
【協力隊募集】移住って、意外とドラマチックだ。宮崎県美郷町で定住コーディネーター求む!
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「興味ある」が押されました!
2025/11/22「興味ある」が押されました!
2025/11/16今の生き方で本当に満足しているだろうか。
現状に不安を感じ、仕事の意味が見えなくなったとき。
様々な生き方や働き方を知ると、視野が広がり、様々なヒントが得られると思います。
宮崎県美郷町は、”みさとの未来を考えて「今」をデザインする”をモットーに、地区別に定住促進の取り組みを定め実践する美郷町地区別定住戦略事業、通称「ちくせん」を実施しています。
第1期ちくせんでは、町内24の地区で、地域活動や未来会議(ワークショップ)を開催しました。
第2期ちくせんに向けて、 空き家物件の調査や活用、空き家の困りごとや活用に関する相談対応、空き家状態の期間を短くするための啓発活動等を行う地域おこし協力隊を募集します。
ミッションとしては、定住に関すること全部! この町に暮らす人をもう一人増やす、やりがいのある仕事です。
今までの経験は問いません。自分の生き方や働き方を見つめ直したい。そう感じた人は読み進めてください。
“移住したい”を“移住してよかった”に変える人へ。
宮崎空港から車で2時間40分ほど。
周囲が山々に変わっていく様子を眺めながら、美郷町役場に到着。
美郷町は宮崎県の北部に位置する、人口4100人ほどのまち。
美郷町役場の2階に政策推進室があり、協力隊の方はここを拠点に活動することになる。
「おーい、こっちこっち」と、川西さんが出迎えてくれた。
令和2年度から始まった、美郷町地区別定住戦略事業「ちくせん」。
美郷町内の住民が主体となって、定住促進の取組みを実践する活動を行っている。
ちくせんは人口減少対策の柱として重要な事業。
「今回、みさと暮らしコーディネーターと題して、定住に関すること全般を担う地域おこし協力隊を募集します」
「現在、私と菊地の2名で担当しています。私は今年で8年目ですね」
美郷町の移住相談は平均で年間100件程あり、相談内容に合わせて様々なコーディネートを行っている。
人口減少対策の柱として、みさと暮らしコーディネーターは重要なポジションとなる。
全国で多くの自治体が地域おこし協力隊の募集を行っているが、その中でも移住に関する協力隊の募集は非常に多い印象を受ける。
「みさと暮らしコーディネーターは、他の自治体の募集と大きく差別化出来ている点があります。任期終了後のキャリアが明確になっていることです」
「移住に関する協力隊の募集は全国でも多くありますが、任期終了後のキャリアに寄り添っている案件は少ないと思っています」
地域おこし協力隊は、最大で3年間の有期雇用となっている。
任期終了後、「希望する仕事がない」「協力隊のキャリアを活かせる仕事がない」などを理由に、都市部に戻る人も少なくはない。
「今回募集するみさと暮らしコーディネーターは、任期終了後は設立予定の中間支援組織でそのまま活躍してほしいと思っています」
「ちくせんでは、みさと暮らしコーディネーターともう1名、ちくせん伴走支援の地域おこし協力隊を募集しています。中間支援組織では、もう1名の協力隊と協力して立ち上げに携わってもらう予定です」
川西さんは、移住相談を含め、空き家バンクに関することや都市部での移住相談会への参加、オーダーメイド定住ツアーの実施など大忙し。
にもかかわらず、移住相談になると懇切丁寧に対応する姿は、地域愛のお手本のような人。
「私は移住定住の担当になってから、常々思っていることがあるんです。移住定住の担当者がそのまちの”顔になる”ということです」
「せっかく美郷町に興味を持ってくれた方ですし、定住に繋がらなくても美郷町の1ファンになってくれるように。そういった想いで対応しています」
実際に美郷町に移住相談をしてから、定住に繋がっている女性の方にも話を聞いた。
「私は庭で野菜などが育てられる物件がどうしても購入したくて。正直、美郷町以外でも良い物件があればどこでも良かったんです」
「だけど、川西さんがすごく丁寧な対応をしてくれて。本当に感動しました。運よく美郷町内で希望の物件が見つかりましたが、もし物件が見つからなかったとしても、美郷町に住みたい、そう思えるような対応でした」
川西さんが少し照れくさそうに喜んでいる様子は、”そんなことないですよ”と言いながらどこか嬉しそうな横顔。
川西イズムを継承する”みさと暮らしコーディネーター”。
都市と地方の架け橋となる魅力的なお仕事です。


