
【随時募集中】自分の手で、生業をつくる。地域おこし協力隊を募集します。
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2025/11/21「興味ある」が押されました!
2025/10/22山奥って意外と身近?奈良県川上村について
大阪から車で1時間30分ぐらい向かった奈良県の山奥に、川上村はあります。
人口はたったの1200人。 紀伊半島のど真ん中、面積の95%が森林で、吉野川・紀ノ川の源流があるところ。 それが、私たちの暮らす場所です。
国道169号線を車で走り、吉野町から川上村に向けて長いトンネルをくぐり抜けると一面は山々に囲まれます。森をなんとかしてかき分けたような場所に家が集まっています。
ドアを開けると都会よりも少し気温が低くて、少し水を含んだ、澄んだ空気。近くには冷たくて透きとおった川が流れています。
そんな川上村で協力隊募集が始まったのは12年前。 総勢38名の”かわかもん”が自身の生業をつくりにやってきました。 (”かわかもん”とは川上村の協力隊の名称です!)
奈良県川上村は来年の4月に向けて、 【自分の手で生業を作る、地域おこし協力隊”かわかもん”】を募集します。
▶︎ ご興味のあるかたは【興味ある】ボタンを押してくださりますと励みになります! ▶︎ 2025年9月13日に見学ツアーを行いますので【興味ある】ボタンを押された方に申し込みフォームを送ります。
自分の暮らし・生業をつくってきた”かわかもん”
川上村の協力隊の特徴は、自分自身で考えたアイデアを試行錯誤し、起業に向けて挑戦するところです。
協力隊を受け入れする際や協力隊期間中に行政↔︎個人で面談があり、自分自身でミッションを立てて川上村で活動をしています。
⬛︎ いままでのかわかもん
- 吉野林業の地で吉野杉・檜・間伐材を使って木工をしているひと
- ガイドグループを結成し、川上村のアクティビティを案内するひと
- バイカー向けのキャンプブランドを立ち上げるひと
- 古民家を利用して1日1組限定の農家民宿、キャンプ場をしているひと
- 自分の目で見たものを本やドキュメンタリー、写真や動画、演劇で表現するひと
- 地域の組織と協力して川上村の山でこれからも林業ができるように道をつけるひと
- 地域で受け継がれた樽丸や柿の葉寿司づくりを受け継ぎ挑戦しているひと
みんながみんな、起業のプロじゃない。
とはいえ、自分の手で生業をつくることはそう簡単なことではありません。
はじめのうちは地域のひとと心を通わせるのに戸惑ったり、事業が軌道に乗るまでは地道な時間をひたすら過ごすことになるでしょう。
でも、誤解を恐れないで伝えるとすると、 自分のしたいことをすればよいのです。
自分も、地域のひとたちも、自然も、みんながハッピー。 そんなことは必然的に地域に必要とされるのではないでしょうか?
3年かけて自分の仮説と実証を繰り返し、心地よい関係を自分でつくる。地域のひとも、そんな一生懸命な姿を見て、応援したくなるものです。
自分の目で確かめてやってみる。そんな人たちが集まっています。
ここで、現役協力隊3年目の野一色さんと記事の書き手である高田(川上村協力隊OG)で、川上村の暮らしや協力隊活動についてお話をしてみました。
野一色さんは現在25歳。3年前にアメリカへ留学し帰国、地元である奈良県橿原市にて仕事に就き、1年半前に着任されました。約1年後に樽丸をつくる工房で自然を相手とする仕事で木や吉野林業の歴史を学びながら、「吉野杉のお箸づくり体験」を通してその魅力を伝えています。(*樽丸とは:日本酒の酒樽の側面部分の板のこと)
実際に、"かわかもん"ってどんな感じ?
