7/29 地域おこし協力隊 入門講座 〜就業か起業か｜任期後のキャリアデザイン〜

講座の前半では、地域おこし協力隊制度の基本的な仕組みや流れをご紹介したうえで、
「任期後にどんなキャリアを描けるのか？」という視点から、地域での就業・起業それぞれの進路の違いや
“協力隊の3年間をどう活かすか”について解説します。

後半は、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、相談テーマ別に少人数の小部屋に分かれて個別質問タイム。
スマウトスタッフやゲスト講師がそれぞれの部屋で皆さんの疑問にお答えします。
途中入退出も自由なので、自分の気になるテーマの部屋を回って
同じ不安や悩みをもった方からの質問、回答を参考にしていただくことも可能です。

キーワードは、「自分のやりたいことを形にする準備期間」

起業に向けたチャレンジや、地域との関係構築、スキルの磨き直しなど、
任期中に取り組めることの可能性にフォーカスします。 今回ゲスト講師として、兵庫県豊岡市の起業型地域おこし協力隊経験者の中田 樹（なかた・たつき）さんをゲストにお招きし、
「地域で仕事をつくる」コツや、現在も地域で事業を続けているリアルな実践談をじっくり伺います。 「いつか自分で何かやってみたいけど、いま一歩踏み出せない」 
「地域でキャリアを再設計してみたい」 そんな方におすすめの内容です！

※毎回定員40名の少人数制の講座です。 これから地域おこし協力隊への参加を検討している方や、制度についてまだよく知らない方に向けた内容となっております。 すでに本講座に参加されたことのある方や、現在協力隊として活動中の方は、趣旨をご理解のうえ、参加のご判断をいただけますと幸いです。

制度紹介パートの講師は地域おこし協力隊戦略的広報事業を担当するスマウトのディレクター、石原が務めます。 今回のテーマ「就業か起業か｜任期後のキャリアデザイン」では、ゲスト講師として兵庫県豊岡市 地域おこし協力隊（起業型）経験者の中田 樹さんにご登壇をいただく予定です。

講師：石原 佳枝

面白法人カヤックちいき資本主義事業部 スマウトディレクター
 総務省「地域おこし協力隊戦略的広報業務」担当

愛媛県西条市出身。広告会社にて大手旅行会社や自治体・観光関連団体などの観光促進やスポーツ振興事業を手掛ける。2016年にネイティブ株式会社へ入社すると同時にDMOに3年間常駐し、国内外への観光情報の発信に従事。2023年5月に合併統合により面白法人カヤックへ入社。自治体営業への経験を活かし、移住促進や関係人口創出にむけた事業に携わっている。

ゲスト講師：中田 樹さん

「食・農・観光で地域をつなぐローカルプロデューサー」 Cafe Coucou 代表 / 兵庫県豊岡市 地域おこし協力隊（起業型）経験者

兵庫県豊岡市・竹野の海辺で、「Café Coucou（カフェ・ククー）」を営む。自家製グラノーラや、地元の規格外の果物・野菜を活用したドライフルーツ、季節のパフェ、加工品づくりなどを通じて、地域の食資源を無駄なく活かす取り組みを行っている。

大学卒業後に渡仏し、フランスのESPOL（European School of Political and Social Sciences）大学院にて農業政策・環境問題（Food Politics）を専攻。修士号を取得。持続可能な食と農の仕組みに関心を深め、帰国後は「地域おこし協力隊」として兵庫県豊岡市に着任。地域資源の魅力を伝える観光企画や農業体験などを通じて、里海里山の暮らしの価値を再発見してきた。

現在は、空き家をリノベーションしてオープンしたカフェを拠点に、食と人と地域をつなぐ場づくりに取り組むと同時に、観光、教育、環境への視点を取り入れた体験・企画も展開中。地域の農家さんや作り手と連携しながら、規格外農産物のアップサイクルや季節の素材の新たな魅力を発信している。

「食・観光・文化をかけ合わせた新しい場づくり」と「人と地球にやさしい場所づくり」をコンセプトに、豊岡・竹野という自然豊かな土地から、未来につながる地域のかたちを模索し続けている。