＜長野県＞木曽檜を育む歴史・文化を生かし、町が注力する滞在型観光に関する新規事業の創出

10年前なら「田舎には仕事がない」とよく言われていましたが、今では「仕事はあるけど、人がいない」という状況があらゆる地域で起きています。まさに、「人」がボトルネックになっているのです。

そうした状況を踏まえ、

①計画を立てて ②資金を集めて事業を立ち上げ ③最後に人材を集める

という“計画起点”だったこれまでの事業化のプロセスを見直し、 これからは

①想いやビジョンを持った人材を発掘・育成し ②その人とともに計画をつくり資金を集め ③その人とともに事業を立ち上げ・運営していく

という“人起点”へ転換することにしました。 そのサイクルを完成させるための新たな試みの一つが「100DIVE」です。

今回、100DIVEの舞台となる長野県上松町は、長野県の南西部、木曽谷の懐に抱かれた小さな町で静寂と自然が溶け合う“癒やしの時間”が流れる場所です。

森林浴の聖地と称される「赤沢自然休養林」では、樹齢300年を超える木曽ヒノキが生い茂り、歩くたびに森の香りが心を整えます。まるで時間が止まったかのような「寝覚の床」では、岩と水と空が織りなす静かな風景に、誰もが息をのむでしょう。

また、伊勢神宮に奉納される木曽檜の御神木を産出する地として知られ、1300年以上続く伐採儀礼「御杣始祭」や「御神木祭」など、森林文化とともに歩んできた歴史ある町です。

そして、上松町はかつて、中山道の宿場町として多くの人々が行き交い、木曽檜の集積地として栄えてきた歴史を持つ町。 その上松町では、現在、NIPPONIAを運営する株式会社NOTEと株式会社KANSOテクノスとの連携により、地域の魅力と文化を再発見し、“森の郷”としての価値を活かした「滞在型観光」に関する大きな取り組みの推進に注力しています。

今回は長野県上松町の地域課題解決に向けて、以下テーマに関して一緒に検討をしていく仲間を募集します！

▼テーマ 〜木曽檜が織りなす豊かさに触れる「森の郷」〜 木曽檜を育む森の環境や歴史・文化を生かした、新たに町が注力する滞在型観光と連動する付加価値1,500万円以上の新規事業を創出せよ

ぜひ、長野県上松町の変革に力をかしてください！

地域への想いを持った方、チームで事業づくりに挑戦したい方、地域や社会課題に対してアプローチしたい、地域で事業を立ち上げたいといった方、大歓迎！ もちろん、現職を続けながらの参加が大前提です。

▼ 100DIVEプロジェクト 応募資格 -必須条件 ・3カ月間、プログラムへの参加や活動に主体性を持って取り組める ・自分の思いや経験をかけ合わせて力になりたい、事業づくりに挑戦したい ・他責にせず、課題を自分事として取り組もうとされる方

※地域やテーマに関するバックグラウンドは不問です。チームで強み・課題を補完し合います。

▼100DIVE過去参加者の声

○30代 女性　会社員 参加理由： 現職を続けながら地域に関われそうだったため

参加後の思い： 何度も対象地域に足を運び、その地域の魅力が分かり思い入れのある場所となりました。ビジネス立ち上げのプロセスやチームビルディングの仕方なども学べ自分が社外でも通用するかを体感する良い機会でした。

○40代　男性　会社員 参加理由： 越境学習に興味があり参加

参加後の思い： 新たな事業を起こすには、リサーチや分析だけでは不十分で熱意が不可欠であることを痛感。地域の民泊を探して泊まり、夜遅くまでチームメンバーと語り合った時間は、とても貴重な思い出です。

○30代　女性　会社員 参加理由： 地域課題解決に向けた新規事業づくりを学びたくて参加

参加後の思い： 新しい仲間とアイデアを形にする過程でたくさん試行錯誤し、リサーチを重ねて地域に根ざした事業づくりを学び、チームでの活動を通じて自分の強みやスキルを再認識できました。会社では絶対に得られない、大変だけどとても価値のある経験になりました。

○20代　男性　自営業（地域おこし協力隊） 参加理由： 地域とのつながりを作りたくて参加

参加後の思い： 地域おこし協力隊として活動しており、地域の事をより深く知りたいと思い参加。100DIVEをきっかけに地域の方と親しくなり、食文化や伝統文化に触れる機会に恵まれました。ここで出会った仲間と、夜遅くまで地域のことを考え、事業プラン作成に励んだ時間は大変価値ある経験で貴重な財産です。

▼ 説明会日程 100DIVEオンライン説明会：7/1(火) 19:00-20:00