(高 田)いきなりですが、川上村に暮らしてみた率直な感想を聞かせてください! (野一色)今年度で協力隊3年目になりますが、心地がよいです。入った当初は、車が家にないと「どこに行ってたの?」と聞かれるなど人との距離感に戸惑いましたが、今では逆に、家に僕がいないと宅配便のおっちゃんが仕事場に荷物を届けに来てくれたりして助かっています。笑 (高 田)そうだよね、入った時はびっくりするよね。笑
(高 田)いまは樽丸工房で修行をしていると思うのですが、野一色さんが協力隊の活動の中で試行錯誤してきたことを教えてください。 (野一色)協力隊になる直前は便利屋さんをしていて、着任当初は川上村でも便利屋さんをしようとしていました。ですが、こっちの人は無いものを自分で作り出すなど”生きる力”を持った人が多くて、自分のほうが教えられることが多かったんです。なので、改めて自分の”するべきこと”や”強み”をもう一度考えました。……喜ばれるためにではないけど、地域のひとに必要とされて/地域の課題としてあることと、自分が興味のあることが”林業の歴史”や”木(吉野杉や吉野桧)”でした。掘れば掘るほど面白いです。 (高 田)そこに行き着いたのね。応募前の見学ツアーでは見えないこともあるのかもね。 (野一色)でも、(着任してから)迷ったからこそ、実際に来てやってみて良かったと思う。
(高 田)野一色君は、奥大和コミュニティーマネージャーや吉野ウッドフェスという木のイベントに参加して、積極的に外とのつながりを作ろうとしていると思います。どうして参加しようと思ったんですか? (野一色)入ったコミュニティを外から見られるのではないかと思ったのと、奈良が好きなので奈良で活躍するひとと繋がりたかったから参加しました。 (高 田)入ったコミュニティを外から見て見たかった理由はなんですか? (野一色)「川上村の協力隊」という名前で活動してしまうと思考が狭まると思いました。人口の少ない川上村の住人を対象としたサービスはお客さんが少なすぎるので、外に向けて展開をすることが必然になると思って。また、アメリカに留学してきた時に、海外に行ってやっと日本や奈良の良さがわかった。なので、川上村にも所属しながら外から見てみる、そんなことができたらと参加してみました。 (高 田)協力隊として自治体に所属すると、既存の自治体の括りの中だけで何かをしないとと考えてしまいそうになるけれど、協力隊だからこそ行政のテリトリーを超えて活動ができるはずよね。協力者を求めて東吉野村にもいけるし吉野町へもいける。村の中だけではカバーできないことも、奥大和地域の人たちで作り出せることもあるよね。
(高 田)最後に、興味を持ってくださっている人達に一言やアドバイスをください! (野一色)Just Do It!自分の目で確かめて、まずはやってみることが大事だと思います! (高 田)ありがとうございましたっ!


自分もみんなもわくわくして生きていく。
地域の中で起きていること
人口1200人の村では、人ひとりがやってくることによる化学反応は想像以上です。道ですれ違っただけで「どこからきたの?」と話が始まり、「今度一緒に何かしてみようよ。」という会話が日常茶飯事。
こんなことは都会で普通に生活しているとあまり考えられないですよね。
川上村は人口の半分以上が高齢者の村で、お子さんやお孫さんが村から離れている家庭が多く、そんななか川上村にやってくるかわかもんに興味を持ってくれる人や気遣ってくれる人が体感として多いのです。
もちろん、協力隊同士・卒業生の掛け合いもあります。 先日7/6には現役協力隊2年目の2名と1年目の1名が共にして、地域のひとに向けて「夕涼みカフェ」を開きました。
それぞれの協力隊が持っているスキルや地域の中でやりたいことを掛け合わせて、自分たちで自分たちの空気をつくっています。そこには年齢など関係なくひとりの人として、互いに協力し合いながらその先の道をつくっていく。そんなことが村で起きているのです。
挑戦したいことがあるなら、一歩踏み出すだけかも。
あなたが挑戦したいことや川上村でやりたいことがあるのであれば、あとは一歩を踏み出すだけかもしれません。
もし、”かわかもん”に応募をお考えの方は、【2025年9月13日】に開催される見学ツアーに来てみてください。※見学ツアーの応募フォームは記事に「興味ある」をしてくださった方に共有いたします。
新たな仲間にお会いできるのを、たのしみにしています!


