
みかんと史跡の町で、空き家を起点に町の可能性を深掘り! 空き家の活用を促進する隊員募集!!
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2025/12/10「興味ある」が押されました!
2025/12/10こんにちは。一社)くまもと地域おこし協力隊ネットワークです。県北の玉東町で空き家の利活用・移住定住促進に取り組む地域おこし協力隊を募集します!
玉東町にはおおよそ150軒の空き家があり、わりと状態がよいことがわかっています。状態は刻刻と悪化していきますのでスピード感が肝要。にもかかわらず、活用は進んでいません。個人の所有物に行政が関わるには限界があるのです。
そこで地域おこし協力隊の出番。空き家所有者の気持ちに寄り添いながら、必要に応じて空き家バンクへの登録を促すなど、活用へのきっかけを提示することが主な仕事です。自ら空き家を利活用することも含めて活動できます。
とりあえず空き家バンクを運営してくれればいい、いい感じに空き家を活用してほしい、という丸投げ募集ではありません。行政職員と地域おこし協力隊が一緒になって地域の未来を見据えるための、人材(財)募集です。
移住定住支援プロジェクトを一緒に活動してくれる人を募集!!
■空き家対策の現在と仕事環境 町では空き家バンク制度を設け、利用希望者とのマッチングを図っています。移住目的(住居利用)だけでなく、町の活性化に貢献する活用(店舗利用など)も可能。地域おこし協力隊に期待するのは、所有者の方と直接話したり、専門家相談会を企画したりといった、具体的なアクションです。これから町が主体となって空き家対策協議会を発足し、地域に合った対策方針を改めて設計するタイミングでもあるので、趣旨をしっかり理解して活動できると思います。
さらに数年かけて空き家の利活用や移住相談体制を整え、住居、生活、仕事などに関するさまざまな相談ができる中間組織(団体)を設置する構想です。組織づくりに対するアイデアも歓迎します。不動産に関する専門的な知識、法律の知見、建築やDIYに関するスキルを持っていることが望ましいですが、なかったとしても業務を通して身に着けられるよう、行政がしっかりサポート。自ら進んで学ぼう、という熱意を持った人を求めています。
【1日の活動イメージ】 拠点に出所(メールチェック等) 9:00 SNSやWebサイトでの情報発信 10:00 フィールドワーク(本プロジェクト関係者訪問、打ち合わせ等) 12:00 昼食 13:00 フィールドワーク(空き家調査、地域住民との対話、打ち合わせ等) 16:30 1日の振り返り(行政職員と1日振り返り) 17:00 活動報告書作成(日報作成・月報作成) 17:00活動終了 ※地域の会合・イベント等により、夜間・休日の活動が生じる場合があります。その場合は、振替休日、代休にて対応してもらいます。
■外部視点で空き家のポテンシャルを引き出してほしい 空き家に関する活動は、地域を知ってこそできるという側面があります。対策が進まない背景には、地域それぞれの事情があるからです。そこにあえて、地域おこし協力隊という外部視点を導入する意図はなんでしょう。行政職員に聞いてみました。 「地域の人にとって、『空き家がある』という状況はあたりまえになりつつあります。協力隊の外部の視点・柔軟な発想を持ち込んでもらい、実際に空き家が活用されていく姿を地域の人に見てもらいたい。玉東町に眠る可能性を広げてもらいたいと考えています」。
空き家は、地域の魅力を深掘りする鍵。活用が促進されれば、移住者や事業者が参入しやすい環境が生まれます。そうして吹く新しい風は、町の魅力をさらに深化させてくれるはず。そんな期待を込めての、外部人材募集です。
【3年間のマイルストーン】 1年目:地域に慣れながら、地域住民や行政・事業者等のプロジェクト関係者との関係構 築や、本プロジェクトの知識や経験を養う。(例:空き家調査や空き家利活用の検 討・地域の行事・清掃活動・祭りへの参加等) 2年目:退任後の進路を見据え、具体的なアクションプランを実行する。 (例:空き家改修や、中間支援団体の活動拠点の整備等) 3年目:就職・起業・継業等の方向性に沿って、定住に向けた取り組みを行う。 (例:中間支援組織(団体)の設立準備、資格取得等)
■玉東町の暮らし 過不足ない都市機能と里山らしい暮らしが共存する町。長年にわたってJR木葉駅周辺の開発に取り組んでおり、熊本市内へのアクセスのよさや子育て環境のよさにも注目が集まっています。JICA海外協力隊のグローカルプログラム(派遣されるスタッフの人材育成)を受け入れており、町全体として移住者に慣れている雰囲気があります。


地域を変える前向きで創造的な人材(財)大募集!!仲間求む!!