聞き上手で、寄り添い上手。そんなあなたを待っています!
今回募集するみさと暮らしコーディネーターの具体的なミッションは多岐に渡る。
①空き家バンク、利用希望者の登録ならびに台帳管理に関すること ②所有者と利用者とのマッチングに関すること ③SNS等による情報発信、空き家バンクや移住定住に関する町HPの管理運営 ④移住相談会の参加 ⑤定住に関する相談窓口 ⑥オーダーメイド定住ツアーの実施 ⑦移住者向けのサポート活動 ⑧お試し滞在施設に関すること ⑨その他、移住定住の促進につながる業務
ボリュームマックスだ。
川西さんは移住相談を行う際に、4つの軸でその人に合った提案をしているという。
「住居、仕事、子育て、コミュニティの4つの軸で相談者に合ったコーディネートを行っています。どんな相談でもかゆいところに手が届く、そんな相談を心掛けています」
今までの移住相談者の中で、マレーシアに住んでいる期間が長かった方で”原生林”を見たいという相談があったそう。
川西さんが美郷町内に原生林があるか調べたところ、たった2箇所だけ原生林があったことが判明。
原生林があるまちを希望している相談者と一緒に、実際に原生林を見に行ったという。
「役場の近くの山だったので、”行ってきまーす”って感じで軽い気持ちで行ったんですが、1時間以上かかって汗だくになりました笑」
年齢や性別、家族構成などで相談内容も十人十色。
空き家を見たいという方も非常に多い。
川西さんは美郷町の空き家バンクのホームページの管理運営も行っている。
「空き家バンクに登録している物件も、他の自治体との差別化を図って掲載しています」
美郷町は、宮崎県が運営している空き家バンクにも掲載している。
他の自治体の物件はただ写真を掲載しているだけだが、美郷町の掲載されている物件は違った。
「見ている人が画面をスクロールしながら、”ん?”と手を止めて、ボタンを押してもらえるように、写真に文章やデザインを加えています」
「青空が映るように天気の良い日に撮影したり。物件の中に入って、縁側で休んだ時に見える風景を撮影したり。細部にこだわって撮影やデザインを行っています」
少しでも良く見せようとする努力とは反対に、修繕が必要な箇所や土砂災害エリアなど、物件の欠点もきちんと掲載している点に安心感さえ抱く。
そんなきめ細やかな仕事を行っている川西さんは、更に先を見据えていた。
「今は他の自治体がやっていないようなスタイルで定住対策を行っていますが、いずれ似たような施策をする自治体も増えてくると予想しています」
「大事なのは、移住希望者が求めるものをいかに提供できるか。他の自治体の施策を常に越えていくような施策を考えること。これが肝だと思っています」
美郷町は、年間15世帯の移住を目標に掲げている。
人口維持を進めるうえで、この目標にコミットすることは必須だ。
「私は移住定住の担当になって8年目になりました。今は仕事の知識、スキルなどもだいぶ蓄積されてきましたが、いずれ人事異動の可能性が高いです。違う担当になって、一から知識を共有しないといけない。そういう属人的な部分というのはどうしても行政は発生してしまいます」
「今回募集している協力隊の方の任期終了後のタイミングあたりで、中間支援組織を設立予定です。移住定住の仕事もそちらにシフトさせることで、その知識を蓄積したまま民間の業務としてスピーディーに対応できると期待しています」
川西イズムを大切にして、リアリティを持ってまちに関わっていきたい方からの応募をお待ちしております。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
①空き家バンク、利用希望者の登録ならびに台帳管理に関すること ②所有者と利用者とのマッチングに関すること ③SNS等による情報発信、空き家バンクや移住定住に関する町HPの管理運営 ④移住相談会の参加 ⑤定住に関する相談窓口 ⑥オーダーメイド定住ツアーの実施 ⑦移住者向けのサポート活動 ⑧お試し滞在施設に関すること ⑨その他、移住定住の促進につながる業務
必須経験は問いません。自分の生き方や働き方を見つめ直したい、そう感じている人からのご応募をお待ちしております。
移住相談者や大家さんなどの地域住民と柔軟なコミュニケーションが求められます。
宅地建物取引士(宅建)の資格を取得されている方は大歓迎です。 空き家の活用に関する職務経験(設計・建築・不動産業等)のある方はもちろん、未経験の方も大歓迎です。
基本月額266,000円 賞与無し ※健康保険料等の本人負担分及び所得税、住民税が差し引かれます。
雇用形態 ■美郷町会計年度任用職員として町長が委嘱し、政策推進室に配属されます。 ■初年度の委嘱期間は委嘱日の属する年度末までです。ただし、年度終了後、活動に取り組む姿勢や事業成果等により委嘱を更新することができるものとし、その期間は最長3年までとします。
勤務時間 ■勤務時間は週37.5時間を基本とします。 ■勤務日及び始業終業時刻は政策推進室で指定します。
住所
連絡先
待遇・福利厚生 ■任用期間中の住居は町が紹介し家賃を支払います。(光熱水費・生活用品等は個人負担になります。) ■健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働災害保険に加入します。 ■活動に必要な経費及び関連する研修等に要する経費については、予算の範囲内において政策推進室が検討を行い負担します。
採用までの流れ まずは、カジュアル面談を通してざっくばらんにオンライン面談を出来たらと思います。 カジュアル面談後、正式に応募するかの意向を確認させて頂き、応募書類等のご案内をさせて頂きます。
地域おこし協力隊インターン制度に関して 原則、インターン制度を利用することが応募条件となります。利用期間は2週間以上1カ月の委嘱期間となります(委嘱期間は応募者と協議を行い決定します)。 ※実際の活動内容や地域の雰囲気を事前に体験してもらうことで、着任後の「イメージと違った」というミスマッチを無くす為の施策となっております。 ※移住前に、地域の生活環境や協力隊の業務を実体験できるため、安心して判断できます。
宮崎県美郷町
このプロジェクトの地域

美郷町
人口 0.42万人

美郷町役場 政策推進室が紹介する美郷町ってこんなところ!
宮崎県美郷町は、町の約92%を森林が占める自然豊かな山間の町です。 夜には満天の星が広がり、清流や渓谷など四季折々の自然が訪れる人を癒します。 人口約4,100人と小さな町だからこそ、人と人との距離が近く、温かなつながりを感じながら暮らせます。 ゆずや栗、しいたけなどの農産物も豊富で、水や空気の美しさが日々の暮らしを豊かに彩ります。 地域おこし協力隊や移住支援制度も整い、小さな挑戦を受け入れてくれる風土があります。
美郷町は、心が静かに満ちていく町。 「自然とともに」「人とともに」「自分らしく」暮らしたい人に、ぴったりの場所です。
このプロジェクトの作成者
宮崎県美郷町は、宮崎県北部中央山間部に位置しており、中央部には耳川、北側には五十鈴川、南側には小丸川が流れ、その約92%が山林という自然豊かな環境に恵まれています。

















