東村で見つけた、自然と仕事と子育ての調和

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2026/09/03

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沖縄県国頭郡東村は、沖縄本島北部に位置する人口約1,500人の山原(やんばる)の豊かな自然に恵まれた村です。パイナップルの生産量が日本一知られている同村では、現在4名の地域おこし協力隊が、観光振興やSNS運用、情報発信と多角的なアプローチで地域活性化に取り組んでいます。本記事では、家族で東村に移住し、地域おこし協力隊として活動している、はるかさんに話を伺いました。

子どもと暮らすなら東村

今回インタビューしたのは静岡県出身のはるかさん。大学進学を機に関東圏へ移り、東京で看護師・助産師として医療の最前線で働いていました。結婚後、お子さんが誕生。出産を機に仕事を退職し、子育てに専念する日々が始まります。

「子どもを育てるなら、自然に近い環境でしたかった」

都会で暮らしながら、そんな想いがあったと言います。沖縄への移住を夢見ながら、そのタイミングをずっと探っていたはるかさん。やがて、地域おこし協力隊の応募が目に留まります。内容を見ると、自分たちの興味とぴったり合致していました。

協力隊のインターンプログラムで1ヶ月間、実際に東村で暮らしてみることに。その経験を通じて、ここならやっていけると確信。2025年4月から家族で東村へ移住しました。そして、旦那さんも東村地域おこし協力隊として赴任し、ネイチャーガイドとして活動することに。夫婦で東村の魅力を伝える活動をしています。

旦那さんと息子、自然の中で家族と過ごす休日
旦那さんと息子、自然の中で家族と過ごす休日
一面に広がる慶佐次湾のマングローブ群
一面に広がる慶佐次湾のマングローブ群

地域に通い、外に伝える

はるかさんの協力隊の活動は、主にSNS運用とPR活動です。役場の公式SNSアカウントと連携し、情報発信に取り組んでいます。発信のテーマは「観光」「移住」「ふるさと納税」と3つのテーマを主軸にしています。観光では、東村のアクティビティ紹介、公認ガイドの一人ひとりの紹介、そして村内の飲食店を紹介しています。

取材日はちょうど飲食店の取材をする日とのことで、同行させてもらいました。東村の道の駅サンライズ東の中に新しく開店した食堂、島厨房Kafuu。店主の方とお話をしながら、メニューの特徴やお店のコンセプトなどを丁寧にインタビューするはるかさん。店内の様子に目を配りながら、店主が大切にしている想いなどを汲んでいきます。

一方、移住をテーマにしたSNS発信では、東村に移住した方々へのインタビューを掲載。東村を選んだ理由や村に来てから生活がどう変わったのかなど、移住者目線の声を発信することで、移住希望者に東村の暮らしを具体的に想像できるよう心がけているといいます。 ふるさと納税に関する情報発信では、返礼品を提供する事業者に密着取材。生産者の背景や、こだわりを丁寧に伝えることで、東村の魅力をPRしています。

飲食店での取材の様子
飲食店での取材の様子
見やすいレイアウトで移住者目線の声を発信
見やすいレイアウトで移住者目線の声を発信

自然に囲まれて暮らすという選択

「ガイドの仕事も魅力的なんです」

そう語るはるかさん。

東村の豊かなマングローブ、森、滝など、それらを紹介するネイチャーガイドとしての活動にも取り組んでいます。

東村と近隣の国頭村、大宜見村を含む三村にまたがる自然豊かな森は「やんばる国立自然公園」として知られています。 そんな大自然に恵まれた東村で、慶佐次湾のヒルギ林をカヤックに乗って散策したり、森のトレッキングや里山探索等、ゲストに自然を紹介することで村の魅力を伝えています。現在、村公認ガイドの資格取得を目指して経験を積んでいる最中です。

移住前は看護師・助産師として「ホスピタリティ」を大事にしてきたはるかさん。ガイドという新しい仕事の中にも、その想いは変わらず根付いていると言います。 同時に、はるかさんは助産師として、地域に貢献する道を模索中。昨年は、村内で父親向けの子育て講座も担当しました。医療と観光という二つの軸で、東村を支える存在になりつつあります。

「ふとした時に聞こえる野鳥の声、車の窓から見える海や空の色。日常のなかで自然の美しさを感じられることが幸せです」

都会で見つけられなかった、仕事と子育てと自然が一つになる場所。はるかさんとご家族が思い描いた生活、日常の中に笑顔と自然が溢れていました。

写真提供:はるか、筆者(外山) 取材日:2026年7月28日

慶佐次湾のヒルギ林でガイドする様子
慶佐次湾のヒルギ林でガイドする様子
カヤックに乗っている
カヤックに乗っている

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沖縄県

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人口 146.82万人

おきなわ島ぐらしが紹介する沖縄県全体ってこんなところ!

エメラルドブルーの海に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる沖縄。那覇の街歩きや国際通りのにぎわいもあれば、少し足を延ばすと集落の古民家や赤瓦屋根が残り、地域ごとの暮らしの営みが息づいています。島ごとに異なる伝統芸能や食文化が受け継がれ、祭りや行事を通して地域の人とのつながりを感じられるのも魅力です。観光地として知られる一方で、日常には市場での買い物や浜辺の散歩、庭先での交流など、温かな人との触れ合いが広がっています。都会の便利さと島ならではの自然、そして多様な文化が共存する沖縄は、暮らす人にとっても発見と喜びにあふれた場所です。

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沖縄移住に向けた情報発信 沖縄県では、沖縄県移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」において、沖縄移住・沖縄暮らしの「今」を発信しています。移住相談会や移住体験ツアーなどの開催案内をはじめ、『住む』『働く』『支援』『子育て』『医療』5つのカテゴリー別に支援機関などの紹介を行っているほか、市町村の生活環境や移住定住に活用できる支援制度の情報など、沖縄移住の情報収集に役立つ情報を掲載しています。

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