■求める人材(財)像 (1)積極的で行動力がある人 ・地域住民と積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築ける人。 ・自ら課題を見つけ、地域の一員として目標に向かって行動できる人。 (2)柔軟で協調性がある人 ・臨機応変に行動でき、変化にも対応できる人。 ・新しい環境や人間関係に抵抗なく、協力しながら物事を進められる人。 (3)前向きで主体的な人 ・活動を楽しんで、目標達成に向けてポジティブに努力できる人。 ・自身のスキルや経験を地域課題の解決に活かそうという意欲がある人。 (4)創造性と発想力がある人 ・新しい視点からアイデアを生み出せる人。 ・地域の課題解決に向けた企画・計画を立案できる人。
■行政担当者と先輩地域おこし協力隊からのメッセージ 行政担当者(渡邉さん): 地域おこし協力隊は、わたしたちにとって大事なパートナー。時には意見が異なることもあるかもしれませんが、一緒に考えながらよりよい方向へ進んでいきましょう。 私は、玉東町で少年時代を過ごしました。地域の行事に参加するのも楽しかった。時代の流れとともに行事は少なくなってきて寂しくはありますが、ただやめるのではなく、やり方を見直して新しく始まったイベントも多いです。新しい挑戦がしやすいところも、この町の魅力だと思っています。 地域おこし協力隊は、誰にでも務まる仕事ではありません。けれど、熱意をもって楽しんで活動していれば、周りも自然と動くものです。皆さんがのびのびと活躍できる環境を、行政として整えることがわたしの仕事です。 地域おこし協力隊の人とは「何でもない話を、なにげなくできる関係」でいたいですね。
先輩地域おこし協力隊(宮本さん): 日本語教師として培った経験を活かし、ウクライナ避難民支援・多文化共生社会促進をテーマに活動しています。地域おこし協力隊だからこそ、より深く地域に関わることができたし、副業や退任後の仕事にもつながっています。 行政と一緒に活動する以上、職員さんの異動は課題でした。せっかくチームとして活動してきた職員さんのひとりが異動してしまって、またイチからチームづくり…ということも。その点、渡邉さんとは3年間一緒に活動できたので、とてもやりやすかったです。丸投げではなく、ちゃんと見ていてくれるし相談に乗ってもらえました。もし渡邉さんが異動になっても、この仕組みは継続してほしいです。 新しく地域おこし協力隊になる方へアドバイスをするなら、素直でいること、でしょうか。遠慮なく言い合える……とは少し違います。遠慮や気遣いはあるのですが、お互いの立場を超えて素直に話せる関係が大切かな、と。実は最近も、渡邉さんに愚痴を聞いてもらったんですよ(笑) あと、これは個人的な意見として。地域おこし協力隊の活動では、これまでの経験がモノをいいます。3年なんてあっという間。まったく新しいことをゼロから身につけるには短いと思います。退任後に深く関わってくるので、自分がどんな形で地域に貢献できるかをよくよく考えて応募することをおすすめします。
宮本さん、坂西さんの活動に関する記事はこちら(https://www.chiikiokoshi.org/)からご覧いただけます。
ご興味をある方は、一緒に働きましょう!! ご応募お待ちしております!!


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
移住定住支援プロジェクト 玉東町では、空き家を売りたい(貸したい)人と買いたい(借りたい)人をマッチングする空き家バンク制度を運営しており、空き家を有効活用することで地域活性化に取り組んでいます。 また、今後、移住定住や空き家バンクの相談体制を整えた「中間支援組織(団体)」も設置する予定であり、住居、生活、仕事などに関する様々な相談に対応してもらう取り組みを行政職員と一緒に行っていただきます。これらを踏まえ、次の活動に取り組んでいただきます。 (1)空き家バンクの運営及び空き家の情報収集・情報発信 (空き家の実態把握、台帳整備、現地確認、写真・間取り等の 情報整理) (2)空き家の有効活用策の検討・提案、町空き家バンクへの登録 促進(不動産業者、改修事業者等の連携) (3)空き家活用相談会の企画運営(年2~3回程度開催) (4)移住定住相談への対応及び移住定住支援イベントの企画運営 (東京・大阪等での大規模の移住PRイベントに参加:年2~3 回程度) (5)その他、地域協力活動や、個々のスキル・経験を活かした活 動など、町長が必要と認めた活動
