
金利は上がるのか?地方の住宅事情 ①
公開日:2025/09/01 23:58
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2025/10/03「興味ある」が押されました!
2025/09/30金利について上昇の気配を感じるようになった今、安価な地方の住宅に関心のある方も増えてきているように思います。
地方の空き家って「どうなの?」 私も移住した者として、都心にいる友人たちによく聞かれることが多くなってきました。
都心の不動産高騰の状況からすれば、驚くほど「安価な物件」が勢ぞろいしている地方の「空き家バンク制度」を実際に担当して約1年。
その中で感じたことや注意すべき点など、気づいたことを綴っていきます。
価格に惹かれず、すぐに住める良い(掘出物)空き家を探そう!
実際に登米市内の物件を多くの方が内覧に訪れますが、一番大事なことは安い「価格」ではなく「住める状態かどうか」だと思います。
土地の面積も200坪を超え、家も大きく、考えられないほどの安価な物件もありますが、多くの空き家でどこかしらの「修繕」が必要になってくることも確かです。
狙い目はそこそこの価格で、多少の修繕をすれば住むことができる物件だと思います。
そういった掘出物は、掲載するとすぐに内覧の申し込みが殺到し、契約になってしまいますので、こまめに各市の「空き家バンクページ」を確認しておくことをお勧めします。

不動産の価格の差は魅力的
首都圏と地方はどれくらい不動産の価格の差があるのかは、立地条件により大きく異なりますが、例えば、私が住んでいたことのある東京都大田区では、月極駐車場の賃料は1か月約2万から3万円台だったのに対して、登米市の月極駐車場の相場は1か月約3千円ほどです。
アパートなどの家賃も、同じような間取りで比較すると首都圏の3分の2から場合によっては半分程度の時もあるようです。
マイホームの購入を検討した場合も、首都圏の建物の購入費用で、間取りも大きく、庭付きで車も敷地内に余裕でおけるような物件を購入できる可能性があります。

セカンドライフを考える
これから予想される住宅ローンの返済額の変化、残債、現在の家の売却価格、その他の生活費との「にらめっこ」をされている方も増えてきているのではないでしょうか。
金利が上昇する可能性がある中で、不動産コストを抑えていくこと。仮に売却が実現できて、ローンが消滅すれば「仕事の縛り」も少なくなりますので、動きやすくなり「のんびり」と地方に移り住んでみるのも、これからの人生の選択肢のひとつかと思います。
登米市にはセカンドライフとして、移住してくる人も多くなってきています。
首都圏の「煩雑さから離れて、静かで、自然に囲まれた暮らし」を満喫している方がおられ「セカンドライフのための移住」が多い背景には、このような不動産事情の変化があるのかもしれません。
登米市地域おこし協力隊 三神 功
このプロジェクトの地域

登米市
人口 7.22万人

登米市(とめし)が紹介する登米市ってこんなところ!
自然が豊かでゆったりした時間が流れている地域です。 雄大な北上川や冬に白鳥やマガンの群れが飛来する伊豆沼など、水の豊かな町であり広大にひろがる水田地帯は、季節に応じた彩に変化し、四季の移り変わりを身近に感じることができます。 冬季の朝夕に白鳥やマガンが群れをなして、空を飛んでいく姿は、とても雄大であり、オススメスポットというよりは、それが日常の生活の中で当たり前に見れることが魅力だと思います。
米どころならではの、餅や団子の文化が発達しており、5色団子が主流で、「ずんだ、みたらし、あんこ、ごま、くるみ」など色とりどりの団子が店頭に並んでいます。手作り、無添加が多いため、賞味期限が1日なので、残念ながら、首都圏へのお見上げにできないのが難点です。是非、登米にきて出来立ての餅や団子をご賞味ください。
このプロジェクトの作成者
登米市は宮城県北東部にあり、歴史と自然が調和する風光明媚な町です。県内屈指の米どころであり、仙台牛の約4割を生産する、農業、畜産、林業の盛んな地域です。 「伊豆沼・内沼」や「北上川」など多くの水資源に囲まれた「水の里登米」には、多様な植物や生き物が暮らしています。源氏ボタルの鑑賞など、多くの場所で「登米の自然の魅力」に触れることができます。

















