日野町であなたの夢を叶えませんか?カフェのマスターに聞いてきました!

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「興味ある」が押されました!

2025/12/03

「興味ある」が押されました!

2025/12/03

日野町は、滋賀県立大学と人材育成、持続可能な地域づくりおよび地方創生に関する包括連携協定を令和4年6月2日に締結しています。本協定は、人的・物的資源を有効に活用し、地域社会に貢献することを目的として実施しているもので、今年度は、学生が日野町でフィールドワークを行い、地域で収集した情報から日野町の魅力を発信する記事を作成する取組を行っています。 本記事は県立大学生が作成した記事になります。ぜひ興味あるボタンを押してください。 ここからは、本文をご覧ください。

このたび滋賀県立大学と日野町が連携した授業として、日野町の幸せ「Well being」の観点から大学生がいくつかの班に分かれ、その魅力を発見・発信する企画が行われました! 私たちの班では日野町のカフェに注目しました。 [なぜカフェなのか] Google Mapや食べログでカフェと検索してみると、25軒ほどがヒットします。日野町の人口が2025年では20,531人なので人口1,000人あたり1.22店あることになります。この数はモーニング文化の根付く愛知や岐阜に続く店舗数になります。 さらに近年新しくできたお店が多いのです。「なぜ日野町でカフェを開こうと思ったのか」実際に日野町で暮らしながらカフェを経営する皆さんを紐解くことで日野町の幸せが見えてくるのではないかと考え、インタビューをしにフィールドに出てみることにしたのです!

私が感じたこと ー筆者Aの記録ー

今回お邪魔させていただいたのは日野町内にある3つのカフェ。カフェLuanさん、Coffee Raostery&Cafeらっこやさん、茶屋茶茶丸さんです。マスターの皆さんはそれぞれ異なる背景で日野町に関わり、異なるきっかけでカフェをオープンしていました。どちらのお店も工夫が凝らされた独自のコンセプトをお持ちで、訪問中も賑わっていました。

ご主人が日野町出身であるLuanさんは、品数豊富でこだわりの詰まった薬膳料理や、お洒落で美味しいカヌレやケーキを提供しています。

日野町に移住されてきたマスターさんのらっこやは、古民家を改修したつい長居してしまうほっこりとした空間と、自家焙煎の美味しいコーヒーが魅力です。

生まれから10代まで日野で過ごした後、一度日野町を離れ、また子育てのために戻ってこられたマスターさんの茶屋茶茶丸は、広々とした店内で自分で団子を焼くという体験を楽しみながら甘味を堪能することができます。              

日野町には大手のカフェチェーン店が存在しないため、個人店が同じ系統のお店は出さないなど考えながら経営を行っているそうです。 またどのお店も最初は近所の方が多かった客層が、クチコミがクチコミを呼び最近は町外の方のほうが多く訪れるようになっているようです。            マスターさんたちに日野町のことを聞いてみると、「温かい人が多い」「排他的な人が少ない」「地元のことが大好き」「日野に誇りを持っている人が多い」「教養がある人が多い」といった声を聞くことができました。 筆者A自身、日野町に足を踏み入れるのは初めてだったのですが、フィールドワーク中たくさんの方に優しく出迎えていただきました。1度訪れると日野町の町や人が織りなすその雰囲気や温かみにハマり、いつの間にか私も日野人に?!思わずそう思ってしまう町でした。 このような環境が整った日野町でしか叶えられない夢や野望があるのでは??とインタビューを通して感じました。

Luanさんの旬のお魚を使った薬膳料理
Luanさんの旬のお魚を使った薬膳料理
伝統的な町屋の雰囲気が残るらっこやさんの素敵な店内
伝統的な町屋の雰囲気が残るらっこやさんの素敵な店内

私が感じたこと ー筆者Bの記録ー

日野町のカフェは十人十色!それぞれの「好き」が広がる場所。  日野町には有名チェーン店のカフェはありません。その代わり個性豊かなそれぞれのこだわりをもつカフェがたくさんあります。 Luanさんは手作りケーキとカヌレ、らっこやさんはコーヒーとカレー、茶茶丸さんは団子。 私は取材を通して、それぞれのカフェでは「好き」や「やりたいこと」が生きている、輝いている場所だと感じました。また、それぞれが違う分野だからこそカフェ同士で教え合い、高め合える存在になっていると感じました。

