
近江商人のまちで、あたらしい挑戦を。 -地域おこし協力隊 Part2-
最新情報
「興味ある」が押されました!
2025/12/03「興味ある」が押されました!
2025/12/02近江八幡市において、移住・定住の推進を担う地域おこし協力隊として活動している西田 悠真です。 かつて市内で暮らした経験を通じて、地域の人々のあたたかさにふれたことが、このまちへ再び関わるきっかけとなりました。
現在は、移住ガイドブックの制作や地域イベントの運営協力などを行いながら、移住希望者と地域をつなぐ役割を担っています。 移住を具体的に検討している人はもちろん、「まだ興味はあるけれど、距離感がある」という方にも、近江八幡を身近に感じてもらえる仕組みづくりを目指しています。
移住・定住の推進に向け、地域とつながる架け橋に
Q. 地域おこし協力隊に応募したきっかけは?
京都府出身ですが、過去に近江八幡で暮らした期間があり、そのときに地元の方の温かさや、地域に流れる穏やかな空気にふれ、このまちに強い魅力を感じました。離れて暮らすようになってからも「また関わりたい」「今度は支える側として恩返しがしたい」という思いが消えることはありませんでした。 今回、移住・定住に取り組む地域おこし協力隊の募集を知り、自分の経験や人と関わる力を活かせると感じたことで応募を決意しました。
Q. 現在はどんな活動をしていますか?
主な活動は、移住希望者向けのガイドブック制作、市外での移住希望者向けの相談会、そして地域の方々との関係づくりです。 ガイドブックについては、「暮らしの空気感」や「地域の人の声」が伝わるよう、作成を進めています。 また、地域の行事にもできる限り参加し、直接話をうかがう機会を大切にしています。
Q. 活動の中で特に意識していることは?
まずは「自分が地域をよく知ること。そして、地域の方にとっても、外から来た人にとっても安心して相談できる存在になること」です。 移住希望者にとっては、まちのリアルな情報や、人の雰囲気が判断材料になります。だからこそ、実際に人と会い、現場の空気を感じながら言葉にしていくことが重要だと思っています。 そして何より、「住み続けている方々の声」を大事にすること。この仕事は地域と人を“つなぐ”役割なので、外から来る人だけではなく、中で暮らす人の視点も丁寧に汲み取りたいと考えています。
Q. やりがいを感じる瞬間は?
「近江八幡に興味がわきました」「いつか行ってみたいです」と言っていただけたときです。移住の仕事はすぐに成果が見えにくいですが、一言の反応や、ご紹介した人が地域に足を運んでくれた瞬間に、確かにつながりが生まれたと感じます。 小さなきっかけや、会話一つが未来につながる仕事だからこそ、一歩ずつ丁寧に積み重ねることがやりがいに変わっています。
Q. 今後の展望や目標は?
近江八幡で暮らすことが、特別な選択ではなく、自然な選択肢のひとつになることを目指しています。 そのために、暮らしの魅力と地域の人の思いを丁寧に伝えながら、移住を考える人と地域をつなぐ橋渡し役として活動を続けていきたいと考えています。
また今後は、移住希望者に対して“情報提供だけで終わらないサポート”ができるよう、不動産仲介の業務にも取り組み、物件紹介から契約までを自分自身の仕事として担える体制をつくっていきたいと思っています。 移住支援と不動産を一体化させることで、相談から住まい探しまでをワンストップで支援できる仕組みを実現することが今後の目標です。


このプロジェクトの地域

近江八幡市
人口 7.87万人

近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!
本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。
このプロジェクトの作成者
近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?

















