在は日本三大秘境の村・宮崎県椎葉村にてキャンプ場のリノベーションに取り組む傍ら、古民家をシェアハウスに改修し、"逞しい未来"を実現する暮らしづくりプロジェクト「自給自足2.0」を進行中。元・椎葉村地域おこし協力隊/移住コーディネーター。ICF認定国際キャンプディレクター。JBS認定ブッシュクラフトインストラクター。
仕事においては企画制作とコーディネートが主戦場。多趣味なようで無趣味。強いて言えばマンガ。最近のマイブームは将棋とプロレス。物事を最適化するのが得意。
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