
建築サークルと空き家改修
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2025/11/19「興味ある」が押されました!
2025/11/032025年春・夏に、東京理科大学の建築サークル『DOC』のみなさんが、多賀町樋田地区の空き家改修に参加してくださいました。 延べ15名の学生さんが交代で滞在しながら作業を進め、住み慣れた場所とは違う環境も楽しんでくれたようで、私たちもとてもうれしく感じました。
改修合宿2025春
『DOC』のみなさんとは、宮城県気仙沼市で活動する認定NPO法人Cloud JAPANを通じてご縁ができました。気仙沼でも空き家改修を経験しており、その流れで今回、多賀町の樋田地区にある空き家の改修にも参加いただくことになりました。
この空き家は、地域おこし協力隊の住居やゲストハウス、地域の方が気軽に集える場として活用していく予定です。DOCのみなさんには2階部分を担当していただき、9月から始まる「ふるさとワーキングホリデー」の参加者が快適に過ごせるよう整備を進めました。
3月1日から19日までは床張りを中心に作業を実施。まだ雪の降る寒さの中、ファンヒーターをつけながら計測や木材の切り出し、ビス打ちなどに取り組みました。滞在中には建築巡りや京都観光にも出かけ、息抜きもしながら無事に床張りを完了。「夏に続きをしに来ます!」とうれしい言葉もいただきました。
改修合宿2025夏
そして8月7日から9月9日までは、入れ替わりでメンバーが滞在し、壁や屋根の隙間埋め、壁塗り、寝室やベッドづくりに挑戦しました。暑さの中で思うように進まない場面もありましたが、力を合わせて作業を進めていました。
帰り道に感想を聞くと「楽しかったです!」と笑顔で話してくれ、多賀町の自然や広い空、澄んだ空気に感動してくれた様子でした。普段の生活との違いに不便さも感じながらも、川や田んぼの風景、生き物との出会いなど、多賀町ならではの豊かさも味わってもらえたように思います。
樋田地区の空き家改修はひと段落しましたが、多くの学生さんが「また来ます!」「泊まりに行きたいです!」と言ってくれました。今回の活動をきっかけに、これからも学生さんたちとのつながりが続き、さらに新しい交流が広がっていくことを願っています。
このプロジェクトの地域

多賀町
人口 0.64万人

多賀町企画課が紹介する多賀町ってこんなところ!
多賀町富之尾の大瀧神社横を流れる犬上川、写真の大蛇ヶ淵には大蛇が住んでいたという伝承「小石丸伝説」があります。
その昔、「稲依別王命」が「小石丸」という忠犬を連れて猟をされていました。しかしミコトがお疲れになって休んでいると、小石丸がけたたましく吠え立てます。ミコトがやかましい!となだめるも吠え立てます。ミコトは腹を立てて、犬の首を跳ね飛ばしてしまいました。ところが、跳ね飛ばされた小石丸の首は大蛇の喉に噛みつきミコトを救われました。
ところで、「小石丸」の子孫「鎮平六」が丹波篠山市でバケモノ退治をしたという伝説があることを知りました。「近江の国の犬上郡に鎮平六という犬がおって、バケモノを退治してくれる」という神のお告げがあり、かり出されて犬飼村の大歳神社へ行ったという。 近江の豪族が、古代水利などを治め、各地を治めていった歴史的背景が民話からうかがえます。















