
【新たな仲間を募集中】ものづくりの街、三条市を支え続ける「はかり屋」の魅力とは。
公開日:2025/08/06 04:20
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ものづくりの街、新潟県三条市。 このまちで活躍し、【新たな仲間を募集】している企業さんピックアップし、ご紹介しています! 三条市の魅力を知っていただけるきっかけになれば幸いです。
今回紹介させていただくのは、、、
新潟県三条市に本社を構える株式会社田中衡機工業所。 「正しい計量を守る」という使命を胸に、全国5ヶ所とベトナムに拠点を置きながら、お客さまに寄り添う新しい価値を築いています。 計量器の製造からアフターサービスまでを手がける「計量・計測のトータルソリューション企業」です。創業120年を超え、産業の現場を支えながら、新たな挑戦を続けています。
今回は、専務取締役の茶木さんと人事の遠藤さんにインタビュー。 茶木さんの「社員好き」という一言から、社長との歴史や仲間への思いが伝わりました。このような温かい風土が、新人でも馴染みやすい環境を作り出しています。 仕事の内容や会社の雰囲気など「田中のハカリ」の魅力についてお話を伺いました。
正確な測量でものづくり産業を「守る」
ーまず株式会社田中衡機工業所の事業について教えてください。
茶木さん:「田中衡機では、はかりの製造、販売、メンテナンスを主に行っています。お客さまの要望に合わせて設計・製造し、納品後の点検や修理もしています。最近は、肝心な時にお客さまの設備を止めないための提案や、お客さまの成長に合わせた生産性向上の提案など、付加価値の提供にも力を入れています。例えば、設備が故障しないよう事前点検の案内や、効率が上がるアイデアを出したりですね。」
ーお客さまを支える仕事に注力するようになった背景は何でしょうか?
茶木さん:「10年ほど前、社長がIoTやこれからの時代を具体的に語り始めたんです。当時は正直よく分からなかった。でも、あるとき思ったんですよ。『お客さまの困りごとになんでも対応してきたのがうちらの価値だな』って。それで気づいたんです。単にはかりを売るだけじゃなく、困ったときに走って助けるお人好しな姿勢が、実はお客さまを支える仕事に繋がってるって。そこから10年かけて、やっと形になってきました。」
ー田中衡機さんのビジョンや行動指針はどのように作られたのですか?
茶木さん:「経営幹部が中心ですが、社員たちとも話し合い意見をもらいました。いろんな世代の思いを出し合って決めました。その過程で社員の気持ちが一つになったのが大きかったです。」 遠藤さん:「行動指針は私含め、若手社員3名が中心となってプロジェクトを進め、若手、ベテラン、20人以上とセッションしました。忙しい中、時間を作って参加し、色々な意見を出してくれたことが嬉しかったです。なるべくみんなの声を行動指針に反映できるように、3人でたくさん悩みながら言語化していきました。」
ーこれからどのようなことを目指していますか? 茶木さん:「全国的に計量器を保守できる会社が徐々に減っていくなかで、私たちが全国を飛び回るのは難しくなってきています。なので、お客さまの設備が止まらない工夫を考えています。遠隔でメンテナンスしたり、壊れる前に防ぐ技術ですね。ゆくゆくは、はかりのデータを使った提案も行っていきたいと考えています。例えば、畜産用のはかりで効率よく豚の体重を測ることができる設備など、お客さまが役にたつと感じる価値を作りたいんです。」 「私たちはメーカーですけど、今では全国を相手にサービス業としての役割も担っています。ものづくりには必ず計量という工程があって、マイクロ単位まで正しく測ることが取引や品質を支えている。なので計量って重要なんです。メンテナンスできる企業が少なくなれば、地域の工場が成り立たなくなる。日本には小さな会社がたくさんあって、それらを支えている使命感もあります。」


新人を丁寧に育てることが田中衡機の文化です。
ー田中衡機さんは社員を大切にしている印象が強いです。あと、柔らかい印象の方が多い。 茶木さん:「まず僕が社員が好きですからね。入社した20年以上前、技術者として社長に振り回されたんです(笑)。海外出張や無茶な仕事もありましたけど、どうやったら実現できるのかなと毎回考えながら取り組んできました。社長からの課題を放り込まれるたび、なんとかすることが楽しかったんですよね。もちろん昔の話です。 今はその経験を経て一緒に頑張ってくれる社員が大事だと感じます。上司として、彼らの努力をきちんと成果まで結び付けてあげたいなと思いながらやっています。
遠藤さん:「入社前から社員の温かさを感じていました。入ってみてもその印象は変わりません。一見気難しそうな職人さんでも、聞けば丁寧に教えてくれる。1聞いて10教えてくれる人が多くて、それが田中衡機の文化なんだと思います。」


新たな仲間も募集中!「守る」という挑戦を応援します!
ー遠藤さんのお仕事について教えてください。 遠藤さん:「総務部で採用活動、教育、広報を担当しています。地域の子どもたちに計量について知ってもらうために、学校への出前授業も積極的に引き受けています。今は教育体制の構築に注力していて、入社後のスキルやマインドをみんなで育てたいですね。」
ー入社されたきっかけは何ですか? 遠藤さん:「三条出身で地元のメーカーで働きたいと思っていたところ、合同説明会で田中衡機を見つけました。出会う人みんなが温かくて、他の会社で感じた違和感がなかったんです。社長の大きなビジョンにも惹かれました。当時、やりたいことが特になかった私には、ついていきたいと思える会社でした。」
ーやりがいはどんなときに感じますか? 遠藤さん:「任せてもらえるときですね。目標は決まっていますが、どう進めるかは自分次第。上の方と相談しながら、自分のアイデアを形にできるのが楽しいです。」
ー田中衡機さんに合うのはどんな人でしょうか? 遠藤さん:「はかり屋は裏方で産業を支える仕事なので、ガツガツしすぎる方は合わないかもしれません。協調性や思いやり、誠実さが大事です。」 茶木さん:「遠藤の採用眼にはすごく信頼を置いています。猪突猛進タイプより、堅実で考えて行動できる人が合うかもしれません。」
ー現在、どのような職種を募集していますか? 茶木さん:「開発系ですね。機械系、電気系、プログラマー、システムエンジニアを積極的に募集しています。」 遠藤さん:「営業やサービスエンジニアも活躍できます。興味があればお電話ください。一緒に合う仕事を見つけたいです。」
日本の「はかり」で高いシェアを誇るメーカー・株式会社田中衡機工業所をご紹介しました。 少しでもこの仕事にご興味のある方はぜひ記事に『興味ある』を教えてくださいね! 移住コンシェルジュからご連絡させていただきます。 あなたの挑戦が、燕三三条の未来を彩る一歩になるかも。


このプロジェクトの地域

三条市
人口 9.12万人

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!
ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/
このプロジェクトの作成者
2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。
スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。
スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。
スタッフ3 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。

















