
登録者数10万人超YouTuber!包丁料理人おいりさんが「三条を活動の地に選んだ」理由
公開日:2025/09/04 04:30
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2025/09/14「興味ある」が押されました!
2025/09/07「やりたいことが多すぎて、体が2つほしいくらいです」と語るのは、2025年5月に新潟県三条市へ移住した包丁料理人おいりさん(28歳)。YouTube登録者10万人超の人気クリエイターであると同時に、筋金入りの包丁コレクターで所有する包丁はなんと171本! 全国の刃物職人の工場を訪問取材するなど、包丁への探求心はとどまることを知りません。現在は、「三条鍛冶道場」を拠点に地域おこし協力隊としても活動しながら「三条の刃物」の魅力を発信し続けています。
講師からYouTuberへ。移住のきっかけは?
静岡県出身のおいりさん。大阪の辻調理師専門学校を卒業後、同校で教員として勤務。授業を通じて包丁の奥深さに魅了され、「包丁についてもっと深く知りたい」という想いから22歳で退職。包丁の聖地である大阪・堺の鍛冶屋に就職。包丁製造の現場で技術を磨きながら、並行して料理動画の投稿をスタートします。
やがて「盛り付けを美しくする飾り切り」動画が大ヒットし、YouTuberとしての活動が本格化。鍛冶屋を退職し、24歳でフリーランスに転向しました。視聴者からの「包丁はどう研げばいいの?」「おすすめの包丁は?」といった質問に応えるうちに、包丁に特化した「包丁料理人」という現在のスタイルが確立されたのです。
YouTuberとして活躍していたおいりさんに転機が訪れたのは、2023年のこと。 全国の刃物職人を訪ね歩くYouTube企画の一環で、2023年に訪れたのが三条市にある『庖丁工房タダフサ」』そこで出会った曽根忠幸社長と意気投合し、「ぜひ三条市に来てほしい!PRを手伝ってくれないか」と声をかけていただきました。「社長の思いが嬉しくて『ぜひ!』と答えましたが、その時はさすがに社交辞令かなと思っていましたね」
ところが曽根社長は本気でした。翌日にはおいりさんの移住に向けた準備を本当に始めていたのです。これは面白いことになりそうだ」という直感から、、2024年秋には移住を決意します。


鍛冶道場から世界へ。三条の魅力を動画で発信
現在は、地域おこし協力隊のPR部門として「三条鍛冶道場」を拠点に活動中。鍛冶体験メニューのサポートや工場紹介の動画制作に加え、YouTube・TikTok・InstagramなどSNSを通じて、三条市の魅力を発信しています。
「包丁料理人おいりのYouTubeでは、三条市の素敵なところをたくさん視聴者さんに伝えたいと思っています」とのこと。 YouTubeのライブ配信では、三条の特産品や地酒を紹介。視聴者からは「三条に行ってみたい!」という声も多く届いているそうです。
「三条でお気に入りの食といえば、何と言っても日本酒です。ほかには、いろんな品種がある枝豆やナスもいいですね。大粒のお米『新之助』も最高ですね」 料理人として、自ら食材を調理して味わうのが一番落ち着くそうですが、飲食店巡りも楽しみの一つ。なかでも『へぎ蕎麦処むろしま』のそばと天ぷらは友人にも紹介するほどのお気に入りだそうです。


三条発、世界へ。「包丁料理人」おいりさんの挑戦は続く
おいりさんが所持する包丁は171本、砥石はなんと269個。そんな“包丁マニア”の視点から見ても、三条の刃物文化の魅力についてこのように語ります。
「三条には包丁だけでなく、カミソリ、ハサミ、爪切りなど、多種多様な刃物のプロフェッショナルがいる。1本からでもオーダーできる『自由鋳造』の技術も三条ならではですね」
一方で、砥石メーカーが少ないという課題にも気づいたおいりさんは、なんとオリジナル砥石の開発プロジェクトを立ち上げ。自身がレシピを考え、地元メーカーとともに商品化を目指しています。 将来的には、県外や海外からの観光客を呼び込む体験型イベントの開催も視野に入れています。
「東京時代に日本料理の体験型講座を開催した経験があるので、三条市でも同じようなことができると考えています。例えば、刺し身包丁を使ってマグロを切ってマグロ丼をつくったり、お寿司を握ったり。米も魚も野菜も美味しい三条市だからこそ、無限にアイデアが湧いてきます」
2025年春には、大根のかつら剥きで15メートル超を記録し、ギネス世界記録に認定されるという偉業を達成。三条市を舞台にさらなる挑戦を続けています。 その背景にあるのは、「いつかミシュランを狙える日本料理店を開きたい」という大きな夢。三条での活動は、その夢への第一歩でもあるのです。 「将来お店を開く時には、料理に使う食材や道具は、信頼できるパートナーから仕入れたいと思っています。だからこそ、いまのうちから刃物職人の方々、酒蔵や農家さんともつながりをつくって関係性を築いていきたいんです」
地域おこし協力隊の活動が自身の夢にもリンクしているいま、「やりたいことが多すぎて、体が足りません!」と笑うおいりさん。 その行動力と包丁への情熱は、三条市に新たな風を吹き込み、多くの人をこの地に惹きつけています。
「包丁料理人」だからこそ見える三条市の新たな可能性を、今日も世界に向けて発信中。これから三条市に訪れる人が増え、ますます活気あるまちへと成長していきそうです。
ちょっとでも『気になる!』という方はこちらの記事に是非リアクションで教えてください! 移住コンシェルジュが新しい暮らしを見つけるお手伝いをします!


このプロジェクトの地域

三条市
人口 9.12万人

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!
ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/
このプロジェクトの作成者
2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。
スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。
スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。
スタッフ3 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。