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
自分の手で生業を作る、地域おこし協力隊”かわかもん”を募集します。(フリーミッション枠)
■活動の提案内容 これまで学んだこと、培ってきた経験、特技及び資格等を活かし、地域の活性化に資する活動とします。以下のいずれかまたは複数に関連した自主的な事業構想を提案・実践してください。参考として、地域おこし協力隊活動実績を掲載します。 ※活動内容は、事業提案を基に村との協議により確定します。 ◎地域振興 ◎観光振興 ◎集落の活性化 ◎村の総合PR・広報 ◎既存施設の活性化
■2025年 協力隊募集要項(ミッション型) https://www.kawakaming.jp/work/kyoryokutai
■ 次の⑴~⑽を全て満たす方が対象です。 (1)心身ともに健康かつ、関係者や地域住民と協力して活動に取り組める方 (2)自身の提案事業に責任をもち、計画的に活動を遂行できる意思をもった方 (3)川上村に住所を移し、居住できる方 ※応募前に、「地域おこし協力隊及び地域プロジェクトマネージャーの特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご確認いただき、地域要件に該当するか必ず確認ください。 (4)20歳以上の方 (5)普通自動車運転免許を取得している方 (6)パソコンの操作ができる方(ワード・エクセルなど) (7) 地域おこし協力隊としての活動期間終了後も起業又は就業して川上村に定住しようとする意欲も持つ方 (8)活動に関して法令等を遵守し、職務命令等に従うことができる方 (9)地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方 (10)川上村地域おこし協力隊見学ツアーに参加された方 ※他のツアーへの参加等で来村経験がある方は、免除の可能性があります。
・たわいもないコミュニケーションを楽しめるかた ・田舎暮らしを楽しんでやろう!と思う意欲のあるかた ・自分で考えて行動することを楽しめるかた
⑴ 報酬月額174,000円。期末手当・勤勉手当あり ⑵ 社会保険(厚生年金)、健康保険、雇用保険 ⑶ 有給休暇あり ⑷ 副業可(要相談)
■ 待遇・福利厚生 ⑴ 住居は、村で確保した住宅に入居いただきます。住宅の家賃、修繕は村が負担。(生活用品や光熱水費等は自己負担) ⑵ 引っ越しに必要な経費については、隊員負担とします。 ⑶ 隊員の活動に係る費用は、「川上村地域おこし協力隊活動支援金支出規定」 により年間100万円まで村が負担します。 ⑷ 隊員卒業後も定着を考える隊員には、採用3年目ないし卒業1年目に「川上村地域おこし協力隊起業支援補助金」を活用することができるほか、地域資源を活用した商品の開発や起業、既存商店のリニューアル等に対し補助する「川上村産業振興支援補助金」などさまざまな支援を行います。
■ パートタイムの会計年度任用職員に該当 ■ 勤務日数:1か月あたり16日(原則として週4日勤務) ■ 勤務時間:原則として8時30分から17時15分(1日あたり7時間45分) ※時間外の業務が発生する場合もあります。その場合は、振替対応となります。
住所
連絡先
オンライン座談会や見学ツアーに参加して話を聞いてみたいという方は、「応募したい」ボタンを押してください!
ちょっと気になる!という方や、素敵な活動だけど応募できないという方は「興味ある」ボタンを押して応援していただけると嬉しいです。
● Facebookを日々更新しています👀 https://www.facebook.com/kawakamon/?locale=ja_JP ● かわかもんの手引書(協力隊の生活など)を公開しています✨ https://kawakamon.notion.site/35c69bf2f33643a49c92025600b5f359?pvs=74
奈良県川上村
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

川上村
人口 0.08万人

奈良県 川上村が紹介する川上村ってこんなところ!
水が生まれる、奈良県川上村。物語は全て”水”から始まります。500年以上昔から人々の手で紡がれた産業・吉野林業。川でつながる地域と流域で文化が生まれ、今があります。人口は1200人と少ないけれど、ここで暮らす人たち同士でお互いを気にかけながら一緒に暮らしていく。そんな空気があります。 山の中を切り開いたような場所に暮らすところがあります。自然に歯向かわない、自然とともに生きる暮らしがあります。
このプロジェクトの作成者
つなぐ・つづける 「水源地の村づくり」 1313人の村がめざす 住まい心地を整えることと 恵みを共感できる流域連携による 持続可能な地域づくり。 そこには、ぶれない精神がある!
【公式HP】http://www.kawakaming.jp/ 【森と水の源流館】http://www.genryuu.or.jp/ 【かわかみらいふ】http://kawakamilife.com/

















