元・地域おこし協力隊インタビュー【前編】任期終了後、ここに残った理由
公開日:2026/10/27 03:21
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2026/10/28「興味ある」が押されました!
2026/10/28米原市での任期を終え、現在もこの地域に残り、それぞれの活動を続ける元地域おこし協力隊の石崎達郎さんと鯉登千尋さん。 協力隊を卒業したあと、お二人はどんな毎日を送っているのでしょうか?協力隊を検討している人なら気になる卒業後の現在地について、語り合っていただきました!
お二人のプロフィール
◆石崎 達郎さん[※写真右] ・任期: 2022年4月 〜 2025年3月(3年間) ・当時のミッション: 空き家を活用した事業・なりわいづくり(お試し暮らしの宿「紲ya-ツナギヤ-」営業開始) 現在のお仕事: ・お試し暮らしの宿「紲ya-ツナギヤ-」の運営 ・米原市の移住コーディネーター ・合同会社クウネルワラウ立ち上げ ・新たに民泊施設の準備など
◆鯉登 千尋さん(伊吹山保全活動・よもぎ活動)[※写真左] ・任期: 2023年5月 〜 2026年3月(3年間) ・当時のミッション: 伊吹山の保全活動、なりわいづくり(よもぎ蒸しサロン「凪〜nagu〜」営業開始) 現在のお仕事: ・米原市役所 山と緑再生課に在籍し、伊吹山の保全活動を継続 ・よもぎ蒸しサロン運営、よもぎ農家、バスガイド ・ 小学校でのサポート業務 ・地域おこし協力隊のサポート業務
協力隊の終わりと、「米原に残る」と決めた理由、現在の生業
── 協力隊を検討している人が気になる「任期終了後の未来」。他地域への移動や帰郷という選択肢も頭をよぎりましたか?
石崎さん(以下敬称略): 僕はほとんど考えませんでしたね。米原の居心地が良いっていうのと、既に自分で「紲ya-ツナギヤ-」を立ち上げていたこともありますが、タイミングよく移住コーディネーターのお話をいただいたことも大きかったです。やっぱり生活していかないといけないですから。
鯉登さん(以下敬称略): 私は一時は「地元に帰って元の会社に戻るか、それともここに残って別の仕事を探すか」と不安になりすぎて、周りにも漏らしていたくらいでした(笑)。隣の長浜市の求人情報を見ていた時期もありましたね。 最終的に米原に残る決め手になったのは、私もタイミングよく伊吹山保全活動や小学校でのサポートなどのお仕事が決まったことでした。行政の予算やポストがつながったことで、今後新しく来る後輩の協力隊ができたら、こういう働き方の選択肢を残せたらいいなとも思っています。
── 協力隊卒業後の今、お二人が力を入れておられるご自身の生業について教えてください。
鯉登: 私はいろいろやってるんですが、一番地域からの期待を感じるのは「よもぎ」関連のものです。 伊吹のよもぎを無農薬で育て、自宅サロンや出張施術でよもぎ蒸しを行ったり、お風呂パックを作っています。 よもぎ蒸しの施術中って、デトックス効果もあってか、みなさん普段抱えている悩みや思いをふっと話してくださるんです。そういうお話を聞くと「何か役に立ちたい!」と感じて。 身体の不調やハーブの使い方など、ヒントになるものを渡したくて勉強していくうちに、どんどん活動が広がっていきました。 何かの専門家になってすべてを教えるというよりは、そっとヒントを投げてあげたい。知らないとは言いたくないバスガイド気質も出ているのかもしれません(笑)。最近よもぎの新しい食べ方を提案する「よもぎ、たべよ。」というイベントも定期開催しています。 (鯉登さんの任期中の様子はこちら:https://smout.jp/plans/22049 )
石崎: 僕はかけている時間が多いのは移住コーディネーターのお仕事ですね。 かつての自分と同じように、新しい暮らしに踏み出したい人、やりたいことをカタチにしたい人の役に立ちたいと思っています。そんな思いから紲ya-ツナギヤ-も作りました。誰かの力になりたいという想いは、鯉登さんとも共通している部分かもしれません。 米原暮らしが楽しいので、米原の良さを広めたい思いもあります。 (石崎さんの任期中の様子はこちら:https://smout.jp/plans/18042 )
任期中にやっておいてよかったこと/複業マルチワークな日々
── 任期中に、卒業後の米原での生業作りの準備時間として「みらい活動」が設けられていたとのことですが、卒業後にスムーズに事業をスタートするにあたって「任期中これはやっておいてよかった!」ということは?
