南菅生町は、福井市の北西部に位置する、人口100人ちょっとの集落です。雄大な日本海に面しているため、春はワカメ、夏はサザエなど、四季折々の豊かな水産資源に恵まれています。また、「鉾島（ほこじま）」という、日本海の荒波に侵食されてできた柱状の岩場があり、夕暮れ時には、沈みゆく夕日とのコントラストがとても綺麗です。一方、山側には田園が広がっており、お米作りも行われています。
　また、南菅生町は、古くからの伝統行事を大切に守り続ける集落であり、毎年10月に行われる「秋祭り」では、地元の青年団により「神楽の舞」が披露されます。青年団員たちは、本番の約1か月前から、毎晩夜中遅くまで、辛く厳しい稽古を行います。本番は一度きり、真剣などを使い危険を伴うため、失敗は許されません。とてつもない緊張感に包まれ、見る者を圧倒します。
　さらに、ここ数年で大人7人、子ども3人の移住者を受け入れています。移住コーディネーターを務める「志野 佑介（しの ゆうすけ）」さんも南菅生町に移住した移住者の一人です。志野さんは、集落内の空き家を買い取り、移住希望者の仲間たちと一緒に暮らしながら、米作り、野菜づくり、塩づくり、家畜のお世話など、オールマイティーこなす「百笑（ひゃくしょう）」をしています。2019年の春に移住してきましたが、今ではすっかり集落にも溶け込み、集落の一員として、集落の活動にも参加しています。
　このように、南菅生町は、古くからの伝統を大切に守りつつ、新しいもの（移住者等）を受け入れる、とても寛容な集落です。今後は、Welcome集落として、「秋祭り体験」、「鉾島・亀島遊覧クルーズ体験」、「ワカメ干し体験」、「梅採り体験」など、集落固有の資源をフル活用した体験を企画していきます ^^

プロジェクトの掲載を通じ、以下のような人に出会いたいです！

・福井市に興味のある方（→南菅生町に訪れてみたい！と思った方は是非！！）
・田舎暮らしに興味のある方
・地域とのかかわりを持ちたい方
・ご自身のスキルを活かし、地域に貢献してみたい方
・地方への移住を検討している方　など

今後、新型コロナウイルスの感染状況を考慮しながら、具体的な体験企画を掲載していきますので、是非チェックしてみてください！

また、集落の特徴を「Welcome指数」として表しました。詳細は、下記URLからご確認してください☆彡
https://www.city.fukui.lg.jp/kurasi/mati/activity/welcome_d/fil/syoukai-minamisugou.pdf