次の要件をすべて満たす人とします。 (1)委嘱時点で満18歳以上である者。(2)三大都市圏又は地方都市にお住まいで、委嘱後速やかに生活拠点を都市地域等から玉東町内へ移し、住民票 を異動して1年以上居住できる者。*地域要件について詳しくは、総務省「地域おこし協力隊」のホームページに掲載されている 「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご覧ください。(3)地域の活性化や地方創生の趣旨を理解し、地域住民と積極的に交流しながら、活動支援、移住促進、地域の魅力発信等に意欲的に取り組める者。(4)隊員活動期間終了後も、地域に定住し、起業・就業または継 業する意欲ある者。(5)パソコン(Word、Excel、PowerPoint など)、インターネッ ト(検索、電子メール、SNS等)の一般的な操作ができる者。(6)心身ともに健康である者。 (7)普通自動車免許(AT 可)を有し、日常的に運転できる者。※業務上、自動車運転は必須。
【求められるスキルや経験(有れば尚良い)】
(1)プロジェクトマネジメント能力 ・企画を立て、計画的に実行する力があると役立ちます。 将来、中間支援団体の設立・企画・運営を行う際に必要に なります。
(2)専門的なスキル(空き家利活用・不動産関係の経験等) ・空き家活用や情報発信、イベント企画など、活かせるスキ ルがあれば有利になります。 ・給与に別途、下記の資格手当を支給する場合があります。 (例:宅地建物取引士、行政書士、司法書士、土地家屋調査 士、一級・二級建築士、木造建築士、既存住宅状況調査技 術者(インスペクター)等)
(3)論理的思考力 ・地域課題解決のために、行政職員として論理的に考えて行 動する力が求められます。 *本プロジェクトに関して専門的スキル・経験は無い場合、OJT研 修や外部研修等でのスキルアップができますので、業務を学ぶ 姿勢がある方が望ましいです。
【報酬及び福利厚生、活動経費、住居等】 (1)月額報酬:240,000円~ (業務経験、資格保持等を考慮し変動します。) (2)活動に必要なパソコンや備品は貸与します。 (3)自家用車をお持ちの方は、自家用車の車両借上料として上限 1万円支給します。(自家用車をお持ちでない場合は、リース 車対応可能)。 (4)住居:隊員が居住する住宅については、町で準備し隊員へ貸 与します。 (5)引越し費用、水道光熱費等、生活に必要な費用は、隊員本人 負担とします。 (6)その他、活動に必要な経費(燃料代、備品、消耗品費、研修 参加費等)については、予算の範囲内で町が負担します。
【任用形態について】 (1)契約形態は、業務委託(非雇用)とする。 ただし、玉東町地域おこし協力隊員として町長が委嘱する。 受託者は個人事業主等として本業務を受託し、自らの裁量と 責任において業務を遂行していただきます。
(2)任用期間は1年とします。 ただし、年度途中に任用した隊員の任用期間は、当該年度の 末日までとします。
(3)任用期間終了後、勤務実績が良好な場合は、再度の任用を することができるものと します。ただし、隊員の任用期間 は、最長3年までとします。隊員として相応しくないと判断 した場合は、委嘱を取り消す場合があります。
住所
連絡先
*玉東町HP(応募関連書類掲載)https://www.town.gyokuto.kumamoto.jp/kiji0031014/index.html *ご不明点がありましたらお気軽にお問合せください。
玉東町役場 企画財政課、受託事業者:一社)くまもと地域おこし協力隊ネットワーク
このプロジェクトの地域
玉東町
人口 0.47万人

一社)くまもと地域おこし協力隊ネットワークが紹介する玉東町ってこんなところ!
町の主要産業は農業で、みかんをはじめとしたフルーツの栽培が盛んな町です。中でも2003年から栽培がはじまり、日本一の栽培面積を誇るスモモ「ハニーローザ」は様々な加工品が誕生し、今や町の誇りとなっています。
町のキャッチコピーは「みかんと史跡の里」であり、温州(うんしゅう)ミカンをはじめとした柑橘類や梨、スイカ、イチゴといった各種果実の生産が盛んです。また、明治10年(1877)西南戦争の激戦地が町域各地に残されているほか、古代以降の遺跡や千年以上の歴史をもつ神社が残る歴史ある町です。西南戦争という激しい内戦をきっかけに現在の日本赤十字社の前身である「博愛社(はくあいしゃ)」が発足したことから、玉東町は日本赤十字社発祥ゆかりの地といわれています。県の伝統工芸品である「木葉猿」は、1,300年の歴史をもつ素焼きの猿の郷土玩具で、今も人々の安寧を願って一つ一つ丁寧に作られ続けています。
このプロジェクトの作成者
くまもと地域おこし協力隊ネットワークは、現役の地域おこし協力隊やOBOG の活動を包括的にサポートすることで、地域の活性化に寄与することを目的とし熊本県内で地域おこし協力隊として活動していたOB・OGが中心となって2020年2月に設立した団体です。
2024年7月1日より『一般社団法人くまもと地域おこし協力隊ネットワーク』として、バージョンアップ!県内5エリアそれぞれで手厚いサポート体制を整え、活動の輪を広げて参ります。
















