ドジョウのおすし⁉

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2025/10/16

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2025/10/15

滋賀県と言えば、「フナずし」が有名ですが、栗東市の大橋地域にある三輪神社(みわじんじゃ)では、全国に類を見ない、生きたドジョウを漬け込んだ「ドジョウずし」が5月3日の春の例祭で神様に供えられ、希望する参拝者にもふるまわれます。この珍しい例祭には、全国各地から人々が訪れます。 去る9月23日に「ドジョウずし」の漬け込み作業が行われましたので、その様子と共に、春の例祭をご紹介します!

「ドジョウずし」の起源

いつから始まったのかは定かではありませんが、文献によると「ドジョウずし」は江戸時代から続いていることが確認されています。さらに遡ると、三輪神社の氏神様(大己貴命)は変事の前になると神使(白蛇)を遣わし、白羽の矢が当たった家の娘は、人身御供にされたとか、橋梁工事の人柱として捧げられたなどの伝説があります。それがいつのころからか、神ノ川(かみのかわ)と呼ばれる地域の川で漁獲した「ドジョウ」と「ナマズ」のなれずしに形を変えて継承されたと言われています。

「ドジョウずし」の作り方

「ドジョウずし」は、例年9月23日に、三輪神社の社務所で行われます。くじ引きで決まった東の当番と西の当番の2組に分かれ、それぞれの「すしづけ人」によって漬け込みがされます。 材料は、生きたドジョウ、ナマズ、冷ましたご飯、塩、粉砕したタデの葉。材料は同じですが、「すしづけ人」によって行程が少し異なりますので、出来上がった東西の鮨を食べ比べるのも楽しみの一つかもしれません。 漬け込みが終わった「ドジョウずし」は、翌年の5月まで当番家に据え置かれ、その間、「すしづけ人」が伝承や経験をもとに定期的に塩を足したり、重石や水分を調節したりと、条件を整えながら発酵を進め、来る5月の例祭に備えます。

(東の「すしづけ人」のつぶやき)  今年のドジョウは活きが良いから、美味いかもしれんな。わしは食べたことないけど・・。

粉状の蓼(タデ)をご飯に混ぜこみます。ご飯⇒ドジョウ⇒塩⇒ナマズの順に鮨樽へ
粉状の蓼(タデ)をご飯に混ぜこみます。ご飯⇒ドジョウ⇒塩⇒ナマズの順に鮨樽へ
ご飯~ナマズを数回繰り返し「おこげ」の付いたご飯で蓋した後、藁蓋と木蓋を乗せます
ご飯~ナマズを数回繰り返し「おこげ」の付いたご飯で蓋した後、藁蓋と木蓋を乗せます

春の例祭

5月3日に行われる春の祭礼では、子ども神輿などのにぎやな中、男衆が「ドジョウずし」を神前に供え、五穀豊穣や無病息災を祈願する神事が執り行われます。神事の後には、東西の「ドジョウずし」を大皿に置き、希望する参拝者にも振る舞われます。 5月3日、ここでしか味わえない「ドジョウずし」にご興味がある方は、是非、三輪神社を訪れてみてください!

(西の「すしづけ人」のつぶやき) 昔は、この日を楽しみに、タッパーで持って帰ってくれる人もいたんやけど、今は余ってしまうんや。 臭いを我慢して一遍、食べてみたら美味いことが分かるんやけどなあ・・・。

~若い世代の声を取り入れ、変わる伝統~ 神事に携わるのは、約40戸の神事当番家。 かつて例祭で披露されていた神楽は、舞い手不足で廃止され、酒樽を使った樽神輿もなくなりました。 毎年、次の例祭に向けて会議を開き、地域の大切な伝統を守るため、新しい意見を取り入れ、時代に合わせた変化を受け入れながら、このユニークな例祭は着実に受け継がれています。

【三輪神社の場所】 〒520-3046 滋賀県栗東市大橋1-6-1 注意)駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。    JR草津線 手原駅から約900m。徒歩約13分で到着します。

このプロジェクトの地域

滋賀県

栗東市

人口 7.05万人

栗東市

滋賀県栗東市企画政策課が紹介する栗東市ってこんなところ!

〇交通の便の良さ 栗東市は、国道1号・8号が横断し、名神高速道路のインターチェンジが2箇所あるなど、交通の要衝として栄えています。加えて、JR栗東駅から京都まで約30分、大阪まで約60分と大都市へのアクセスの良さが魅力です。 〇魅力的な住まい 近隣市に比べて賃貸価格、土地価格が安く、理想的な住まいに住むことができます。 また、賃貸は、ファミリー向けの広い物件が多いのが特徴です。 〇子育てがしやすい なんと合計特殊出生率が本州1位! 1学区ごとに児童館が整備されているのは、近隣市でも珍しく、子育て世帯向けに様々な施策・支援を行っており、子育てしやすい環境です。 〇過ごしやすい気候 積雪が少なく、冬でも比較的気候が安定しています。 〇馬好きの方には最高の地 日本に2箇所しかない競走馬の調教施設があることから、「馬のまち」としても知られています。

このプロジェクトの作成者

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栗東市は、滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地に囲まれています。 程よく自然を感じられ、田舎すぎず、都会すぎず、静かでおちつきのある環境です。 20代の転入者が多く、全国屈指の合計特殊出生率を誇る、若い世代に選ばれているまちです。

【若い世代に選ばれている理由】 〇交通の便の良さ 栗東市は、国道1号・8号が横断し、名神高速道路のインターチェンジが2箇所あるなど、交通の要衝として栄えています。加えて、JR栗東駅から京都まで約30分、大阪まで約60分と大都市へのアクセスの良さが魅力です。 〇魅力的な住まい 近隣市に比べて賃貸価格、土地価格が安く、理想的な住まいに住むことができます。 また、賃貸は、ファミリー向けの広い物件が多いのが特徴です。 〇子育てがしやすい なんと合計特殊出生率が本州1位! 1学区ごとに児童館が整備されているのは、近隣市でも珍しく、子育て世帯向けに様々な施策・支援を行っており、子育てしやすい環境です。 〇過ごしやすい気候 積雪が少なく、冬でも比較的気候が安定しています。 〇馬好きの方には最高の地 日本に2箇所しかない競走馬の調教施設があることから、「馬のまち」としても知られています。

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