【地域おこし協力隊_島根県飯南町】高校魅力化コーディネーターを募集します！

島根県飯南町（いいなんちょう）は、広島県との県境に位置する人口約4,400人の町です。標高約450ｍの高原地帯に広がるこの町は、四季折々の自然に恵まれ、地域資源や文化を大切にする暮らしが根づいています。

しかし現在、全国の地方と同じく、飯南町も少子高齢化による人口減少という大きな課題に直面しています。中でも、町内にただ一つある「島根県立飯南高等学校」の魅力化に力をいれていくことは、地域の未来を支える重要なテーマとなっています。

飯南高校は、地域と連携した独自の教育活動に力を入れており、地元をフィールドに学ぶキャリア教育「生命地域学」や、地域の人と共に取り組む探究型クラブ活動「生命地域ラボ」などを行っています。さらに、生活学習環境の充実化の取り組みとして町営塾や寄宿舎を整備しており、県外からの生徒を積極的に受け入れる「しまね留学」において、日本全国から生徒が集まっています。

これらの魅力的な取組をさらに深め、広く発信していくために、飯南町では、学校・地域・行政をつなぐ重要な役割として【高校魅力化コーディネーター】を配置しています。

<高校魅力化コーディネーターの主な活動内容> 「高校魅力化コーディネーター」には、飯南高校と地域・行政をつなぐ“ハブ”となって、以下のような活動に関わっていただきます。

[具体的な活動内容] ○生徒募集活動、広報活動（企画立案・資料作成等） ○飯南町をフィールドとするキャリア教育「生命地域学」の運営補助 ○生命地域ラボ（地域をフィールドとしたクラブ活動）など地域交流企画の提案、実施 ○飯南高校魅力化事業全般の補助 ※​隊員は、関係機関と協力しながら、それぞれの業務を行います。

これらの活動を通じて、コーディネーターは、生徒たちの「やってみたい！」を引き出し、学校と地域を繋ぐ役割を担っています。

教育関連の資格等は不要です。 学校・地域・行政をつなぐコーディネーターのお仕事では、地域の方や先生・生徒など、多様な方と積極的にコミュニケーションをとれる方を歓迎します。

コーディネーター業務を通じて教育・まちづくりに携わる経験が得られるとともに、そこで築いた地域との関係性を活かして協力隊卒業後に起業した先輩協力隊もいます。3年間を通して、自分らしい暮らし方、働き方にチャレンジすることは、自分のキャリアや暮らし方を考える上での大きなきっかけになると思っています。

【こんな方にオススメ】 ・学校・地域・行政をはじめ、多様な方と積極的にコミュニケーションをとれる方 ・教育に関心があり、生徒や地域に寄り添える方 ・自らなんでも挑戦してみようという好奇心旺盛な方 ・自分らしい暮らし方・働き方を模索している方

【任期終了後の仕事について】 協力隊任期終了後、例えば以下のような仕事が考えられます。 ※以下はあくまでも一例になります。協力隊の3年間という活動期間を通して行政やコーディネーター仲間、協力隊OB・OGなど、地域暮らしの先輩たちとともに、任期終了後の仕事を一緒に考えていきましょう。

・教員や行政職員等の公務員 協力隊の活動期間中に教員採用試験の勉強を並行して進め、任期終了後は教員として勤務したり、行政の職員採用試験を受けて公務員としてまちづくりに関わるもの。3年間、高校魅力化コーディネーターとして籍を置きながら活動するため、行政や教育現場を学ぶことができるうえに、現役の教員・行政職員の話を聞いたり、相談したりすることができる点もメリット。

・コーディネーター × 〇〇（半農半x な暮らし方） コーディネーター業務のうちで継続してお任せしたい業務については、個別に関わり続けていただける仕組みを用意したいと思っています。その上で、3年間で築いた地域との関係性を活かして、ゲストハウスを運営したり、基幹産業である農業の担い手となったり、森林資源を活用した新規事業の立ち上げを担っていただくなど、いろいろな可能性が考えられます。 （地域おこし協力隊として町内で起業する場合は「飯南町地域おこし協力隊起業支援補助金」（上限100万円） の対象となります。）