東京から新潟市へ。移住の家探しで私が感じたこと
公開日:2026/07/31 00:04
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2026/07/31今回は、私が首都圏から新潟市へ移住する際に経験した「家探し」についてお話しします。
東京で仕事を続けながらの物件探しは、想像以上に大変でした。
限られた時間の中でどのように準備を進め、最終的にどんな住まいを選んだのか。 実際に経験して感じたことを交えながらお伝えしたいと思います。
これから地方移住を考えている方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
事前リサーチ
私は地域おこし協力隊への採用が決まってから、新潟市への移住に向けて家探しを始めました。
東京で仕事を続けながらの物件探しだったため、現地へ行ける日程は限られていました。そのため、事前の情報収集には特に時間をかけました。
久しぶりの家探しだったこともあり、最初は「どんな物件に住みたいのか」が自分でもはっきりしていませんでした。
しかし、Webでたくさんの物件を見ていくうちに、「絶対に譲れない条件」「できれば叶えたい条件」「避けたい条件」が少しずつ明確になっていきました。
当初は住みたいエリアを決めていましたが、時期的に物件数が少なかったため、エリアを広げて探すことにしました。
最終的には約10件の候補をリストアップし、優先順位を付けたうえで複数の不動産会社へ内見を予約しました。
ところが、予約から実際の内見日まで少し期間があったため、一番気になっていた物件はその間に契約が決まってしまいました。ほかにも数件が埋まってしまい、人気物件の動きの早さを実感しました。
家探しはタイミングも大切です。良い物件ほど早く決まってしまうため、焦る気持ちもありました。
一瞬、「内見せずに決めてしまおうか」と考えたこともあります。
それでも実際に見学してみると、写真だけでは分からないことがたくさんありました。
写真ではとてもきれいに見えた部屋でも、実際に訪れてみると築年数相応の古さを感じる物件がありました。一方で、築年数が経っていてもリフォームが行き届いており、想像以上にきれいな物件もありました。
また、実際に現地を歩いてみると、周辺の雰囲気が自分のイメージと異なることもありました。写真では明るく見えていても、建物の向きや周辺環境によって日当たりが思っていたほど良くない物件もありました。
今振り返ると、Webだけで決めなくて本当に良かったと思っています。
条件は最初から完璧に決める必要はありません。実際に物件を見ながら、「自分にとって何が大切なのか」を整理していけば大丈夫だと感じました。
見学~契約
見学は2日間に分け、午前・午後でそれぞれ別の不動産会社を予約しました。追加で紹介していただいた物件も含め、合計で十数件の物件を内見しました。
最初は少しハードなスケジュールかなと思いましたが、「違うな」と感じた物件は短時間で見学を終えたため、思っていたより余裕をもって回ることができました。
久しぶりの家探しだったこともあり、さまざまな物件を見る時間そのものが楽しく、「こんな間取りもあるんだ」「この設備は便利そう」と、新しい発見の連続でした。
4月の入学や転勤シーズンが落ち着いた後だったため、物件数は少ない時期でしたが、その分、不動産会社の方には一件一件丁寧に案内していただけたように感じました。
また、5月の新潟は晴天の日が多く、2日間とも天気に恵まれました。日当たりや周辺環境をしっかり確認できたことも、物件選びをするうえで良かった点だったと思います。
最終的には2件まで絞り込みました。最後まで迷いましたが、家賃やセキュリティ、部屋の広さのバランスに加え、「どんな暮らしを送りたいか」を決め手に選びました。
仮申し込みまでは新潟で行いましたが、その後は東京へ戻る予定があったため、一度帰京しました。
重要事項説明はオンラインで受け、契約書も東京の自宅へ郵送していただきました。以前なら現地で手続きが必要だったことを思うと、本当に便利になったと感じました。
実際に内見してみると、写真だけでは分からないことが本当にたくさんありました。だからこそ、可能であれば現地に足を運び、自分の目で見て、周辺を歩いてみることをおすすめします。
移住後、実際に住んでみて
私は現在、仕事のほとんどをテレワークで行っているため、自宅で過ごす時間がとても長いです。
東京で住んでいた家は決して広くなく、快適とは言えませんでした。今は当時の約2倍の広さの住まいになり、ゆとりを感じながら生活しています。
キッチンも広くなり、料理が格段にしやすくなりました。
以前はスペースの都合で諦めていたインテリアも、今の住まいでは少しずつ楽しめそうです。
まだ荷ほどきは終わっていませんが、これから少しずつ家具やインテリアをそろえ、自分らしい空間をつくっていきたいと思っています。
窓からの眺めも良く、仕事に疲れたときには景色を眺めながら気分転換をしています。
また、徒歩圏内には大きなスーパーがあり、日常生活で不便を感じることはほとんどありません。
一方で、新潟市は中心部であれば車がなくても生活できますが、郊外では車があることで行動範囲が広がり、生活のしやすさも大きく変わると感じています。
これから車を所有する予定がある方は、物件選びの際に駐車場付きかどうか、有料・無料の別、さらに空きがあるかも確認しておくことをおすすめします。住み始めてから慌てないためにも、あらかじめ確認しておくと安心です。
実際に暮らし始めてみると、住み心地は部屋の広さや設備だけで決まるものではなく、周辺環境や日々の買い物のしやすさ、交通の利便性など、さまざまな要素が重なってできているのだと実感しています。
暮らしやすさは、部屋だけでなく周辺環境も含めて選ぶことが大切だと感じています。
これからも少しずつ自分らしい住まいを整えながら、新潟での暮らしを楽しんでいきたいと思います。
~おわりに~
今回は、私が首都圏から新潟市へ移住する際の家探しについてご紹介しました。
実際に家探しをしてみて感じたのは、「事前に条件を整理すること」と「実際に現地で物件を見ること」の大切さです。
写真だけでは分からないことは意外と多く、周辺環境や日当たり、部屋の雰囲気などは、自分の目で見て初めて気付くことがたくさんありました。
だからこそ、可能であれば実際に現地へ足を運び、自分がその場所で暮らす姿をイメージしながら物件を見ることをおすすめします。
もちろん、家探しに「正解」はありません。
大切なのは、自分にとって譲れないことと、暮らしの中で大切にしたいことを少しずつ整理していくことなのだと思います。
この記事が、これから地方移住を考えている方にとって、少しでも家探しの参考になればうれしいです。
次回は、首都圏から新潟市への「引っ越し」についてお話ししたいと思います。
このプロジェクトの地域
新潟市
人口 78.90万人
池田ちおりが紹介する新潟市ってこんなところ!
新潟市は、日本海や信濃川などの自然に恵まれながら、都市としての利便性も備わった、暮らしやすいまちです。
実際に帰省したときに感じたのは、時間がゆったりと流れているような心地よさでした。 広い空や川の風景、四季の変化を身近に感じられる環境、そして人のあたたかさに触れる中で、自然と「ここで暮らしたい」と思うようになりました。
新幹線で首都圏へのアクセスも良く、日常の買い物や生活にも困らない一方で、少し足をのばせば豊かな自然が広がっています。 仕事と暮らしのバランスを大切にしながら、自分らしいペースで生活できることも、新潟市の大きな魅力だと感じています。
このプロジェクトの作成者
新潟市出身。 2度の首都圏での暮らしを経て、地域おこし協力隊への採用をきっかけに、ふるさと新潟へ移住。 現在は、地方創生や地域移住に関する記事のライティングと、キャリア支援業務に携わっています。 プライベートでは、おいしいものを食べ、自然と触れ合いながら、大切な人たちとスローライフを送ることを大切にしています。