【事業承継】山梨・勝沼でぶどう農家を目指しませんか？

山梨県勝沼、ぶどう畑に囲まれたこの土地で、辻豊玉遊覧葡萄園は二代にわたり営まれてきました。広がる南アルプスの山々を望み、ぶどう畑が一面に広がるこの景色は、地元の私たちの自慢でもあります。 園主ご夫妻は、東京での生活経験も経た上で、この地に戻り、自然と共に歩む日々を選びました。収穫の喜び、お客様の「美味しい！」の声、その一つ一つが、日々の苦労をすべて報いてくれる。そんな思いで、真摯にぶどう作りに向き合っています​。

とはいえ、農業は一朝一夕ではいきません。暑さの中の消毒作業、寒さの中の剪定。体力勝負な面もあります。それでも、地道に技術を積み重ねていくことで、美しい果実が実り、地域の人々に喜ばれる、そんなかけがえのない瞬間に出会える仕事です。 今回の募集は、そんな未来を共に支え、やがて畑を任せていけるような、熱意ある仲間を育てるためのもの。すぐに独り立ちできるわけではありません。まずは一緒に汗を流し、手を動かしながら、農業の楽しさ、厳しさ、そしてこの土地の温かさを知ってほしいと考えています。

辻豊玉遊覧葡萄園で求めているのは、ただ指示通りに働くだけの人ではありません。 「お客さんに美味しいって言ってもらえるのが一番うれしい」と笑う園主夫妻と一緒に、泥だらけになりながらも笑い合い、支え合いながら農業に取り組んでくれる、そんな“後継者”を探しています​。

最初はきっと戸惑うでしょう。草取りに消毒、夏場はカッパを着て汗だくになりながら作業することもあります。実際、園主も始めた頃には夏だけで10kg痩せたそうです。それでも、実ったぶどうを手にしたとき、そしてそれを頬張ったお客様の笑顔を見たとき――そのすべてが報われるのです。

技術も経験も、すぐには身につきません。3年くらいは一緒に畑に立ち、手取り足取り覚えていってほしい。けれど、ここには時間をかけるだけの価値が確かにあります。 また、この土地には、南アルプスを望む素晴らしい風景と、四季折々の自然、そして地域の人々のあたたかさが息づいています。冬場には家族でゆっくりと旅行に出かけるなど、オフシーズンの過ごし方もまた豊かです​。

「都会の便利さ」より、「田舎の豊かさ」を選びたいあなた。 地道に、そして楽しみながら、一緒に未来の葡萄園を育てていきましょう。 まずは、ぜひ一度、私たちの畑を見にきてください。

⚠️ 畑をお任せするまでのスケジュール感

🧑‍🤝‍🧑研修期間：少なくとも３年ほどは以下のシーズンごとの仕事に慣れていただきたいです。 🚀畑分け：お任せできる段階になった場合に、畑1枚を徐々にお任せします。

📅シーズンごとの仕事のイメージ

🔥 繁忙期（5月中旬〜9月末） 5月中旬〜8月初めごろ 🌱 新芽管理 🧵 誘引作業（枝を整える） ✂️ 摘房（ぶどうの房を間引き） 💨 消毒作業（病害虫対策） 8月〜9月末 🍇 観光ぶどう狩り対応（食べ放題ツアーなど） 🛒 売店業務（店頭販売、接客） 📦 宅配用ぶどうの梱包・発送 ※この間はとても忙しく、アルバイト4名ほどを追加して対応します。

❄️ 閑散期（10月〜4月初旬） 10月〜11月 🧹 収穫後の片付け 🌱 樹の管理（誘引、支柱直しなど） 🧴 肥料まき 12月〜2月 ✂️ 剪定作業（枝を切って整える） 🌾 圃場管理（草取り、整地） ⏳ 作業時間は短く、半日程度のことも多い 3月〜4月初旬 🌱 最終剪定と新芽準備 ※冬は気温が低いため作業は無理せず進めるスタイル。仕事量も少なめです。