石崎:僕は紲ya-ツナギヤ-オープンに向けてコツコツDIYをやったりしてましたけど、任期中にやっておいてよかったことは 積極的に人が集まる場所に行っていたことです。協力隊としていろんな人を紹介してもらう機会も多く、それは今でも大きな財産になっています。鯉登さんは米原以外にも顔が広いよね。
鯉登:そうね、岐阜とかね。私もお誘いはできるだけ断らず「10分だけでも!」と顔を出すようにしています。 私はみらい活動でよもぎと出会って、娘の生理痛によもぎ蒸しがいいかもとも思って「おかま直伝よもぎ蒸し®️」を学びに行って。「これは女性の力になれる」と感じ学ぶうちによもぎ以外のハーブのことも学ぶようになって。 みらい活動ではじめたよもぎに関する事業は、まだまだ頑張っているところではありますが、マルシェに出店したりイベントを開催したり、その様子をInstagramで発信したりして、最近ではありがたいことにだいぶ「よもぎの人」という認識をされてきていると思います。
── マルチワークで活躍するお二人の実際のスケジュールは?
石崎:その週によって全然動き方が変わるのが会社員時代とは違うところだよね。
鯉登:そうそう、決まってない。この週は1日は休むぞ!と思っていても気がついたら休みが埋まっていることも。 でも「めっちゃ頑張ってやってる!」って認識じゃないし全然苦じゃないのは、それが全部自分で決めた好きなことだからかもしれません。 逆に予定がないと何をしていいかわからなくて、ウクレレ弾くぐらい(笑)
お二人への質問を募集します!
11月更新予定の「元・協力隊インタビュー【後編】」では、お互いの動き方に対する率直な印象や、「ぶっちゃけ移住して後悔してない?」という卒業後の本音をゆるっと語り合ってもらいます。 「卒業後どうしよう…」と悩んだ時期を越えて、今だからこそ振り返る当時の自分への言葉とは——?
【お二人への質問を募集します!】 石崎さん・鯉登さんに聞いてみたいことや、米原市での暮らし、移住、協力隊にまつわる疑問・質問はありませんか? 「ちょっと聞いてみたい」くらいの気軽な感じで大歓迎です。「興味ある」ボタンを押すとこちらのアカウントからメッセージが送信されますので、そのメッセージに返信する形で質問をお送りください。お気軽にどうぞ! いただいたご質問は、次回(後編)の記事の中で、お二人にお答えいただきます。たくさんのメッセージをお待ちしています!
<文:斉藤ミワ>
このプロジェクトの地域
米原市
人口 3.57万人
米原市移住コーディネータ―・紲ya-ツナギヤ-が紹介する米原市ってこんなところ!
関西・東海の主要都市へのアクセスの良さが特徴です。「1時間の移動が苦にならない」という人にとって、米原は最高に自由な拠点になります。 四季の移ろいをカメラで追いかける時間も、仕事終わりの一杯のラーメンも。休日に自分だけのとっておきのカフェやパン屋を見つける愉しみも、少し車を走らせれば琵琶湖や海がある環境も、すべてがこの暮らしのグラデーション。 何を選び、どう楽しむかはあなた次第。米原市は、あなたの「こう生きたい」にちょうどいい、自分流の暮らしが叶う場所です。
このプロジェクトの作成者
米原市から委託を受けて移住コーディネーターとして、理想の暮らし実現、ご自身も地域も幸せな移住のための伴走をさせていただきます。2022年から米原市の地域おこし協力隊として移住し、約1年半かけて空き家をDIYで再生し 【旅と移住の真ん中、お試し暮らしの宿 紲ya-ツナギヤ-】 を開業しました。卒業後は、移住の目的であり理想の暮らしである、循環する暮らし、自給的暮らしを目指しつつ、米原市移住コーディネーターとして、移住相談・現地案内オーダメイドツアーを承ってます!米原に移住したい人はもちろん、移住したいけどどうしたらよいのかわからない方、まだ情報収集中の方、なかなか家や仕事が見つからないってかたも、何かとお手伝いできるかと思います。お気軽に声かけてください。