Luanさんの奥様はケーキ作りが得意で、いつかお店をやってみたいと思っていたところ、旦那さんが日野町でお店をできる場所を探してきてくださったことがカフェの始まりだとか。その土地は以前のオーナーが大切に育てたバラがあり、元々あったものをできるだけ残したいという思いから受け継がれたそうです。前オーナーの「好き」も大切に受け継がれていることも素敵です。前オーナーの「好き」から広がって誰かの「好き」と繋がり、いろんな関係が紡がれているんだなあと思いました。

らっこやさんは最初、夫婦2人で住める場所を探して古民家を改修していたそうです。ところがその修繕後の家はあまりにも素敵で「他の人にも見てもらいたい」、という思いから地域の人が気軽に立ち寄れるカフェを始めたそうです。日本の文化が残っているところで暮らしたいという夢から今では日野町に残る文化をカフェに来る人に広める場所になっています。お店には手書きのマップや地元の作家さんの器や作品も置かれています。らっこやさんの話を聞いていると日野町の日常に見る風景や行事に対する「好き」が伝わってきます。らっこやさんに訪れると日野町のちょっとした日常に触れてみたいと思いました。

茶茶丸さんは子供の頃から飲食店をやりたいという夢を持っていたそうです。以前はイベントやお祭りで屋台のみで運営していましたが自店を持ちたいという思いが強くなり、工務店から場所を借りてカフェを開いたそうです。屋台では回転効率を求められ、お客さんに商品を渡してお金を受け取るだけというやりとりでした。自店を持ってからはお客さんとゆっくり話ができる機会が生まれ、お客さんの話を通じて日野町のことについて改めて知ることや気づくことがたくさんあったそうです。茶茶丸さんの話を聞いていると、「日野町をもっと良くしたい!」という熱い気持ちと「日野町でやりたいことがたくさんある」というパワフルさが伝わってきました。日野町に来た人は心が熱くなるおまじないにでもかかるのでしょうか?

私はこの3つのカフェに訪れて、マスターさんと話して、気付いたことは、それぞれの好きなことや、やってみたかったことが日野町に来たことで広がりを持っているということです。3人のマスターさんの話を聞いていると日野町で出会う偶然の出来事や人とのつながりからそれぞれの物語が紡がれているなと感じました。住む場所の土地が持つ記憶から、日野の大工さんが素敵に直してくれた古民家から、お店に来るお客さんや日野に住むいろんな人とのお話から、いろんな出来事が組み合わさってそれぞれの「好き」や「夢」を広げていると感じました。

木と土壁で温もりのある茶々丸さんのお店
木と土壁で温もりのある茶々丸さんのお店
Luanさんのお店の前のバラ
Luanさんのお店の前のバラ

おわりに

今回私たちの班はカフェLuanさん、Coffee Roastery&Cafeらっこやさん、茶屋茶茶丸さんを訪れ、マスターさんや従業員のみなさんにお話を伺いました。お忙しい中ご協力していただき、本当にありがとうございました。

 私たちはインタビューを通して日野町の雰囲気や町の人が与えるパワーの大きさを感じました。カフェはマスターさんの「好き」が体現される場所だと思います。「好き」を体現する場所が日野町だったのは偶然ではなく、周りの日野人の温かさや活発な日野人コミュニティと協力し合える環境がそろっているからだと考えました。

 「そうして開いたお店を通じて今度は自分の店から日野町をよくしていきたい!」 「ここのカフェのこんなところが好き、つい通ってしまう、心のよりどころとして続けていってほしい」日野町が織りなす環境がこのようなカフェを営業する側とカフェに行く側の幸せを作り、広がっていく。 日野の人がまた人を呼び町を明るくする、これが日野町の幸せの実態なのではないかと私たちは提案します。

顔が見えて心がつながる田舎的な暮らしをしたい皆さん、カフェ開業に興味がある皆さん、叶えたい夢がある皆さん、日野町での暮らしはいかがでしょうか。 まずはお気に入りのカフェでゆったりくつろぎながら日野町を感じてみるのはどうでしょう? ぜひ一度日野町へお越しください!

このプロジェクトの地域

滋賀県

日野町

人口 2.00万人

日野町 企画振興課が紹介する日野町ってこんなところ!

日野町は、滋賀県の南東部、鈴鹿の山麓から西に広がる湖東平野に位置する町です。伝統ある歴史と豊かな自然の中に、近江日野商人の三方よしの精神と進取の気風が息づいています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.60平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。

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